「天が呼ぶ!地が呼ぶ!人が呼ぶ!
エロが好きだとみんな言う
HENTAi仮面ここに参上!」
はい、というわけでスタートです。
この時代に翻弄され多くのものを失い、
幾度の挫折、そして憎しみ、怒り、哀しみを背負った
独りの男が今ここに死に瀕していた。
「この拳が!この俺の怒りだぁー!ォォォオァチャァァァァァ!」
メキィィッ!!
「ぐぁぁぁぁぁ!」
―――ガコン、ガラガラ・・・
――どうして・・・この俺が・・・――
「はぁはぁ・・・うぐ・・ぐ、ぅがぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
―――ピキピキッ!ググッ!ブシャァァァァァァァァ―――
甘さなど捨てたケンシロウはジャギに宣告した。
「貴様には、その醜い死に様が相応しい・・・
・・・あと数秒で貴様の肉体は地上から消え失せる・・・
終わりだジャギ」
――畜生
「終わりだとぉ!?ハァハァ・・・
馬鹿を言うなぁ!これが貴様の地獄行きの始まりよ!」
――あぁ、糞がぁ・・・
「貴様にはまだ二人の兄がいることを忘れたかぁ!」
「!!」
――何故なんだ・・・?
「貴様の地獄が目に見えるわぁ!
うぐ!ぐぅぅぅぅぅぅぅぅ!」
――情けねぇ・・・
殺してやりたいほど憎い奴に逆に返り討ちにされるなんてよう・・・
俺はいつ、ドコで間違えた?・・・
ここまで来るのに多くの準備をした
暗殺術、南斗聖拳、肉体・・・
多くの技や技術をこの憎しみを晴らすために磨いてきた・・・
わからねぇ・・・
ジャギは気が付けば頭の中で過去を遡っていたが
その答えは見つからなかった・・・
浮かんでくるのは忌むべき者たちの顔
ラオウ、トキ、ケンシロウ、そしてリュウケン・・・
今度は数々の部下たちや少年時代かつてであった者たちが浮かび、
今まさに死ぬ寸前、
最後に掛け替えのないとある一人の少女の笑顔が脳裏に浮かんできた
――アンナ・・・そうか俺は、俺は・・・お前の――
「ぐわぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
グシャ!ドパァァァ!・・・
「・・・・・・・・・。」
ジャギが物言わぬ肉塊に成り果てていくのをケンシロウはただ黙ってみていた。
確かに、ジャギによってケンシロウは多くのモノを失っていた。
しかし、いくら歪もうとも兄をこの手で殺すことは、
あまりにも非情な運命だった。
だが、ケンにその甘さを捨てさせる切欠となったのは、
―――ジャギが最後に思い浮かべたあの少女―――、
アンナとの出会いに他ならなかった。
「もし、貴方がここまで歪むことにならなかったら、
あの時貴方にとって大切な人ががあのような事にならなければ、
俺と貴方の運命はこうはならなかったはず・・・
兄さん、
もし来世というものがあるななら今度はどうか幸せになってください・・・」
その時、とある声がどこからともなく聞こえてきた。
――その願い、叶えてあげようか?――
「誰だ!?」
ケンシロウは声が聞こえた瞬間いつでも相手を捉えれるように体を身構えた。
――そう身構えることはないよ、ただ僕は聞いただけだよ
君の兄を幸せにしてほしいという願いを叶えて欲しいかって、
勿論対価は必要だけどね――
「何だと?」
――さぁ、どうする?普通に彼を転生させるか
それとも対価を払ってこの僕に彼の運命を導いてほしいのか
すまないけど、時間がないから早く決めて欲しいな――
その言葉を聞いたケンシロウはどんな対価を要求されるかもしれないのに
すぐに決めた。
「・・・もし、本当に叶えることができるのならどうか兄を・・・
ジャギが良い運命になるよう導いてください」
ケンシロウは見えない声の主に対して深々と頭を下げた。
――その願い、確かに僕が聞き入れた
対価はそうだねぇ・・・君には数々の試練を与えることにしよう。
まぁ頑張って乗り越えていってね
それじゃあ、さようなら!――
風が一瞬強く吹いたかと思うと声の主がもういないと分かった。
こうしてジャギの新たな運命が今始まろうとしていた。
それが本当に幸せになるのか
それとも過酷なものとなるのか
今はまだ誰も知らない。
――To be continued――
いやぁ~ついに投稿しちゃったねぇ・・・
ちなみに北斗神拳昔アニメ見てたぐらいで結構うろ覚えなんですが
南斗人間大砲?とやらが一番好きでした
人物では昔から何故かジャギ様が好きです(本当になんでだろう?)
ちなみにジャギ様弱いと思われがちだけど
宗家の血が入った化け物三兄弟と比べて劣っているだけで
潜在能力はトップクラスだと思う
真面目に修行してれば原作でも相当の強者になったことでしょう。