ヤマメは手帳に書いたことをレポートに纏めて上に提出しつつ、独自の辞書を平行して作成した。
「こんなことできるの黒谷だけ。(迫真)」
作業風景を見ていた柳田は3徹でピンピンしながら高速で仕事をするヤマメを見てこんなコメントを伊丹に呟いている。
「さて、もう少し頑張ろうか。」
レンジャーを元にした基礎訓練をおこなうと、ヤマメを抜いた36名はあまりの過酷さに死にそうな顔をしていた。
「黒谷隊長・・・もう無理っす。」
飯島3等陸尉(入隊理由 中二病を拗らせた ナチ信者だったが現実を見るようになってきた)の声に私は
「これ、中学生の時にやってたから。ほら、起きて。」
と声をかけるが誰も起き上がろうとしないため
ボソ
「あれ使うしかないか。」
私は背負っていたリュックから薬品の入ったタンク(10キロ)を取りだし、コップで1人1人飲ませていった。
ムク
するといきなり起き上がり、コースに沿って全力疾走を始めた。
(改造したプロテインと疲れを取る薬なんだけどな~。副作用で意識が飛ぶからな~。)
その後ヤマメと意識を失った男女の隊員は約3時間走り続け、意識を取り戻した瞬間に全員気絶して死体のように動かなくなったので他の隊にも頼んで宿舎まで運んでもらった。
バン
「ご飯の時間だよ~!!」
もちろん筋肉痛で動けない彼らは口を開きっぱなしにしていたのでどろどろに溶かした戦時食(先ほどとにた栄養剤 副作用は強烈な睡魔)を無理矢理食わせるということを繰り返し、睡眠中はフルダイブによるバーチャル世界で兵器の訓練をおこなわせた。
3週間が経過すると屈強な肉体へと変貌した小隊員の姿があった。
「マッチョな柳田は似合わないねwww。」
柳田は細かった体がプロレスラー並みの体となり文系の顔とのギャップに初対面の人は必ず吹き出していた。
「誰のせいだ!!誰の!!」
こう言っているが鏡の前でマッスルポーズをしていたことを私は知っている。
「もうお嫁にいけないのかー。」
女性の高橋陸士長(入隊理由 ヤマメに憧れたため たまたま東方を知りルーミアを気に入って口調がルーミア風に )はそんなことを言っているが、口調と頭の中身を何とかすれば弾き手は数多いると思うほど綺麗な大和撫子である。
「このボディースバラシイでーす。」
スリランカ人のハーフで数年前までスリランカにいたイスル陸士長(入隊理由 空自と間違えた)は元からマッチョだったが、今はゴリラみたいな体である。
「老体には答えるな。」
佐久間2等陸尉(入隊理由 父は中野中学出身のため国に尽くすとして自衛隊に入隊した)は50を過ぎているため変わらないが、若々しい雰囲気に変わっていた。
「さて、T14・・・いや、14式を動かそうか。」