「・・・。」
下に双眼鏡で下を見る。
ヤマメは惨殺された人や焼けて黒く焦げた人がそこらに転がっていた。
「・・・昔を思い出すね~。」
「キャァァァ!!」
「妖怪だ!!助けてくれ!!」
四天王の合間を縫って勢力を拡大し、そのまま土蜘蛛の大将として平安京に進行した時も似た光景は目にしていた。
そして安倍晴明が私以外の土蜘蛛を殺し、私も手足を3本失う大怪我をしてトラウマになった。
「・・・傷は治れど心は治らず。人あらずものなり、人超えたるもの博の英霊となり人害を払う。」
私はおもむろにパラシュートを取り外し、300メートル下のコンクリートに落ちる。
バン ゴロゴロ
しっかりとした受け身で敵の真ん中に落ちる。
「黒谷1等陸佐参ります。」
4.6mm軽機関銃と89式5.56mm小銃を背中から両手に持ち替え、前の敵に発砲した。
バババババ
発砲しながら私は無線で降下中の新兵に下に発砲するように命令する。
『隊長!!正気ですか!!当たりますよ!!』
「黙れ、早く撃て、撃たないと死ぬのは民間人だ。」
無線から悲鳴が聞こえてきたが無視である。
ヤマメは自衛隊でも自分にしか出来ない機関銃による狙撃を開始した。
「フンゴ!!」
バン
「89式5.56mm小銃だと眼球から脳まで届けないと即死しないね~。・・・これだとパワースーツを配備したアメリカには効果がないし、ロシアの特殊防弾チョッキも貫通しないだろうね。」
降下して約1分50秒、ヤマメ駅前の敵を殲滅。
個人戦果は267名の敵兵射殺と使用弾数が268であったことだ。
全体が310名だったのでほとんどをヤマメが倒したこととなる。
「隊長怪我は!!」
降りてきた新兵が私の安否を確認する。
「怪我なし、任務を開始する。駅のバリケードの後ろにヘヴィハンマーを配置して民間人と協同して敵の進行を送らせる。」
「「「は!!」」」
ダッシュで私達はバリケードに向かった。
「ひ、ひ、ひい。」
「くそ、くそ!!山田と夏が。」
警備員と警察官が必死に駅前を死守していた。
『こちら第一空挺団黒谷1等陸佐である。駅前の敵は排除した。』
スピーカーで私は混乱していると思われるバリケードの中に声をかけた。
「・・・元帥だ!!」
「元帥閣下だ!!」
スピーカーの声を聞いた駅内部にいたオタクが騒ぎ出す。
同人誌即売会があったため帰宅途中や逃げてきたオタクの数は200近くおり、軍オタだけでなく、オタクなら自衛隊のヤマメは嗜みとして知られており、一般人からもSAO事件の対策を速やかにとった自衛官であり、志津ヶ原立てこもり事件の単独突入は歴史的な行動だったため記憶されていた。
・・・でなぜ元帥かというと、これ等の名声から自衛隊のイメージアップとしてYouT〇beにて自衛隊解説動画作製の代表として歴史、音源mod、個人チャンネルでの私生活暴露と色々していたのだ。
その為オタクから元帥と呼ばれていた。