軟禁は翌日には終わった。
体がなまっている・・・何てことはなく、私はすぐにいつものように訓練を開始する。
「わかってたけどさ~、あからさま過ぎるでしょ。」
畏敬を抱いている他の部隊の隊員を見て自衛隊の意識に落胆する。
(まぁ一部は宗教染みた尊敬を抱いているからいいや。・・・それもどうかと思うけどね~。)
私は駐屯地の隣にあるハーフエルフと難民の村を訪れていた。
「ミサカは陸将補の身体能力が人間の限界値を優に超えていることに疑問を持ったと直接質問する。」
村で炊き出しの手伝いをしていたミサカに質問される
「人間に限界何てない・・・としか言えないな~。」
「むう、とミサカは顔をしかめる。」
「個人情報だから言いたくない。まぁ何か隠しているとは思ってもいいよ。」
「質問する。あなたは伊丹の口にするヤマメ?」
横から私に話しかける少女がいた。
「ん?あなたは?」
「レレイ・ラ・レレーナ・・・賢者の弟子。」
「伊丹から聞いてるよ~。コダ村から大変だったね。」
ナデナデ
「こちらの世界で成人は15歳だから私はもう大人。子供扱いしないでほしい。」
「それはごめん。・・・で?どうしたの?」
「神の使徒と殺し合いをして生きているヤマメに質問する。なんで生きてるの?」
「なんでって・・・取引したから?」
「取引?」
首を傾げる・・・小動物みたいで可愛い
「日が沈むまで殺されなければ死期を延長するって約束。」
「・・・それでも不思議。世界で神の使徒は天災扱い。神に打ち勝ったともいうべき。・・・自衛隊にはヤマメみたいな人が沢山いるの?」
「いないね。だてに自衛隊最強の称号を持ってないよ。」
「・・・疑問は尽きないがまた今度にする。」
「それだと助かるよ~。あ、私からも質問ね。この村で欲しい施設でレレイはある?あと仕事を与えたいんだけど・・・。」
「特にはない。ボーリング場は楽しいし、声が外に聞こえない部屋で流れる音楽は聞いていて楽しい。仕事は子供にでもできるのなら良いと思う。」
(知識に飢えてる目をしてるな~。図書館でも作ればこんな知識人も集まってくるかな?・・・子供にでもできる仕事だと簡単な手伝いかな?労働となると労働基準法に抵触するからな~。・・・あれにしよう。)
「ねぇ、レレイ。ええっと、これこれ、真珠ってこちらの世界ではどれぐらいの価値?」
携帯で真珠の写真を見せる
「質によるけどシンク金貨1枚から。庶民では買えないほど高い。」
(ん?そうなると物価がとてつもなく安いかもしれないな。・・・調べる必要があるね~。)
「ありがとう。」