仮面ライダーディケイド 新たなる旅立ち   作:貴文080

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キャラ設定は出来るだけズレないように気をつけたいと思いますが、原作との差異がある場合…ごめんなさい先に謝っておきます。



プロローグ

それは突然の出来事だった。

眩い光が俺を包み込み。気づくとそこは無重力と暗闇に支配された世界だった。

「ここは…」

辺りを見渡すが、何もない世界。

「門矢士…いや、仮面ライダーディケイド」

俺の名を呼ぶ声と共に、1人の男が突然目の前に現れた。

「お前は?」

「私の名前はアカレッド。全ての戦隊における象徴みたいなもの。そう思ってくれればいい」

「その戦隊の象徴が仮面ライダーに何の用だ?」

俺はアカレッドに問いかける。

「君に世界を巡る旅をもう一度してもらいたい」

「何を言っている。ライダーの世界を巡る旅はお前に言われなくても…」

「早合点してもらっては困るな」

俺の言葉を遮りながら、アカレッドは言葉を続ける。

「君に旅をしてもらいたいのは、ライダーの世界ではなく、戦隊の世界だ」

そう言うと、アカレッドは手のひらを差し出す。

そこには、虹色に輝くピラミッド状の水晶の様な物体があった。

「これは戦隊の大いなる力を具現化した物のレプリカだ。これ自体は力を持っていない」

アカレッドの手のひらから、レプリカが消える。

「この大いなる力は、とある戦隊が勇気ある決断の末に無くなったはずだった。しかし、世界を巡る術を持った者たちが、本来の世界を巡ることで、その力を得ようとしているのだ」

「なるほど。大体わかった。世界を巡りそれを邪魔しろということか」

「その通りだ」

しかし、腑に落ちない事もある。なぜ、仮面ライダーである俺に頼む。

今までもライダーと戦隊は一時的に共闘することはあったとしても、基本的には自分の世界を誰かに委ねるという事はしない。

もちろん、それはライダーも一緒だ。

「何故、ライダーである君に頼む。といった感じだな」

「ああ」

「本来なら、戦隊の世界は戦隊で守るべきなのだろうが、世界を巡る術を我々は持ち合わせていない」

「だから、俺に…か?」

アカレッドは大きく頷く。

「ただ、君だけに全てを託す訳にもいかないだろう。彼らなら君の力になってくれるだろう」

「彼ら?」

そう問いかけた瞬間、目の前からアカレッドと名乗った男は姿を消した。

それに気づいた瞬間。辺りが眩いばかりの光に包まれる。

「そう。君が仮面ライダーを繋ぐ者なら、彼らはさしずめ、戦隊を繋ぐ者たちだ」

アカレッドの声が遠くから聞こえる。

その声が聞こえなくなると共に、俺を包む光が弱くなる。

そして、気づくと俺は…見知らぬ場所でエプロン姿で立っていた。

「ここは…」

辺りを見渡すと、棚に並んだコーヒーカップやサイフォン。

どうやらここは喫茶店らしい。

俺はエプロンについた名札に気づくと、それを外して確認する。

「喫茶サファリ店長。門矢士…これがこの世界の役割か」

そう呟いた瞬間、扉が開く鐘の甲高い音と共に、一人の男が店に入ってくる。

「地球に帰ってきたらカレーって決まってるだろう。なあ、お前ら」

 

 

続く

 

 

 

 

 

 

 

 

 




プロローグです。平成ライダーでディケイドが一番好きという
異端児ですが、どうぞよろしくお願いします。
当然、次回から本編スタート。もちろん、出てくるのは
豪快なアイツらです!
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