初心者たちのクトゥルー神話体験   作:隔離場

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罪の身代わり PL:B,E,F 前編

GM「はい、それじゃ『罪の身代わり』始めようか」

 

B&E&F「「「よろしくお願いしまーす」」」

 

GM「えっと、まずは探索者の詳細情報からお願いしてもいい?前(壁の中にいるの時)はやり忘れちゃったから」

 

B「まえ?…まいっか。じゃぁ、はいこれ」

 

 

◇◆◇

 

中島 圭 性別:男 年齢:28

職業:医者 母国語:日本語 PL:B

STR:09  DEX:08  INT:14 アイデア:70

CON:13  APP:13  POW:10  幸 運:50

SIZ:14  SAN:50/99  EDU:16  知 識:80

H P:14  M P:10  db:0

――――――――――――――――――――――――――――――

[技能](職業技能点:320 個人技能点:140)

[職業技能]

応急手当:35% 信用:75%  説得:55%

医学:80%   経理:50%  生物学:51%

薬学:51%

[職業選択技能]

英語:31%

[個人技能]

キック:65%  跳躍:65%  聞き耳:45%

目星:45% 

――――――――――――――――――――――――――――――

 

◇◆◇

B「名前は中島 圭(なかじま けい)、小さな病院の精神科医をやってるよ」

 

GM「おっと、これは何というか……微妙な振り方だね」

 

B「いやー、適当に作ったからねー?」

 

GM「STRは人並みだけど、後半の能力値は意外と高めだね」

 

B「がたいはいいんだけど力仕事が苦手でね?その代わりに頭を使うのは得意だったから、デスクワークに没頭できて人と触れ合える医者になった感じだよ」

 

GM「ふんふん、この跳躍は?」

 

B「学生時代体育で唯一得意だったのが高跳びだったよ」

 

GM「りょうかーい。……この街の小さな診療所?」

 

B「そだよ?」

 

GM「名前は『片伊勢』?」

 

B「うん」

 

GM「oh……」

 

E「えっなに?(録音してるって言ったから)ここまで黙ってたけど、そんな顔されたら気になって仕方ないんだけど」

 

F「あっ喋ってよかったの?」

 

GM「あぁ、うん。喋っていいよ。……片伊勢診療所。私の探偵事務所と似たような感じで、フリーダムな奴がいる」

 

F「ちなみにどんなの?」

 

GM「APP3の医者(男)とその恋人(男)、あとは小児科担当医のロリコン(男)」

 

E&F「「えっ」」

 

GM「……次いこうか」

 

E&F「「…はい」」

 

 

◇◆◇

 

天保 文 性別:女 年齢:19

職業:コンビニ店員 母国語:日本語 PL:E

STR:15  DEX:14  INT:13  アイデア:65

CON:08  APP:13  POW:11  幸 運:55

SIZ:13  SAN:55/99  EDU:13  知 識:65

H P:11  M P:11  db:+1D4

――――――――――――――――――――――――――――――

[技能](職業技能点:260 個人技能点:130)

[職業技能]

聞き耳:75% 言いくるめ:75% 信用:45%

値切り:15% 経理:20% 心理学:68%

[職業選択技能]

運転(自転車):40% 応急手当:40%

[個人技能]

回避:50% こぶし:60% 拳銃:70%

ライフル:70%

 

――――――――――――――――――――――――――――――

 

GM「これはまた……」

 

E「名前は天保 文(てんぽ あや)。コンビニ店員だよ」

 

GM「てんぽ?」

 

E「てんぽ」

 

GM「…なるほど。能力値的にはSTRが高めで、APP,SIZ,INT,EDUがきれいに並んだね」

 

E「ダイスの女神様はどうしても私に不運な目に合わせたいみたい」

 

GM「よし、じゃあ舞台の街は今金曜日ということにしておこう!」

 

E「やめーや」

 

GM「まぁ、それは置いといて、この遠距離攻撃系の物騒な技能の理由は?」

 

E「サバゲー常連ということで…」

 

GM「19で常連かぁ……まぁいいよ」

 

E「わあい、わあい」

 

GM「ラストを飾るのは初心者のFさんだね」

 

F「うぇい」

 

◇◆◇

 

宮口 穣  性別:男 年齢:23

職業:警察官 母国語:日本語 PL:F

STR:11  DEX:13  INT:11  アイデア:55

CON:12  APP:12  POW:10  幸 運:50

SIZ:13  SAN:50/99  EDU:15  知 識:75

H P:13  M P:10  db:0

――――――――――――――――――――――――――――――

[技能](職業技能点:300+100 個人技能点:110+100)

[職業技能]

聞き耳:75% 言いくるめ:50% 目星:60%

心理学:50% 追跡:50% 法律:50%

説得:30%  目星:60% 

[職業選択技能]

拳銃:50%

[個人技能]

回避:70% キック:50% 英語:12%

精神分析:30% 応急手当:50% 日本刀:60%

組みつき:50%

 

◇◆◇

 

GM「ガチガチの戦闘系……と言いたいけど、私たちの卓では私以外の人が初めて作るキャラクターにはサービスで技能点に+100して作ってもらってるよ。技能についても特に触れないし」

 

E「それは私の時も同じだったから特に異論ないけど、なんでそんなサービスしてるの?」

F「あ、それは気になった」

B「私もー」

 

GM「そりゃ、せっかくゲームするんだから楽しんでほしいし?初めて作るキャラがあっけなく死んじゃったらつまらないでしょ?」

 

F「おk。把握した」

 

GM「ただ次はサービス付けないから気を付けてね」

 

F「うーい」

 

B「そういえばうちの卓のクトゥルフって死人出たことあった?」

 

GM「あー、どうだろ。完全に無関係なNPCを除くと……うちの事務所の国木田さんと桜沢さん、Bさんの時の毒入りスープの少女ちゃん。瀕死まで持っていかれたのが私の最初の橘さんかな?あとは小説に出てる千尋ちゃんと樹ちゃんは存命だよ」

 

B「あー……少女ちゃん気に入ってたのになぁ……」

 

GM「ひとえに運が悪かった」

 

E「橘ってあのチート所長でしょ?何と戦ったらそんなに追い込まれるの?」

 

GM「3D20匹のグールに少し削られて、Aさんの初期キャラの学生の武道キックの100ファンに巻き込まれて自動気絶まで持っていかれた」

 

E&F「うわぁ……」

 

B「というか国木田さんと桜沢さんの死因は知ってるよ。隔離場(私の名前)がPLやるときみんなを守ろうとするからでしょ?」

 

GM「ははは…」

 

F「千尋と樹は死んだってことになってなかったっけ?電車に轢かれたとかなんとか」

 

GM「あそこで死んだのは並行世界の二人だからね。実際はあのシナリオもクリアしてるよ」

 

F「ふーん?」

 

GM「ていうか話それすぎだね。軌道修正しないと」

 

F「別にこのまま雑談してもええんやで?」

 

GM「ここの会話を書き起こす私の気持ちになって」

 

E「ご褒美でしょ?」

GM「うん」

 

B「……早かった。今の返事は早かった」

 

F「ちょっと引くわ~」

 

GM「はい!この話終了終わり!セッションするよ!…それで、今回のシナリオは制限時間があるよ」

 

B「はいはい。ちなみに、どのくらい?」

 

GM「制限時間は1時間かな」

 

F「えっ、1時間でクリアできるもんなの?」

 

GM「一応ハウスルールとして技能に成功したら即座に、失敗しても5分後に見つかるようになってるから余裕だと思うよ」

 

E「……どっかで見たようなルールね」

 

GM「よし!始めようか!」

E「おい」

------

 

GM「キミらみんな同じ地域に住んでいることにしたからよろしく。

 さて、君たちがバイトだったりパトロールだったりを終わらせて家でお風呂に入っているといきなり足を捕まれ引っ張られる。

 意識を失いかける中で、声が聞こえる。

 『我を愚弄するものに、裁きを』

 探索者たちが目覚めるとそこは見知らぬ部屋だった」

 

GM「こっから自由に行動してください」

 

B「お風呂で誘拐されるのは初めてだなぁ…」

 

F「風呂で誘拐ってことは今ZENRA?」

 

F「え、ここに女性PC一人いるんだけど。…男二人もいるけど」

 

GM「あー、うん。大丈夫。クトゥルフ特有の不思議な力で白いローブ来てるから」

 

B「ま、とりあえず探索を始めようよ。―――まずは今いる場所の説明を目星いらない範囲でお願い」

 

F「え?ロールプレイとかしないの?」

 

GM&B「したい?」

 

F「いや、あんまり。演技とかできないし」

 

GM「でしょ?えぇっと、部屋の様子ね。今いるのは見た感じ正方形の部屋。シャワーとか湯船があるよ。水は出ないしボロボロだけどね。

 あとは部屋の……中央でいいかな。一枚の紙と水の入ったコップが3つ。ある方向……ここでは東って表現するけど東側に扉が一つ、看板が扉にかけてある…かな」

 

B「ありがと…さて、どうする?お二人さん」

 

E「とりあえず扉は後でいいでしょ、私は机の上の紙を確認するわ」

 

F「それなら俺は部屋全体に目星かな」

 

B「私は……調べれそうなとこ取られちゃったから看板見ようか」

 

GM「了解。まずEから行こうか。紙には『この水は汝らの存在そのもの。手放してはならない』と書かれているよ」

 

E「音読して二人にも情報共有しとくわ」

 

GM「う、うん。次Fいくよダイスどこやったっけ……」

 

【聞き耳】

宮口(60)→27 成功

 

GM「はい。じゃあ即座に情報を出すよ。宮口がこの部屋を見渡すと、この部屋には光源が見当たらないにも関わらず部屋の様子が把握できるくらいには明るいこと、今中島が調べてる扉の奥から光は不思議な力で漏れていることが分かるよ」

 

F「ふーん」

 

GM「はい、最後。看板には『mendax』って書かれてるよ」

 

B「解読できる?」

 

GM「【ラテン語】で」

 

B「初期値かぁ…よいしょ」

 

【ラテン語】

中島(01)→01 クリティカル

 

GM「?!」

E「えっ」

F「ふぁ!?」

 

B「勝ったね」(確信)

 

※実際のダイス結果です。

 

GM「ぇ、あ、うん。ラテン語で『嘘つき』って書かれてたよ」

 

F「ダイスの女神様…?」

 

E「私たちにはなかなか来ないのに…」

 

B「『嘘つき』…ね。メモったし、開けてみようか?」

 

GM「あ、開ける?ドアノブ熱くて掴めないけど」

 

B「入ったらダメージ来るかもね。やめた」

 

E「…コップの中の水は自分自身、手放すなってヒントあったよね?」

 

F「あったな」

 

E「コップを持ってノブ掴んでみるけど、熱い?」

 

GM「全然?」

 

E「Fにコップ持ってもらって、もっかい掴んでみる」

 

GM「あっちっち」

 

E「普通に熱いって言おうよ…」

 

B「コップ持って触ったら大丈夫だったんなら、私もコップ持ってくるよ」

 

F「同じく」

 

GM「うん。それで、どうする?開ける?」

 

E「開けないと進めない気がするし、開ける」

 

GM「この部屋もさっきと同じ正方形の部屋で、ボロッボロなんだけど、シャワーとバスタブの代わりにベッドや瓦礫があるよ。

 違うところって言ったら、女性が一人手錠で壁に両腕を繋がれていることかな。キミらを見つけると、「助けて!」って言ってくるけど、どうする?」

 

B「嘘つきの部屋に、人がいるってことは、この人は嘘つきなのかな?」

 

F「まぁ、試してみようや。『どうしてここにいるんだ?』って聞いてみる」

 

GM「はいはい。『分からない、気づいたら繋がれていたの』と返ってくるよ。……その様子だと、心理学するの?」

 

B「私はしないよ。技能持ってないから」

 

GM「初期値で振ってええんやで?」

 

B「いらない情報が混じったら困るでしょ?【目星】でもしてるよ」

 

GM「はいよ」

 

【心理学】

天保(68)→?

宮口(50)→?

 

GM「じゃあ二人ともこの女性が嘘をついていることが分かった」

 

B&E&F「「「ですよね」」」

 

GM「次、中島の目星ね」

 

【目星】

中島(45)→43

 

GM「出目安定してるなぁ……失敗すればいいのに」

 

B「なんてことを言うのさ……」

 

GM「それなら瓦礫の下に紙と本を見つけるよ」

 

B「紙に何か書いてある?」

 

GM「『みな、心の中に怪物がいる。』かな」

 

B「うっ、私の中に封印された怪物が…っ」

 

E「はいはい、封印封印」

 

GM「悪霊退散。…ここで女性が『喉が渇いた』『その水を飲ませてもらえない?』みたいな感じで話かけてくるよ」

 

E「無視で」

 

GM「はい」

 

B「この部屋の奥にも扉はある?」

 

GM「あるよ、看板と一緒に」

 

E「読みたい」

 

GM「【ラテン語】でどうぞ?」

 

【ラテン語】

中島(1)→01 クリティカル

天保(1)→56 失敗

宮口(1)→37 失敗

 

GM「にゃ!?」

E「ねぇ、また?」

F「ダイスに細工でもしてんじゃねぇかこいつ」

 

B「ふふん」ドヤァ

 

GM「うざい……」

F「うぜぇ…」

 

B「ほら、情報くーだい」

 

GM「『真実』だよ」

 

F「もうこいつだけでいいんじゃないかな」

 

E「ま、進むよ。あ、さっき手に入れた本は持っていく感じで」

 

GM「了解」

 




部屋を半分ほど回ったので今回はここまで。
次で後日談までやります

ダイスが乱舞してます。
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