金剛と言い龍田さんと言い個性が強い人ほど動かし辛いのです……orz
意味深な自己紹介から五日が経った今日。
龍田の練度がかなり高い事から満を期して1-4である南一号作戦に出撃する事となった。
編成は戦艦である
「そういえばさー、龍田ちゃんはそんなに練度が高いのにどうしてこっちに来たのー?白雪ちゃんみたいな感じ?」
あの自己紹介を聞いても臆すること無く地雷原に踏み込んでいく那珂ちゃんの勇姿には敬意を表したいが、余り空気を重くしそうな質問は控えてほしかった。
「あら〜?分からなかったかしらぁ。前の基地は無くなったのよぉ?提督以下二十名の艦娘は死亡。残った私はぁ、此処に送られたってこと」
那珂ちゃんは激しく動揺していたが、正直那珂ちゃん以外の全員が少なからず察していた事であった。
そして恐らく彼女の口振りから一度や二度では無いのだろう事も。
「ご、ごめんね?なんか悪い事をき、聞いちゃったかな」
「いいのよ〜?特に気にしてないからぁ〜。それよりもぉ、深海棲艦のおでましみたいよぉ〜」
「敵艦隊発見っ!方位0-1-0、距離五千。恐らく偵察艦隊だ!」
「総員戦闘態勢!これより砲戦を開始しますっ!」
龍田の事は引っ掛かるが今は目の前の敵に集中しなけれは。
俺は気を取り直し白雪と共に敵駆逐艦へと駆け出して行った。
「敵艦の殲滅を確認、戦闘終了です。引き続き進軍を継続しますよ」
「ま、俺に掛かればこんなもんよ」
「長門さん、ニ級一隻撃破しただけで調子に乗らないでくれますか?」
「はい……すんません」
初戦は何事も無く終了したものの頭のもやもやは無くなるどころか徐々に不安へと形を変えていた。
重巡すらも容易く仕留める程の実力を持つ龍田を擁しながらも壊滅したショートランド泊地第三基地。
そして俺の記憶違いでなければこんな所で出てくる筈のない駆逐二級や重巡リ級エリート。
「白雪、嫌な予感がするんだ。今から撤退することを進言したい」
「何が不安なのかは解りかねますが私達が今撤退する正当な理由があるのですか?」
「それは……」
損害の一切無い現状で撤退するべき確たる理由がある訳では無い。
「でも……いや、そうだね。ただ嫌な予感がするのは確かなんだ。だからいっそう注意して進もう」
「……そうですね、注意するに越したことはありませんね」
白雪は共通回線に繋ぐと全員に警戒を強めるよう指示を出した。
そう、これでいい。
司令官含め基地が壊滅したのなら今撤退してどうにかなる問題じゃないのかもしれない。
それにまだ龍田の経緯と出現した深海棲艦に関連性があると決まったわけじゃない。
なら今俺が余計な事をせずに何時でも万全の体制で挑めるようにして置けばいい。
だが、暫くして
「なっ、なんだってぇ!?」
「どうした長門」
「水偵から報告が入った……敵主力艦隊の中に
シリアス展開待ったなしっ(泣)