「あら、ベッドに居るのね、ちょうど良いわ、準備なさい。私も支度するから」
そういって部長は制服を脱ぎだしたぁぁぁ!?
ちょ、ま、待て、Wait!!何!?何これぇぇぇ!!
え?これあれ?あのハニートラップとか言うヤツ?
いや、一度ハイネさんたちにやられた。それでサキュバス…しかも最高ランクのリリスと言う殺す気ですか!?って状況と雰囲気が違う、うん、部長もなんか思い詰めての行動だし………………………うん、逆に、ヤバクネ?
バッ!!とスカートを脱ぎ捨てる部長。
純白のパンツが眩しいですよ!?
素晴らしい脚線美!!思わず撫で回したくなりますぜ!!
『オイ!!待て、早まるんじゃあ、無い!!いや、本当にちょっと待ってぇ!!何これ!!鉄球が、鉄球がぁぁぁ!!!八つに割れるゥゥゥ!!上半分がズレだしたぞ!!!?否、本当にあのサイズはヤバイって明らかに一欠片が俺と同等かそれ以上のサイズだぞ!?』
部長がついに上着に手をッ
「ぶ、部長!?こ、これはいったッ…」
俺の意志と反して手がわきわき…
バサッ!!となんとも思い切り良く上着を脱ぐ。
そして、俺の目に白く豊かな膨らみが…
『おい、もうちょっと堪えてくれ、あの巨大なのが堕ちてきたら流石に俺でもヤバイって!!!ほら、Be cool!!冷静になれよ、相棒!!本当にこれで良いのか!?』
部長は息を整え俺に近寄っ…て…
「イッセー?私では、ダメかしら?」
「いいいいいいい、イイエ!?そそそそそそ、そんな事は!?」
「いろいろと、考えたのだけど……これしか、方法が無いの」
『相棒!!冷静にだ!!冷静に、身体を見るな!!眼を見て会話をしろ!!』
そ、そうだな、身体を見ずに眼を見て話せば…
「既成事実が出来てしまえば文句もないはず…」
バガァァァ!!
『アイボォォォォウ!!!!亀裂から、亀裂の奥が!?なんか爆発したぞ!?もう、持たないのか!?俺こんな終わり方するのかぁ!?白いのとの戦いじゃなくて宿主の理性が堕ちてきて死ぬのかぁぁぁ!!!?』
え?何これ?俺、部長の初体験に選ばれました!?
「祐斗は根っからのナイトで絶対に拒否するからダメ、だからイッセー、あなたしか居なかった」
その一言で頭が5100度くらいから1600度くらいまで一気に冷えた。
『お?おお?崩壊が止ま…った?いや、未だ安心できん、アレではいつ何時崩れ落ちてもおかしくは……ぬ!?皹や隙間は有る…が元の位置に戻って…安定…した?』
「………未だ足りない部分はあるけど、素質は十分、いえ、十二分と言っても良いくらいだもの。それに…頼んでから数分で情事まで行ってくれるのは貴方ぐらいだもの……」
「部長」
頭は完全に冷静になっていた。
「残念ながら、お断りさせて頂きます」
「……え?」
「俺には今の部長がとてもじゃないですが冷静には、通常の状態には思えません。それに、部長には、消去法などでこのような大事な事を決めて欲しくはありません。
ちゃんとした、自分の意志で好きな人を選んでもらいたいと思います」
布団を部長にかける。
「でも!!私にはッ!!………来てしまったわね……」
部長が何かを訴えかけようするが、床が輝きだし、諦めたような表情になる。
そして忌々しく現れた魔法陣を見る部長。
魔法陣の紋様は……グレモリー眷属!?
しかしこの部長の表情から、部長では如何し様も出来ないような相手?
俺の知っているメンバーだとこの表情はおかしい気が…
そして、魔法陣から現れたのは…
銀髪の見知らぬ若い女性、メイド服を着ている……?
彼女は、俺と部長の姿を確認するなり、静かに口を開いた。
「こんな事をして破談に持ち込もうという訳ですか?」
「こうでもしないと、お父様もお兄様も私の意見を聞いてくれないでしょう?」
「このような下賎な輩に操を捧げると知れば旦那さまとサーゼクス様が悲しまれますよ」
っち、かなり強いな…正規の手段じゃとてもじゃないが勝てない…
部長の魔法陣が現れてからカウントはしていたから…35…今の俺じゃ、これが限界か…おおよそ3.4×10の10乗…ビッグバンを使えば……何とかできるか?…
「私の貞操は私のものよ、私の認めたの相手に捧げて何が悪いのかしら?それに、私のかわいい下僕を下賤呼ばわりしないでちょうだい。例え、あなたでも怒るわよ、グレイフィア」
左手を後に、『袋』を開ける。しかし、取り出さない、秘宝の魔力で感づかれてはいけないから。
「何はともあれ、あなたはグレモリー家の次期当主なのですから、無闇に殿方へ肌を晒すのはお止めください」
部長に拾った上着を渡し、女性の視線が俺へ移った。
!!
「はじめまして。私はグレモリー家に仕えるものです。グレイフィアと申します。以後お見知りおきを」
『Set!!』
彼女、グレイフィアは頭を下げて挨拶をしてきただけだったが俺は思ったより冷静に成れて居なかった様で反射的に戦闘準備を一気に整える。
アイテムを取り出し、装備と強化、赤龍帝の籠手の出現を同時に行う……
「………………あ、申し遅れました。俺は兵藤一誠と言います。部長、リアス・グレモリー様のポーンを八役やらせて頂いております。無駄にテンパッていたみたいです、申し訳ありません。」
ⅩⅩⅩⅤ、35と表示された籠手を付けた手で頭を掻きながら一礼し自己紹介。
「兵藤…一誠?まさか、この方が?」
「ええ、そうよ、『
「……『
「……ねえ、イッセー?その籠手の宝玉の文字は何?」
「え?ああ、部長が着た時にうっかり反射でカウントしていまして……えっと……グレイフィアさんが来てうっかり…かなりの実力をお持ちと判断し、王(ぶちょう)を逃がすために……戦闘準備を整え籠手を出現させてしまいました…」
「それは嬉しいのだけど……そうじゃなくてその文字は?私は始めてみるのだけど…」
「あ、これはちょっと異例らしいんッスけど、溜めて任意でブーストできるようでして…現状の限界が35……まあ、今の俺が35乗ブーストなんかやれば自壊しかねないんで、よっぽどの事がない限りしませんよ」
「イッセー、あなた、いまやろうとしていたわね?」
「………………………………………はい」
「無茶はダメといったわよね?」
「Yes,mam!!」
「はぁ……グレイフィア、私の根城へ行きましょう。話しはそこで聞くわ。朱乃も同伴でいいわよね?
あとイッセー、ごめんなさい。さっきまでのは無かった事にしてちょうだい、今日のことは互いに忘れましょう」
「『雷の巫女』ですか?私は構いません。上級悪魔たる者『女王』を傍らに置くのは常ですので」
「了解(ヤー)、しかし覚えて置いてくださいあの台詞は俺の本心ですので」
「迷惑をかけたわね。明日、また部室で会いましょう」
そう言って、グレイフィアさんと共に魔法陣の中へ消えていった。
そのあと直ぐにアーシアが風呂を上がったのを教に来て、俺は風呂に入って寝た。布団に倒れこんだ時、左腕の籠手(の宝玉が出現するポイント)に『簡易GOアイテム界』がくっ付いた事に気付かずに……
《起動、認証開始……使用者:兵藤一誠…確認、アイテム名……不明…登録されていないアイテムです》
《アイテム名を使用者の認識より『赤龍帝の籠手』と設定》
《登録されていないアイテムなので解析し情報を転送します》
《………送信完了》
《使用者の精神をアイテム内へ》
《制限時間は一時間、HPが10%以下になった場合危険と判断し、強制送還を行います》
《ご武運を祈ります。Good luck》