ここからはのんびり新しく始めたり続き書いたり新作に走ったり色々と活動していきます。
あのライザー倒した直後から記憶が無い。
ブーストの使い過ぎで体力無くなって倒れたようだ。
目を開けたら知らない天井……空気は何となく、病院の物のような気がする。
「目が覚めましたか、イッセーさん!!」
可愛らしい……アーシアの声が聞こえてきた。
「アーシアか……今は?」
寝たまま、問いかける。
「ゲームから六時間ほどです。他の皆さんはもう元気になっていますよ」
うん、いつもの優しい笑顔だ。
あれを見られていない様で何よりだ。
「それで……」
賭けの方はと続けようとして止める。と言うより驚いて止まる。
病室?の床一面が光始めたのだ。
驚いて辺りを見渡し、視線が窓で止まる。そしてイッセーは見てはいけない、否見たくなものを見てしまった様な顔をして笑い出す。
湿度0%の乾いた笑いだ。
それにつられアーシアも窓の外を見る。
光の線が走っていた。
それは明らかに魔方陣であり、サイズは規格外でかかれた文字は解読できない。そして魔方陣自体もかなりの高純度の『力』で編まれており、通常の手段では揺らす事すら難しそうだ。
イッセーはこれに見覚えがあった。
これを知っている敵対勢力はこの陣が何かわかッた瞬間全力で逃走する。
『ハイネ式召喚陣兼空間保護結界展開術』
完成と同時に周辺情報を読み取り、異界を形成して召喚を行う魔方陣だ。
ついでに隔離性能つき。完成時に中に居ると解除まで外に出られなくなる。
「い、イッセーさんこれなんですか?」
怯えた様子でイッセーに尋ねる。
「ああ、大丈夫だよ。アーシアなら可愛がられる事はあっても酷い目にはあわないだろうから」
ハ、ハハハ、ハハハハハ……と壊れたように壊れた笑い声を上げ続けるイッセー。
そして廊下の方から慌しい、この異様な状態に動き出したであろう人の気配がする。
そしてバタン!!と扉が開かれ、部長達が飛び込んでくる。
「イッセー大丈夫!?此処が魔法陣の中央だって聞いて急いできたのだけど……」
と、そこまで言って壊れた笑い声を壊れたラジオのように発するイッセーを見て固まった。
一方イッセーはその瞬間に反応し、平然と応えた。
「大丈夫ですよ部長。見た感じ完成まで後一分、それに出てくる人達も過度の挑発や分を弁えない行動に出ない限り基本寛容な人たちなので」
そしてまたハハハと壊れた笑いを始める。
しかし直ぐに笑いを止め、動き出す。
それに反応してリアスは言う。
「ちょっとイッセー体は大丈夫なの?」
対しイッセーは
「確かに少しだるくて筋肉痛おかしいですけど、こんな場所であの人達を迎えるわけにはいかないですよ。(阿呑さんに)狭すぎます」
そう言って歩き出す。魔法陣の中心は絶えず位置修正を行いイッセーを中心に持ってくるように移動する。
そして広く開けた中庭のような場所に辿り着いた時、魔法陣が完成したのか光の色が変わり、いっそう強く輝く。
四方に光の柱が立ちそれが薄れて消える直前にその間の少し内側にまた四つ柱が立つ。
それが繰り返され中央に光の柱が落ちたとき、光が弾けるのと同時に五つの人影が見えた。
中央に特徴の少ない青年、その周りに、糸目の整った顔の男性、無表情の男性、リアスと朱乃をより精錬したかのようなお姉さまな雰囲気をかもし出す長髪の女性……身長体格共に規格外な巨漢。
ただ分かる事はこの全員が居るだけで危険なほど濃厚な魔力を撒き散らしている、そして威圧感が半端じゃない。
息をするのも辛いほどの威圧感を放っている。
しかし五人はこれでもかと言うほどの自然体でイッセーに話しかけ始めた。
「よう、久しぶりだな一誠、遊びに来たぞ」
「ここは何処なのかしら?」
「……左腕を出せ」
「ちゃんと精進していましたか?」
「ぬ!?………ちゃんと規則正しい生活をしておっただろうなぁ!!」
それに対し、イッセーは言う
「はい、記憶が戻ってからは確りと……それよりも溢れ出る威圧感(カリスマ)と魔力その他を如何にかしてください。仲間が死んでしまいます」
酸欠と言うか、過呼吸と言うか……呼吸の乱れすぎている皆を指して言う。
「おっと、うっかりしていたな。皆、抑えろ……良し、これで良いだろう」
そして漸く自由に……とはいかないがある程度動けるように成った「オカルト研究部」のみんなを紹介した。
俺と木場とアーシアに防人さんの向ける視線がまるで
凄く心臓に悪いです……
「イッセー……そこの二人とお前、ちょっと来い」
「まあ待て防人、本人の同意は必要だ」
とめているようでとめていない一言ありがとう御座います……
こんなときの防人さんは何をするか分からないのでそれは助け船になりません……
その後、部長のお兄様が魔王だったことに驚いたり、その魔王様でも灰根さん達の足元にも及びそうに無いと判明し(ほう、レベルが8000台か、魔界外でこれとはすごいなって言ってた)、規格外さを再確認したりした。
そして捕らえられた俺と木場。
神器(セイクリッド・ギア)に興味を抱いた防人さんに危うく解剖されるところで何とか止めてもらえた。
アーシアにはやっぱり紳士的だった。
そして始まる訓練と言う名の拷問
お陰でLv.50を超えたもののやっぱりトラウマもの。
あんな必死な表情の木場は始めてみた。
何時もの涼しい表情の欠片も無く必死の形相で頑張っていた。
まあ、俺もなんだけどね。
そして目覚めた新しい神器の能力(チカラ)、目覚めかけていたのがちゃんと目を覚ましただけって言っていたけど、凄い力だ。
赤龍帝(ドライグ)曰くこんな進化は初めてだとの事だ。
しかし燃費が悪い。とにかく悪い。赤龍帝の籠手本来の能力は十秒ごとに倍化……時間が経つほど強くなると言うモノなのに、俺のは短期決戦用……
レベルが50超えてブーストも結構乱用できるようになったのに新しい力を使うと今までと換わらない時間……もしかしたらそれ以下しか持たないと言う燃費の悪さ……
それに比べ木場は草さんを師にしてより速さと鋭さを増した。
何と言うかえげつない。
速さと刃物はえげつない。
なんか剣も剣から刀?叩き切る形から撫で切るような力じゃなくて完全に技術で斬る様な形に変化していた。
速さを生かしてスパッと……うわー……
大して俺はパワーだな。阿呑さんに師事を受けて頑張った、超頑張った。
あの人やっぱり加減が酷い、本当に死ぬギリギリを見極めるから酷い。
正直言って寝ているときに何をされたのかを考えるのが一番怖い。
だけど日に日に燃費がよくなる神器(セイクリッド・ギア)に深く考えない事にした。
木場は『魔剣良綱』を見て少し変になった。
直ぐに戻されたけど、灰根さん曰く、「剣の魔力に魅せられた」らしい。
中途半端?に剣を習得しているせいだと言っていた。
あなた達の中途半端は何処から何処ですか?
『エクスカリバー』に過剰反応していたけど、その力を知って妙に修行に力を入れ始めたので何かエクスカリバーに思うところがあるのだろう。
アーシア?回復系の魔法教えてもらっていたよ?平和的にな!!