ラブライブ!サンシャイン!! 〜9人の少女と優しい希望〜 作:#yukky
第2話です。
最近のニュースといえば、果南ちゃん1位おめでとうございます!3rdシングル?楽しみです。
前回のラブライブ!サンシャイン!!〜9人の少女と優しい希望〜
母からいきなり転入を伝えられた優希は納得していなかった。「何で俺が女子高に行かなくてはいけないんだ…」どうやったら編入を取り消すことができるのか考えた結果、理事長に電話するのが良いと考えが。母から電話番号を貰い電話をしてみると、出た相手はなんと、幼馴染みの鞠莉だった。「私が理事長の小原鞠莉よ!」こうして、優希は幼馴染みと再会したのであった。
「えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!」
「Be quiet!電話中なのに叫ぶのはやめて!」
「あ、ごめん…驚いちゃってさ」
俺の幼馴染の一人…しかも俺と同い年で理事長ってどうなってんだよ。そりゃ驚くだろ。逆に驚かないほうがおかしい。
「…ゆーき君大丈夫?」
「大丈夫であれば無言になるはずがないだろ」
「まぁ、そうよね…」
そうだよと心に思いつつ、俺は先程の話題に戻す。
「さっきの助けてもらいたいってどういうことだ?何か困ったことがあるのか?」
「…」
小原はそれを聞くと黙ってしまった。それほど言いにくいことなのだろうか。無理やり聞き出すのはあいつも辛いだろうしやめておくか。
「小原。言い出しにくいことであれば話さなくてもいいぞ。無理やり聞くのは俺としても辛いしな」
「…いや。これは貴方には言っておかないとだめなことなの。…何故女学院である浦の星が男性であるゆーき君を共学化試験生として招かなければいけないのか」
「…」
「…浦の星女学院を統廃合にするという話が来ているのよ」
小原の声…震えてる…?
「私としても、大好きなこの場所をなくしたくない…。だけど良い案も思いつかない。これ以上に良い案は思いつかないのよ」
「それで共学化試験生として俺に来て欲しいというわけか」
「うん…」
幼馴染が困っている。それも何年も会っていない俺を頼ってくれた。断る理由は…
「そうか…分かった。俺、行くよ。浦の星に」
「…いいの?」
「だって、困ってんだろ?俺にできる事は小さいかもしれないけど、それでも助けになるんだったら。俺は行く。それ以上の理由はないぞ」
「…ありがとうゆーき君」
「小原がお礼なんて今日は雨がふるのか」
「もう!何言ってんのよ!」
「あはは冗談だって」
耳元でう〜と言っている小原は置いておいて、俺は聞かなければいけない事がたくさんあった。
「なぁ、共学化試験生って何をすればいいんだ?」
「特にないかな」
「え」
「うん」
特にないってどういう事…いや、もしかして…
「それってさ…普通の高校生活を送るってこと?」
「えぇ、そうよ。ただし、試験生としてしっかりレポートを書いてもらいたいの。例えば、共学化するとき足りないものを買わなくてはいけないとか」
「おいおい…ちゃんとあるじゃないか」
「てへ☆」
それ、可愛いと思ってやっているのか…?俺からしたら腹ただしいんだけど…。
「ま、レポートはちゃんと書くよ」
「Thanks 感謝するわ」
これでひとつは解決した…後聞きたいことは…。
「俺の制服ってあるのか?」
そう。制服だった。なんだって、制服で高校を決める人だっているもんな。俺の高校?勿論学ランだよ…。一度はブレザーとか着てみたいな~。
「ブレザー?okよ!特注を取り寄せるわ」
「…え?」
待ってこれって…
「もしかして…声漏れてた?」
「yes!バリバリ聞こえてたわよ」
「…」
うわぁ…やっちまったよ…。でもさ、考えたらブレザーが着れるってことだよな?そうだよな!?
「…本当昔から変わってないね」
「ん?」
「いーや、なんでもないわ」
「何だよ、気になるだろ?」
「ひ・み・つ」
こいつ…本当俺が聞きたいことを隠すよな…。いつでも。どんな時も。そして”あいつら”も。俺が知りたいことを隠す。でも、俺には聞き出す勇気もなくて。そんな勇気出してしまえば簡単。とか言うけど現実はそう簡単にはいかなくて。
だから俺は…
自分が嫌いなんだろうな。
「…相変わらずだな」
「…そうね」
「…」
「…」
お互いの沈黙。どうしてだ。どうしてこうなった。俺がしたかったのはこんな話じゃない。
「「あのさ(ね)…どうぞ」」
「…」
重なってしまう2つの声。でも、先程の沈黙よりも優しくて心地良いもので。
「俺から言うよ」
「どうぞ」
「素朴な質問なんだけどさ…小原は理事長やってるって勉強はどうしてるんだ?」
「study?そんなのこっちの勉強が終わればどうってことないわ」
それを聞いたとき俺の頭にはハテナマークでいっぱいになった。こっちの勉強が終わる…?
「それってどういうことなんだ?」
「…聞いてないの?私、今留学中よ」
「…は?じゃあ、日本にいないってことか!?」
「ええ、そうよ。」
「ちょっと待ってくれ!思考が追いつかない…」
情報を整理しよう。小原は留学中。そして理事長をやっている…。待てよ?
留学中に何故、理事長ができる…?
もしかして…いや、それしかない。
「小原…理事長はまだなんじゃないのか…?」
「そうよ?もしかして言い間違えちゃったかな?」
「言い間違いの域を超えているのですが…」
「まぁ、そのへんは海に捨てておいて…」
「あっはい」
「ゆーき君の言うとおり。私はまだ理事長ではないの。でも、次年度の理事長は私と決まっているからこう言ってるのよ」
そ、そうか…あの言い方、多くの人に勘違いされるぞ…。
「いいか、小原。ああいうときは、『私が浦の星女学院の”新”理事長。小原鞠莉よ!』って言うの!分かった!?」
「oh…」
納得してないな、声マネ似てなかったか?
俺の話も終わったし、今度は聞くか。
「んで、小原は何を話そうとしたんだ?」
「私?私はね…」
俺はそれを聞いて事を進めなければならなかった。転入の手配。今通っている高校との別れ。とにかく色々あった。でも、面倒くさがりの俺が何でここまでしたんだろう。
そんなの考えることもないか。
季節は春。俺は新しい制服に袖を通し、浦の星女学院に行こうとしていた。
「えっと…自転車で行ったほうが良いのか?いや…バスの方がいいか。」
小原から貰ったメールによると…。『集合場所は正門』らしい。
「さて…行くとするか!」
今日は青空。雲一つないいい天気だ。
「…綺麗だな」
この天気はまるで思い出のように。かつての彼女達のように光り輝いていた。
〜後書き〜
優希「…」
鞠莉「どうしたの?ゆーき君」
優希「ん、いや鞠莉がどんなことを言ったのかなと気になって」
鞠莉「What?どういう事?」
優希「だってさ、本編に鞠莉が言ったの省略されてんじゃん」
鞠莉「勿論作者の都合でしょ?」
優希「…本当にそうなのか」
鞠莉「さぁ?聞いてみなくちゃ分からないわよね」
優希「じゃあ聞いてみよっか」
鞠莉「聞けるの!?ゆーき君がそうな能力を持っていたなんて…」
優希「冗談で言っただけだよ」
鞠莉「It’s joke?」
優希「yes joke」
鞠莉「もう…驚かさないでよ」
優希「わるいわるい」
鞠莉「もうすぐ会えるなんて楽しみね」
優希「あぁ…本当に…」
鞠莉「…」
優希「…」
鞠莉「…他に話題ないかしら?」
優希「話題!!あっ、えーっと…そうだ!特注で作る制服の件について詳しく聞きたいな」
鞠莉「えっとね…その件については私では話せないの」
優希「どうしてなんだ?」
鞠莉「ちょっと…」
優希「ちょっとぐらいなら話せよ〜」
鞠莉「話せないものは話せないの!」
優希「…ごめん」
鞠莉「もう…全く…他のことなら大丈夫よ」
優希「なら、声マネ似てた?」
鞠莉「似てると言えば似てるけど、似てないと言えば似てないわね」
優希「そうか…失敗したなぁ…」
鞠莉「今なんて?」
優希「何でもない。声マネ得意だったんだけどな〜」
鞠莉「ふーん。私は歌が得意よ」
優希「歌か。なら何か1曲歌ってもらいたいな」
鞠莉「ええっ、いきなり!?」
優希「うん…ダメか?」
鞠莉「ダメじゃない…けど…」
優希「けど…?」
鞠莉「恥ずかしいのよ!」
優希「…聞きたいな」
鞠莉「…しょうがないわね、何かリクエストある?」
優希「ある。だけどその前にいつものあれ、やっちゃおう」
鞠莉「それもそうね」
優希「次回、いつ更新になるかわからないけど読者さんが楽しめればなと思ってます!」
鞠莉「感想やご指摘などwelcomeよ!」
優希「今日は言えたぞ」
鞠莉「前回はとってsorry」
優希「また、お会いしましょう!」
優希&鞠莉「「バイバイ〜!!」」
鞠莉「さぁ、リクエストを!」
優希「小原家のテーマで」
鞠莉「オゥ…オゥ…オゥ…オゥ…オゥ…オォ-ゥ〜ニネンブゥリデスカ(迫真のヘリコプター音)」