落ちこぼれの拳士最強と魔弾の姫君 番外編まとめ 作:柳之助@バケつ1~4巻発売中
これまでのまとめですね。
CLASS:アサシン
NAME:那須蒼一
MASTER:カレン・オルテシア
NOBLE PHANTASM:瑠璃神之道理・紫陽花
KEYWORD:拳士最強 落ちこぼれ
筋力:B 耐久:C 敏捷A 魔力:E 幸運:E
NOBLE PHANTASM 瑠璃神之道理・紫陽花:A+
アサシンの本来の宝具がカレン・オルテンシアとの絆によって変化した姿。元々このサーヴァントには所謂宝具というものはなく、己が定め、得た絆の発露の能力が宝具の扱いとなっていた。それ故にカレン・オルテンシアを愛した以上は宝具もその在り方を決めている。
宝具発動時には筋力耐久敏捷大幅上昇、デハブ無効、体力全回復。この抱負を発動するには体力が三割きり、固有スキル『我愛故在』を封印ないし、使用していない状況でなければならない。宝具発動中も『我愛故在』の使用は不可能。
上記の能力に加え、真骨頂は相手サーヴァントに対する感応能力。ある程度の感情を読み、肉体的な事で言えば未来予知に等しいレベルでの先読みを可能とする。カレン・オルテンシアの『被虐霊媒体質』とある意味では似通った力。
KEYWORD01:落ちこぼれ
那須蒼一を最も簡潔に表した称号。弓の名士である一族に生まれながらありとあらゆる遠距離武装を扱うことができず、妹が化け物と呼ばれるほど才気にあふれていたからこそ幼いころに押された烙印。遠距離系武器だけでなく基本的な近接武器や車等の操縦すらも儘ならない。数か月かけてようやく自転車に乗れるというレベルである。
これだけ見れば完全にマイナスの性質だが、とある人外はそれをこう言った。
“運命にも筋書きにも縛られない。君はそんな愚かな存在なのだよ”、と。
そしてそれを指してプラスでもマイナスでもない『|持たざる者(ゼロ)』と。プラスを持ちながらをそれを台無しにするマイナスがある。マイナスがあってもそれを帳消しにできるプラスがある。主人公体質でもヒロイン体質でもなく、降ってわいたご都合主義でもない。
それこそが新世界の新たなる主人公と、人外は言った。
そしてそれを蒼一は否定した。愛する人がいる。背中を預けられる戦友がいる。大切な家族がいる。尊敬する大人も、肩を並べられる仲間たちも。受け継いだ想いは胸に刻まれていて、戦う理由も生きる意味もある。
だから持っていないなんてことはない。ゼロはゼロでも、『
かつての孤独な屑の落ちこぼれではなく、絆を持って生きていく人間としての那須蒼一の魂の証明である。
KEYWORD02:拳士最強
その名の通り遍く拳士の中での最強を示す称号。蒼一が生きてきた時代のすべての拳士を打倒して得た、というわけではなく、彼が打倒し殺めた拳士が『拳士最強』であったが故にそれを襲名した。
その『拳士最強』こそが那須蒼一の師であり、育ての親。蒼一にとっては父と言える存在である。
人ではなく、人を外れた人外、初めから極点にいた化け物。ただ戦うだけの人外。プラスもマイナスも全て等価値である。それを指して悪平等。
那須蒼一の師がそれであり、蒼一自身も一度至り、場合によってはそれであり続ける。
それでも正史の彼は自分の主と生きようと願ったが為に、師を殺め、人外ではなく人間であり続けた。そして終わってしまった師の魂を引き継ぎ、刻み付けんが為に『拳士最強』を名乗るのである。
SKILL
蒼刀・錻:A+++
とある刀鍛冶が生み出した完了形変態刀の一振り――ではもちろんない。
凡そ現存するありとあらゆる格闘技術を習得しているからこそ、これといった流派に属さぬアサシンが便宜上つけた自らの武威の名。人間が至れる領域の限界。拳士でありながら刀を名乗るのは最初は格好つけだったが、ある時期に戦友がある刀を手にしてから率先して名乗りだしたという経緯がある。他人がいなければ成立しないアサシンの求道の在り方の一つ。
自らが定めた生きる意味と戦う理由によって能力が変質する。
好きになった女の子が出来損ないならば、彼女のためだけには勝てるように。
惚れた女が世界一いい女ならばそれに見合うだけの男になるように。
これから始まる人間の少女ならば終わって、彼女とも歩いていけるように。
主が時代を間違えた聖女ならば、彼女の愛を証明できるように。
それ以外のあらゆる自分の在り方の証明。
拮抗時絶対勝利、概念打撃、心意武装記憶完全開放、超膂力等を重複取得可能。
種明かしをすれば言葉《スタイル》『■■使い』。
在りえたかもしれない自分との魂を共鳴させることによって別の自分が持ちえた技術を体得する。また全身の血流操作も併用しているために基礎的な身体能力も数十倍に向上している。
魂の震え。
心の絶叫。
共振作用であり狂信然様。
狂気にまで至った愛は、愛の為に狂い、世界をも超える。
異能無効:Bー
同ランク以下の魔力だけでなく、気や異常、過負荷といった固有スキルや状態異常も無効可能。元々はカレンと心を通じ合わせる前の宝具の切れ端。
だが宝具が変形した故に現段階(五回戦終了時点)では消失している。
SETTING
人物背景
とある魔弾の姫君の従僕にしてにして恋人にして『拳士最強』。また那須与一の子孫にして那須家きっての落ちこぼれ。投擲系のスキルを一切持たず生家にて穀潰し扱いされていたが、ある事件を機に那須家がほぼ断絶。『拳士最強』と呼ばれた師に付いて六年後に免許皆伝、一年後に師を殺して『拳士最強』を継承。また同時期に主と心を通わせることによって色金の守護者として覚醒。その後に世界規模の戦乱に巻き込まれる事になり、死に別れの妹と再会したり、戦友を共に戦場を駆け抜けたりしたが、主である魔弾の姫君と出逢って彼が始まって以来、生涯を主兼嫁と共に在った益荒男である。
そして――その益荒男は月の海にて新たなる絆を得たのだ。
以下『我愛故在』にて習得可能スキル
天下ニ我在リ:EX
二つの時代の武人の中で最強の称号を恣にし、武威に於いて人として至れる頂点、そのさらに先に至った証。数世代に一人いるかいないかどころではなく歴史上彼に匹敵する武人は存在しない。
単なる対個人の白兵戦に関しては武器武装関係なく絶対的なアドバンテージを保有している。技術を無視した物量押しでなけれな敗北せず、人海戦術は通用しない。
また宗和の心得、無窮の武練、戦闘続行、見切り、勇猛、心眼(真)等のスキルをAランク相当で習得している。
二律相立:B
互いの攻撃により生ずるダメージを均一化する過負荷。互いの能力差に関係なく同じ分だけの損傷が与えられる。単なるスキルではなく魂に絡みついた異能であるが故に霊的な防御を持たなければ抵抗不可能である。勝つことも負けることもできない過負荷がたった一つの理由の為にだけ勝つための誓い。
悪平等:EX
ただ戦うだけの人外。戦闘行為にだけ特化した存在。霊核が一撃一瞬で滅ぼされない限り拳撃という行為を損なわず、損なえない。その生はそれだけしかできず、それ以外のあらゆることは単なる余分でしかない。また自らが認めた存在以外には絶対にその生を終れない呪いでもある。
現実を変えるほどの域に達した狂気。正負に関係なく強度のみが性能を左右する。世界に対する上書き。彼の場合は「攻撃威力拡張」「装甲強度拡張」「移動能力拡張」として発現する。本来ならば武装にのみ発動できる武装記憶完全開放を限定的に自らの肉体で再現し、回避防御不可能の一撃必殺を体現する。人外として完了した拳撃という概念自体を放っている故である。
高嶺摘:A
高嶺の華へと至りたいという渇望を下にとある彼が習得した術式。自己の意思による概念打撃。同ランク以下の概念を問答無用で破砕できる。彼のスキルにおいては珍しく距離を無効化しているが、実際には距離という概念を打撃し破壊しているのである。
『・――思いを信じて打撃すれば、あらゆるものを打撃する』