感想欄で的確な指摘をして下さった方がいらしたので大規模に修正を加えました。
プロローグ・異世界の時間
「今日も空は青いな...」
昼食を終えた後、5時間目が始まった。窓から見える澄み渡るような青空にはうっすらと満月が見える。季節はすっかり紅葉の生い茂る秋になり、朝は肌寒く感じる。
俺の名前は東雲 翔太(しののめ しょうた)。私立芽生学園に通う中学3年生。部活も引退し、今は志望校合格に向けて勉強に励んでいる。
毎日勉強、食事、就寝...。同じことの繰り返しに飽き飽きしていた。
「なんか世界が一変するようなことは起きねーかな...」
ふと俺はそう呟いた。今思えばこの何気ない一言が今後の俺の人生を一変させることになろうとは思いもしなかった。
俺は授業中、ずっと満月を眺めていた。眺めていると何故だか急激に眠たくなってきた。授業中の眠気とは違う、一種の心地よさが感じられた。次第に意識は遠のいていく...。
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「ここは...どこ?」
目を覚ますとそこはだだっ広い空間、色彩なんてものは存在しない真っ白な空間。そこに俺は立っていた。ただ目の前には無基調の扉がそびえ立っていた。
ひとまず落ち着け、俺。確か学校で普段通り勉強をしていたはずだ、ずっと月を見てたけど...。
「とにかくここから出ないと...。」
俺はすぐにその扉の前に向かった。ドアノブを捻ろうとしたがバリア的な何かがそれを覆っており、触れることすらできない。
俺は一体どうなってしまうんだ、そんなことを考えながらただ空間の真ん中に突っ立っていた。
それから一時間ほど経っただろうか。ふと上を見上げると天井の一面に映像が映し出された。映像は、地球だろうか。宇宙から見た地球が映されていた。
「...この地球は美しいだろう。」
どこからか声が聞こえてきた。声は...男の...若い人の声だ。どこかで聞いたことのあるような声だが、どうしても思い出せない。
「は、はぁ」
俺はどう返答すれば良いか分からず、とりあえず言葉を発した。
「しかし今、この地球は最大の危機を迎えている。」
「昨日、月が爆破された。僅かながら三日月型となり残っているが、それも見れなくなる。なぜなら私達が消えてしまうからだ。」
男はいきなり衝撃の発言をした。月が爆破?俺達が消える?俺はその男の訳の分からない言動に頭がパニクっていた。
「そして今日、世界の各首脳の元に一体の超生物が現れた。超生物は(月を爆破したのは自分だ)、と自首をしてきた。だが超生物はマッハ21で飛び回る為、捕まえることなどできない。さらに1年後、地球を吹き飛ばすと犯行声明を出した。」
おいおい、話がやばい方向に言ってないか?超生物って何だ?てかそもそもここはどこなんだよ!?
「失礼。ここは超生物から君を守るための施設だ。安心してくれ。」
なんで俺の思ってることがわかるんだ?
「だかその超生物は我々にある要求を出してきた。何だと思う?」
「...金を寄越せ...とか?」
「フッ...寝起きで頭が混乱しているようだね。」
「余計なお世話だ!」
「その超生物は我々に自分は教師になると告げた。」
怪物が教師に?は、いやいや訳分からないんですけど...。どういう経緯で?
「詳しい経緯は語られなかったが、超生物は我々の疑問に対し一言こう言った。(椚ヶ丘中学校3年E組の担任を引き受ける)と。」
その男の話は現実では有り得ないような話だが何故か信ぴょう性のある、説得力のある話だった。
「それで俺にどうしろと...?」
「君には今から椚ヶ丘中学校3年E組の生徒となり、超生物を暗殺してもらう。我々からのミッションだ。」
マッハ21の超生物を暗殺?世界中の軍隊ですら殺せなかったのに?
「もちろん君一人ではない。君にはE組の生徒と協力し、超生物を暗殺してもらう。もちろん、暗殺をサポートする存在もいる。」
俺は考えた。この毎日同じような日常、それを変えるきっかけになるのだろうか、この暗殺によって。それならやらない手はない。必ず超生物とやらを殺って今までの日常にピリオドを打ってやる。
「どうだ、引き受けてくれるか?」
男はニヤリとしながら話し出した。俺の考えは筒抜けだろう。
「...分かりました。精一杯頑張ります。」
「...そうか、ありがとう。」
男は静かにそう答えた。
しかし俺にはどうも腑に落ちないことがある。この世界は何なんだ?少なくとも俺が授業を受けていた時の月は満月だった。だとすればこの世界は俺のいた世界じゃないのか?俺はどうしてこの世界に来たんだ?
「あ、あの、ここは俺のいた世界なんですか?」
「...その答えは君がこれから学んでいくことだと思うよ。暗殺教室での一年で。」
「それってどういう...」
「それでは健闘を祈る!」
男は大声でその言葉を発した。その時、目の前が白に染まった。
俺は、自分のいた世界を振り返った。毎日同じような日常。毎日同じ景色。こんな生活に飽き飽きしていた。だからかな。さっき不思議とやる気が漲ってきたのは。早く暗殺がしたいって思ったのは。
とりあえず俺は目標を立てた。「この世界で思いっきり暗殺をする。」悔いを残さない様に。今までの日常を変えるために。
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目標を立てたと同時に辺り1面白だったのが消えてきた。気づくとマンションの1室、ベッドの上で眠っていた。
「俺は一体どうなるんだろうか。」
このままこの世界で生きていくのか。前の世界には戻れないのか。そう考えると心の中から若干の後悔の気持ちが生まれた。
「あっ...思い出した。」
俺はポケットの中に入れてあったスマホの存在を思い出した。咄嗟に取り出し、連絡先を見たが家族や友達の連絡先は全て消えていた。それどころか全てのデータがリセットされていた。ここからすべてやり直すってことか...。そう自分の中で解決し、ふと部屋の時計を見た。
「もう夜中の12時か...」
もう後先考えるのはやめた。いや、本当は後先がものすごく気になるが眠気が勝って...しまった...。
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朝、寝室の小窓から陽が射し込んできた。部屋の時計を見ると朝の7時を指していた。今日から新しい生活が始まるのか...。と考えていると、なにやら寝室の向こう、リビングから物音が聞こえた。
「もしかして泥棒?こんななにもない家に...」
とりあえずリビングへと向かった。不思議と恐怖感はなかった。自分には何が起きても大丈夫。そんな気がしたから。リビングには一人の男性が3箱ほどあるダンボール箱を担ぎ、机の上に置いていた。俺の視線に気づいたのか、こちらを振り向いた。
「君が、東雲君か?」
その男性はキリッとした声でそう語りかけた。
「は、はい。そうですけど。」
「俺の名前は烏丸惟臣。防衛省の人間だ。怪しいものではない。よろしく頼む。」
はいはいそういうことね。俺はこういう時の理解力だけは優れている。恐らくこの男性がサポート的な人だろう。
「君の事は上から聞いている。暗殺遂行の為に政府から派遣されたアサシンと聞いたが。」
は...アサシン?俺は普通の中学3年生なんだけど。あの白い空間の男、何か隠してやがるな...。
「話はここまでにして、君も今日からE組に通ってもらう。ほかの生徒はすでに暗殺を遂行している。」
「え、あ、今日からですか?」
「もちろんだ。制服や教材一式、身の回りの生活用具などは持ってきた。あと月に1度、国から君のスマホに報酬が支払われる。それでやりくりしてくれ。中学生で大変だと思うがこれも暗殺の為だ。頑張ってくれ。」
俺は今はこっちの世界の人間なんだと噛み締めた。
「は、はい!」
いまさらNoとは言えない。いや、言うつもりはない。やってやる!この世界で、必ず超生物を暗殺してやる!
続く
ここまでご静観ありがとうございました。
初めての投稿でした!
文章力のなさは許してください。
これから文章力は直していきます!
主人公のプロフィールを下に載せました。これから更新もあるので是非見ておいてください。
東雲 翔太
誕生日 7月10日
身長 170.5cm 体重 57kg
血液型 A型
好きな教科 地理
嫌いな教科 数学
趣味 野球・カラオケ・ゲーム
宝物 家族に貰った思い出のキーホルダー
選挙ポスター ビビっても実行力は超一流
烏間先生の評価(初対面の感想)
彼は見たところ運動神経はいい方だがその能力を上手く生かせていないと思う。鍛え直せばE組の生徒の中でも一二を争うアサシンになれると思う。
個別能力値
体力 3 機動力 3 近接暗殺 3
遠距離暗殺 5 学力 4
固有スキル ??? 5
作戦行動適正値
戦略立案 2 指揮・統率 5 実行力 5
技術力 6 探査・諜報 1 政治・交渉 3
東雲 翔太 概要
中学校の頃の部活動は野球と吹奏楽の掛け持ちをしており、野球部では主将だった実績から、統率力に長けている。しかし自他共に認めるビビりで、探査・諜報にはまるで向いていない。
外見イメージ ???
ここだけの裏話 ここだけの話、今まで女性と付き合った経験はないが、小学5年生の時、好きになった女性はいたらしい。その子は同い年でポニーテールの髪型の女の子だったという。しかし小学校を卒業した後、別々の学校に進学することになったため、卒業以来一度も会っていない。本人曰く名前は忘れたらしい。
E組の生徒との関係 ???