こんにちは、ガンダムラザーニャです。
本日は投稿が遅れてしまい誠に申し訳ありません。
それでは始まります。
ジャイアントトードの討伐クエストクリアから翌日。
夜浪とめぐみんはギルドのテーブルで、クリア後にもらった報酬としてもらった15万エリスが入った袋を見ていた。本当は10万エリスだったのだが夜浪とめぐみんが倒したジャイアントトードが本来の5匹を上回り10匹も倒していたので報酬が高くなったらしい。最も、当時の二人はジャイアントトードを倒すのに必死だったが。
「・・・まさか報酬が高くなるとは思わなかった・・・」
「ええ、私もです。本当に必死でしたから。」
「特に俺がめぐみんを守りながらジャイアントトードを片っ端から倒しまくったからな・・・。まさかめぐみんが『爆裂魔法』を一発でぶっ倒れるもんだからな・・・」
夜浪はジト目になりながらめぐみんを見つめる。めぐみんはそれに対して気まずそうに眼をそらす。
「だ、だって『爆裂魔法』は限界を超える魔力を使って発動するものなのですから仕方ないじゃないですか・・・!」
夜浪はニヤニヤしながらからかうようにめぐみんに言う。
「しかも、とんでもない『爆裂魔法』LOVEときたとなると今後、特に俺が苦労することになるからなー。めぐみんを守りながら戦うから」
「そ、それは!」
「だからな、俺から一つ提案がある。」
「?」
顔を真っ赤にしながらめぐみんが言い返そうとしたときに夜浪は人差し指を突き立てる。
「俺たち以外にも他のパーティを探して、そこに加わるってのはどうだ?」
「他のパーティですか?」
「ああ、あそこの看板を見ろよ」
夜浪はめぐみんの後ろを指さす。そこには大きな看板がありたくさんの紙が貼りだされていた。
「あの中にパーティの勧誘があるかもしれないし、俺たちだって二人で今後のクエストをこなすのは無理がある。だからな、数を増やすことも含めて探しに行こうかって話なんだよ。それに、人数が増えれば俺以外の奴にめぐみんを守ってもらって俺は安心して戦えるしな。」
それを聞いためぐみんはガタッと椅子から立ち上がる。
「ほう!そうですか、それでは行きましょう!」
「あーはいはい、行くとしますか・・・」
先に走るめぐみんを追うように夜浪も看板の貼り出しを見ることにした。
「・・・やっぱりパーティの勧誘してんのか、それもたくさんだ」
看板の貼り出しでパーティの勧誘をしているのをわかった夜浪とめぐみんはどれにするか迷っていた。
「ヤナミさん、どれにしますか?」
「そんなすぐには決められないぞ?俺も一緒に見るからめぐみんも探すの手伝ってくれ」
数あるパーティの中で二人はどれにするか探すことにする。しかし、夜浪はある疑問を持った。
(そういえば俺、何でこの世界の文字が読めんだ?だってこれ明らかに日本語じゃねえぞ?)
貼り出しに書いてあった文字はどれも日本語のようには見えず、どれもアルファベットを崩したような文字に見えた。しかし、夜浪はそれがわかる。
(まさか女神さまが転生の時に特典とは別にこの世界の文字がわかるようにしたのか?)
実際、転生してからギルドの登録で名前を書くときや食事の注文でも読み書きができた。それに対してエリスが転生時に自分がその世界の文字を理解できるようにしたと見て間違いないだろうと夜浪は考えた。
「うん、何だこれ?」
考えてるときに夜浪はある貼り出しを見つけた。他の度の貼り出しよりも明らかに派手で思い切り目立つようなっものだった。しかも、わかりやすいように長い水色の髪に玉のような髪留めで結んでいる少女の絵が描かれていた。
「えーと何々?『急募 アットホームで和気藹々としたパーティです♪美しく気高き(アークプリースト)アクア様とともに旅をしたい冒険者はこちらまで!(このパーティに入ってから毎日がハッピーですよ、宝くじにも当たりました!)(アクア様のパーティに入ったおかげで病気が治ってモテモテになりました!) 採用条件、上級職の冒険者に限ります』?」
貼り出しを見た瞬間夜浪の頭がズキッと痛みが走った。
(おいおい、なんかバカみたいな貼り出しがあるんですけど!確かに俺たちもパーティ探してるけど、こんなのに入ったら嫌な予感しかしないんですけど!?)
とりあえず今の貼り出しは却下としてほかの貼り出しを探そうとしたときにめぐみんがいないことに気が付いた。
「おいめぐみん、どこなんだよー?」
近くにめぐみんがいない。まさか迷子になったのではと夜浪は思ったがギルドの端からめぐみんの声が聞こえた。
「我が名はめぐみん!最強の攻撃魔法『爆裂魔法』を極めし者!」
めぐみんの演説を聞いていた二人の少年少女がげんなりしていたが、少女の方は貼り出しの絵とそっくりだった。そして、夜浪はその光景を見てため息をしてからめぐみんの下に突っ走る。
「何勝手に単独行動してんだよこの中二病があああああああああああああああ!!!」
夜浪は走る。単独行動を行いかつ自分が行きたくないと思ったパーティに加わろうとするめぐみんに制裁を加えるために。
「どうも、うちの相方が失礼しました!!」
夜浪は頭を下げる。しかし、当事者であるめぐみんは頭を下げて謝罪をするどころか夜浪に頭をチョップされて痛みで頭を抱えていた。
「うぅー、痛いじゃないですか・・・」
「・・・わかったなら単独行動なんてするなよ」
夜浪はめぐみんをにらみながら言う。その光景を見た少年は声をかける。
「あ、俺たちは大丈夫だよ!ええとそれはそうとお二人さんは冒険者なのか?」
「まあ、そんなところだ。俺は狩谷 夜浪っていって昨日冒険者になったばっかりだが『忍者』の役職だ。それでこの隣にいるのがめぐみん、『アークウィザード』だ」
「ど、どうもです」
めぐみんは涙目になりながら頭を下げる。
「ああ、そっか。俺は佐藤 カズマだ、俺もあんたと似たような感じで最近冒険者になったんだ」
「そうか、よろしくな」
「ああ、こちらこそよろしく・・・」
カズマが自己紹介を終えた後夜浪と握手をして自分だけ自己紹介をしていないことに危機感を覚えたのか水色の髪をした少女が割って入る。
「ちょっとカズマ!!あんたはもう自己紹介したんだから私にも自己紹介させなさいよ!」
「ああ、悪い」
少女はカズマの前に出るような姿勢で立ち上がる。
「私の名前はアクアよ、アクシズ教でも重宝されている女神であり『アークプリースト』を生業としているわ」
アクアと名乗った少女が言った言葉に対して夜浪は疑問を抱く。
「女神?・・・いや、まさかな」
「うん何だ?お前この自称女神と知り合いなのか?」
「いや、別に。ただ知り合いにそんな奴いたなって話なんだよ」
アクアは顔を真っ赤にしてカズマに言う。
「自称じゃないわよ!本物の女神なんだから!」
「ああそうですねー、貴方様は女神さまなんですよねー」
「そ、そうよ!さあもっと私を崇めなさい!」
アクアは『女神』と言われてテンションが高まってるのかもっと自分を崇めるようにと促す。
(あれ?ひょっとして俺たち、もうこのパーティに入る前提なのか?)
夜浪はそう思っていたがもはや止まる様子がないので考えるのをやめた。
いかがでしたか?
そういえば、来月でクリスマスですね。
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