……ここは……どこだ……?
なんか、ぬるぬるしてるな…?
暖かい泥水の中にいるような気分だ
目も開けられないし、口も開かない、体もほとんど動かない……どういう状況だ?
………………待てよ
俺はゼウスの手によって転生したんだよな?
まさか……ここは……
「あ!今蹴ったわ!」
「本当か!?」
「ええ!元気に動いてるわ!」
「そうか!元気に生まれてきて欲しいものだ」
「勿論元気に生まれてくるわよ。なにしろ私と貴方の子供なんですから」
「ああ、そうだな」
やっぱりここは子宮の中か
まさか生まれる前に転生してしかも意識がある状態とは……あの糞神め!
『あ、あ~、テステス。もしもし~?聞こえる~?』
この声!ゼウス!
『お、聞こえてるね!よかったよかった♪』
よくない!どういう事だ!赤ん坊ならともかく、いやそれも嫌だが!それでも赤ん坊ならともかく子宮の中からとは!
『いや~、ごめんごめん。実はうっかりしてて君に特典あげるの忘れてたんだよね(笑)
それでその説明しとかないといけないから一時的にその状態で僕と話しができるようにしただけだから安心して』
特典?なんだそれは?
『あれ?知らない?あ、そっか!君ってラノベとか小説系の転生物は読んでなかったね』
確かに小説の類は読んでなかったがそれをなぜ貴様が知っている!?
『まあまあ、細かいことはいいじゃない!それで特典について簡単に説明すると漫画やアニメの能力を持って転生する!ってことなんだけど、決めるの忘れてたじゃない?』
それで今決めろってことか?
『いや、違うよ?』
は?どういうことだ?
『君の特典は僕が勝手に選んどいたよ♪』
……テメエ、勝手に転生させた挙げ句特典とやらも勝手に決めたのか!
『うん!でも安心して!最高にチートな能力にしといたから!』
はぁ!?なににしやがった!?
『えっとねまず世界最強の肉体でしょ』
おい
『それから世界最高の頭脳でしょ』
おい
『そして君のISとしてガンダムSEEDDestinyのストライクフリーダムISversionと』
………
『最後に自分で整備出来るように手先を超器用にして、最後に君の希望だった金髪赤目にしといたよ♪』
やりすぎだろ……
『ホントだよね、それから世界最強の肉体とは言ったけどまだまだ強くなれるように成長の余地は残していたから!それでも今の時点で既に虎だの狼だの相手にしても全く問題ないよ』
なんだそれ…そんなの生まれてすぐに親を殺しそうで怖いわ
『それは大丈夫だよ。他のアホな転生者と違って君は生まれる前からその力を宿してるからね、生まれるまでには体に馴染んで完璧にコントロール出来るようになってるから!』
あとの……
『世界最高の頭脳?そうだね~所謂容量が世界最高だと思ってくれればいいよ』
容量?
『そ、人って覚えても覚えても忘れるのは脳に記憶出来る量に限界があるからなんだ。だからその限界を取っ払ってあげたのさ。所謂完全記憶って奴だね!それに瞬間記憶をつけた感じ』
わかった。
『流石理解が早い!それで最後にフリーダムだけど。』
うん
『まだこの時代はISが出来る前だからISが世界に出回ったら君の元に送るよ!最初から完全にオーバースペックだけど物足りないと思ったら後から君の手で改造してくれて構わないからね~』
了解だ
『あとは説明いらないと思うけど、なんか質問ある?』
特典に関しては取りあえずいいから一個だけ願いを聞いてくれ
『ん?』
赤ちゃんプレイはやりたくない……
『あっはっはっ!!そうだよね!わかったよ。じゃあ母乳離れしたら勝手に意識が戻る様にしとくよ!』
頼む。