信ずる者は救われる?   作:藤種沟

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久々の更新です。

実は今テスト週間なんです。

勉強しろ勉強しろとうるさいんですよ〜

「勉強しろ‼︎」

ヒエエエエエ‼︎


波乱の定期試験

「テストやん!試験やん!しまった!ゲーセン行っとる場合じゃなかったわ!」

 

今朝から羅太郎大騒ぎ。

え?なんで羅太郎がこんなに大騒ぎしてるかって?実は今日は学生の敵、定期試験があるのです。

 

この時期は学生みんな困るものです。

 

「モグモグモグ…テストなんかパクパク…食べちまえばいいのさ。」

 

麻呂の意見は参考にならん。

 

「そ、そうか、食べちまえばいいのか‼︎………」

 

羅太郎!いくら馬鹿でもそれを間に受ける奴は人間やめたほうが良い‼︎いくら麻呂でもテスト食べるなんてことは………

 

「モグモグモグ…僕なんかきちんと食べられるように味噌とか醤油とか蜂蜜とか持ってきたんだい!えっへん‼︎」

 

ここにも人間失格がいたか。えっへんじゃあねえよ!とりあえず机の上に出したその調味料たちをしまえ!

 

 

 

 

 

「よ〜しテストだ。皆準備しろよ〜。」

 

先生が入ってきた。

 

「おい麻呂、机の上の調味料しまえ‼︎」

 

「いやです先生!僕はテストの途中でも何か食べねばいかんのです!」

 

「じゃあ調味料なしで食べりゃあいいだろ⁉︎何もつけずに‼︎」

 

「ううう………仕方ない………」

 

先生!テスト食べるの容認しちゃダメ‼︎ゼッタイ‼︎

 

 

 

 

「テスト始め‼︎」

 

一時間目は英語のテストだ。

 

僕はみんなとは違ってちゃんと勉強してきたからこんなテスト楽勝………………………………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

わ・か・ら・ん・わ・か・ら・ん‼︎

 

何この英文?くそか⁉︎

 

そもそも僕は日本人なのに何で英語を………

 

むむむむむむむむむむ………

 

どんなに考えても頭に浮かぶのはこの英文に対する不満ばかり。もうやだ。

 

 

 

 

ZZZZZ………

 

なんか寝息が聞こえる………

神様か………

 

………………………………‼︎

 

そうだ‼︎神様ならきっとこの問題が分かるはず‼︎

 

「神様、起きて。」

 

テスト中なので小声で話しかける。

 

「何だ?今寝とったのに………」

 

「この問題分かる?」

 

神様に問題を見せる。

 

すると神様は胸を張ってこう言った。

 

「任せておけ。私は高天原一の秀才と呼ばれているのだ。」

 

おおお、なんか頼り甲斐があるなぁ。

 

問1.I have a pen. I have a (ア). Oh! (ア)pen!

空欄(ア)に入る英単語を答えなさい。

 

 

「よし、任せておけ‼︎………」

 

おおお、神様が珍しく真面目に取り組んでくれてる。

 

 

 

 

 

 

〜50分後〜

 

「むむむむ………」

 

なんと高天原一の秀才、ずーっと同じ問題に悩んでます。

 

「神様、はやくしないと試験の時間が終わっちゃうよ。」

 

「うるさい‼︎神を信じなさい。信仰心っちゅうものが無いんだから最近の若者は………」

 

こんな頼りない神様どう信じろと?

 

「よ〜し、試験終了‼︎答案を集めるぞ‼︎」

 

結局一問も解けず………ってことは0点⁉︎ギィィィィィヤァァァァァァ‼︎

 

「よっしゃ次の数学のテストは頑張るからな。」

 

神様、いい加減にして………。

 

 

 

 

 

 

「数学始め‼︎」

 

さあ始まりました数学のテスト。

神様がシャーペンを返してくれません。

 

「チッなんやこの計算(怒)」

 

高天原一の秀才、計算に怒っています。

 

「ええい計算問題はとばす‼︎わからん問題はとばすのが一番。」

 

その計算問題僕わかるからシャーペンいい加減返してよ〜。

 

「なんじゃこの文章題⁉︎『文章』のくせに計算させるのか⁉︎」

 

そりゃ数学の問題だからね………

 

「権平君、数学は0点で我慢しなさい。」

 

もう良いからシャーペン返して………(涙)

 

「ふう………次は国語か。私は文章読むの得意だからな。この文章題も計算さえなければ全問正解なのにな〜」

 

そーですね(諦め)

 

「あの〜いい加減シャーペン返してくれませんか?僕この問題わかるんで。」

 

「は?嘘つけこの私がわからんのにチミが分かる訳無いっしょ。」

 

「でもシャーペン返してくださいよ〜。」

 

「いいじゃん消しゴムあるから。」

 

「消しゴムでどうやって回答用紙に答え書くんだよ‼︎」

 

僕は思わず叫んでしまった。

 

「こら七志‼︎試験中だぞ‼︎」

 

「あ、すいません‼︎」

 

先生に怒られてしまった。

 

「ね?神様を信じとけば怒られなかったのに………」

 

怒られる原因がいうな。

 

それより先生も先生だ。

 

僕の後ろの方の席でテスト食べてる人がいるんですがその人は注意しないのか?

 

ムシャムシャ………

 

 

 

 

 

続く国語、理科、社会の試験も神様がやって一問も解けず全部白紙。

こんな不幸初めて。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「七志、親津輪山時、呉李、この三人は後で職員室に来るように。」

 

後日、僕たちは職員室に呼ばれた。

 

「やれやれ、またか。俺は毎日三回は職員室で説教受けてるから日常茶飯事さ。」

 

羅太郎の話は参考にならない。

 

「ムシャムシャ………パクパク………」

 

麻呂、職員室に呼び出された時も何か食べ物持ってこうというその精神は賞賛に値するよ。

 

ま、男子校だから職員室に呼び出されても被害は最小限だけどね。

(女子に白い目で見られないから)

 

 

「うわ、職員室呼び出しとか無いわ〜。先生怖いだろーな〜。可哀想に。」

 

プレッシャーをかけるな厄病神。せっかく被害が最小限って自分を安心させてたのに。

 

 

 

 

 

「おお来たか。」

 

出迎えたのは我がクラスの担任にして閻魔の使徒。帯羽都槍 鯛峰代(たいばつやり たいほうだい)先生だ。

 

「まず七志、おまえ今回の試験全部0点だったな?どういうこっちゃ?」

 

「何を、私だって頑張ってやったんやぞどアホ‼︎」

 

神様がわめく。先生には聞こえないがなんか間が抜ける。

 

「だ、黙ってて神様、」

 

「黙れだとゴルァ‼︎」

 

「ヒッ‼︎」

 

先生の右手がウズウズしている。ビンタの嵐が吹き荒れるに違い無い。

 

「まあええわ、後でよっくり可愛がってやらあ。呉李、おまえはテストの答案を鼻紙につかったらしいな。」

 

「仕方ないっすよ。鼻水が垂れてきたんだから。」

 

さすが職員室呼び出しのベテラン。冷静な受け答え。

 

「ティッシュ使え、ティッシュ‼︎」

 

「ティッシュ無かったんすよ。だから答案で鼻を………」

 

「だからっておかしいだろ‼︎」

 

バンッと先生が机を叩く。

まあ言ってることは先生のほうが正しい。きっと羅太郎もこの説教が終わる頃にはボコボコにされていることだろう。

「親津輪山時、おまえは答案を食べた。」

 

「はい。そうです。」

 

「何で答案食ったんや?」

 

先生の目が怪しく光る。

 

「だって………何か食べないと僕気絶しちゃうんです。」

 

「だったら消しゴムかなんか食っときゃいいだろ‼︎よりにもよって答案食う奴があるか⁉︎」

 

「だっておいしかったんだもん‼︎」

 

麻呂逆ギレ。

そしてあろうことか麻呂は先生のほうへ突っ込んでいったのだ。

 

「ワアアアアア‼︎」

 

バキッ‼︎ボコボコ‼︎グシャ‼︎ドスドス‼︎パフ♪

 

親津輪山時 麻呂、撃沈。

 

「チッ、てこずらせやがって。おまえらもボコボコだ‼︎連帯責任や‼︎」

 

「チッくそ‼︎」

 

続いて羅太郎も先生に突撃。

 

ドカッ‼︎バキッ‼︎ボカ‼︎ガキッ‼︎キュイイイインズゴーン‼︎

 

呉李 羅太郎、昇天。

 

「さて、次はおまえの番や。覚悟しろよ………」

 

ヒイイイイ‼︎僕もついにこの短い人生に幕を下ろさなきゃいけないのか⁉︎

 

「私の出番のようだ。」

 

神様だ‼︎…………もう僕終わりだな。

 

 

 

 

「雷‼︎」

 

神様がいきなり叫んだ。

雷…………雷⁉︎待て待て待て待て。いくら先生でも雷うけたらやばいって‼︎

 

「でやっ‼︎」

 

先生に一筋の光の柱が降った。

ズゴーン‼︎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「何や?今なんか職員室に雷が落ちたような…………」

 

 

「ま、気のせいやろ。さあおまえを可愛がってやらあ‼︎」

 

あれ?何とも無いの?

どうやら先生は雷なんてビクともしないらしい。

 

「あがが…………最大の力でやったのに…………」

 

高天原一の秀才が唖然としています。ま、誰でもこの状況みたら唖然とするわな。

 

「ぬぬぬ、ならば神風だ‼︎」

 

神様がそう叫ぶと職員室に嵐が吹き荒れた。

 

ビュオオオオオ‼︎

プリント類が空を舞う。教頭の頭からはカツラらしきものが吹き飛び、何か校長らしき人が職員室の中を飛び回っている。

 

しかし肝心の帯羽都槍先生は全く動じなかった。

 

「なんかエアコン効きすぎてないか?」

 

おいちょつと待て‼︎かの元軍が日本に侵攻してきた時に元軍を壊滅させたあの神風がこの職員室にピンポイントで吹いてるんだぞ‼︎なんでこの人ピンピンしてんの⁉︎

 

「あわわわわ…………」

 

さすがの神様も理解できない様子。

 

「く〜…………」

 

バタッ

 

神様、轟沈。(気絶)

 

「おら七志、くたばれ‼︎」

 

「イイイイイヤアアアアアア‼︎」

 

七志 権平、蒸発。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

三人は、目を覚ましたらすぐ職員室を追い出された。

 

僕は家に帰る途中、神様に向かって叫んだ。

 

「もう僕、あなたのこと信用しないから‼︎」

 

「ふぁ?」

 

神様もまださっきのことが理解できないらしく、ぼーっとしていた。

あ〜あ、僕はなんて不幸なのかしら。

 

そう思いながら歩いていると神様はおもむろにこういった。

 

「これからは阿弥陀如来様を信仰して、死後の幸せを祈りなさい。」

 

なんなんだ?急に?

阿弥陀如来様…………ってちょっとまて‼︎

 

「もう生前のことは諦めな。」

 

諦めるな〜‼︎

 

 

 

 

例によって、神様は天照大御神様にこっぴどく叱られたという。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




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