鹿屋デイズ・鹿屋ライフ   作:ミギー・ドン

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 中編です。
 オリジナルの艦娘が二名登場します。ざけんな! って方はご注意下さると幸いです。


サムソンティーチャーむかしばなし・中編

  「あれは今から4年半前…か。深海棲艦が侵攻を始める一年前の話になるんだ」

 

 サムソンは茶をずずっと啜り、ゆっくりと語り出す。椅子に座った比叡と叢雲、座椅子に座る雲龍は黙ったまま、続きを待つ。

 

 

 ◇

 

 

 「お疲れ様です。寒村副長」

 「やぁお疲れ様。と言っても大半がオートメーションだし、計器類を見てるだけで張り合いはないけどね」

 

 ブリッジに入ってきた当直の士官が、確かに、と言って笑う。寒村は再び手元に目を落とし、作業を再開する。

 この『しまばら』に限らず、科学技術の進歩は艦艇に乗り込む人員の数を大きく減らすことに成功していた。かつては150人を超える人員が勤務していたこの艦も、今では1/3ほどになっている。やがてはワンマン運転も可能になるのではないか、というジョークも、そう現実離れしたことではないと、船乗りたちの間では頻繁に語られていることだ。

 

 「…煙草、ですか? 副長は確か吸わないものだと存じていましたが」

 「うん、僕はね。これは艦長に預かってくれって頼まれたんだ」

 

 ジップロックに煙草とライターを入れ、それを更に防水加工の小袋に入れる。何かあっても、これなら濡れて使えなくなることはない。

 部下の言葉に寒村はそれを持ち上げては眺め、うん、と頷いた。

 

 「なるほど。艦長、また禁煙ですか。何度目ですかね」

 「過去にも挑戦してるのかい」

 「ええ、自分は学校を出てからずっとこの艦ですが、覚えてるだけで10回は禁煙宣言をしていますよ」

 「そんなに。あー、じゃあこれも無駄になるかもしれないか…」

 

 彼…白土(しらと)二等海曹は寒村より若い士官であるが、艦長である星野とは寒村より付き合いが長いようで、若干のあきれ顔を見せつつそう言った。

 とは言え寒村とて、直々に頼まれた仕事…仕事と言っていいものかどうか判断がつきかねるが、ともかく仕事に手を抜くわけにもいかない。

 寒村は密封した煙草とライターの入った袋を上着のポケットにねじ込み、窓から見える海面と月を眺めては大きく伸びをした。時刻は午前二時を少し回ったところである。

 

 「白土、コーヒーでも飲もうか」

 「おごっていただけるのであれば!」

 「わかったわかった、君らも飲むだろ、買ってくるよ」

 

 いただきます、という声を背に、寒村と白土はブリッジから出て、気晴らしの散歩がてら艦内下部の食堂にある自販機コーナーへと向かう。

 紅茶やらコーヒーやらを買い込み、持参したビニールへと詰めていく。部下たちにおごる義務などありはしないが、叩き上げの海士たちを差し置いて副長になった寒村は、どうしてもこういうところで気を遣ってしまう。情けないと言えばそれまでだが、性分というものは中々変えることはできないものだ。

 

 「二月だってのに結構暖かいですね」

 「そうだね、赤道にちょっとずつ近づいてるからかなあ…まさかね」

 

 食堂から甲板に出た二人を、生暖かい風が迎える。確かに、本土から乗り込んだ時は寒風が吹きすさんでいたが、今は上着を脱いでもいいのではないか、と思わせるほどに暖かかった。

 

 「白土は吸わないんだっけ」

 「自分は海の上では吸いませんね。陸では吸いますが」

 「そうか、それもいいな…」

 

 笑いつつ階段を上がっていき、救命艇が並ぶ区画へと差し掛かったその時──

 

 

 ◇

 

 

 「司令が輸送部隊にいた、っていうのは前に聞きましたけど、副長って結構偉い立場なんでしょう?」

 「うん…まぁ、そうだよ。ただ君らも知ってると思うけど、今の艦艇はオートメーション化が進んで、そんなに人員がいなくても航行が可能なんだ。軍に入る人も少子化の影響で年々減っててね、ある程度実力があれば、それなりに上の立場に就くこともできる」

 

 叢雲が新たに淹れた茶を皆に配る。比叡の問いに答えつつ、サムソンはそれを啜った。

 人口比率や少子化など、現在の日本についての情勢についてサムソンが語ることはなかったが、それは比叡たちに説明するまでもないことであると、そう判断したからであろう。

 サムソンはあくまで、四年半前に起きた事実のみを語る腹積もりであり、それに付随するあれやこれやについて、艦娘たちも聞こうとはしなかった。

 

 「ま、僕が副長になれたのは運だよ運。色々あったけどそれは今回の話には関係ないから…で、どこまで話したっけか…」

 「コーヒー買って戻るところ」

 「あァ、そうだ…」

 

 

 ◇

 

 

 凄まじい揺れが、船体を襲った。

 寒村と白土は思わず身をかがめ、傍にあった手すりに身を委ねる。

 

 「うわッ!?」

 「爆発!? 何処だ!」

 

 突然のことに狼狽しつつも、周囲を見回す二人。その時、左舷方向の空から飛来した『赤熱したなにか』が、ブリッジに突き刺さるのを、寒村は見た。

 そして、再びの爆発。

 

 「ほ、砲撃…!?」

 「砲撃!? 馬鹿な、そんな、いや、馬鹿なことが!?」

 

 馬鹿げた話と思うのも無理はない。

 今現在、日本と戦争をしている国などはない。ひと昔前であれば、海賊やテロリストの可能性もあっただろうが、今の世界情勢において、そういったものはほぼ根絶されているのだ。

 では一体何が…砲撃に見えたものは隕石? 落雷? 何処かの国の新兵器実験? それとも特撮やアニメーションに出てくる怪獣か何かか? 寒村の頭にはそんな可能性が生まれるが、すぐに否定されては消えていく。 

 ここは日本の領海内で、おまけにこちらは武力行使や他国の支援にいく艦でもない。攻撃したところで何の得があるというのか。

 

 「ブ、ブリッジが…!」

 

 震える声で白土が言う。

 完全に破壊されたブリッジはごうごうと炎と黒煙を噴き上げ、『しまばら』の船体はゆっくりと傾き始めた。

 

 「バイタルパートからの爆発なのか?」

 「わ、わかりません! わかりませんが! 副長、これはエマージェンシーなのでは!?」

 「それは、そうだ!」

 

 寒村はそう言うと、やや離れた場所にあった艦内放送の受話器を取り、緊急コールを発令した。

 サイレンが響き渡り、先ほどの爆発に気付いて飛び出してきた海士たちが、状況を把握しようとそこらを駆け回る。

 

 「落ち着け! まずは状況報せ!」

 「揚陸艇収容デッキで火災発生!」

 「ブリッジ、CICともに連絡取れません!」

 「艦体左舷に破孔確認! 隔壁封鎖しろ! なに、電気系統が? おい!」

 「怪我人が出てる、誰かこちらを手伝え!」

 

 怒声が飛び交う中、寒村はそれでも階段を上っていき、ブリッジが一望できる甲板へと出た。

 それは正に悪夢のような光景であった。

 

 「そんな…」

 

 爆発によって完全に吹っ飛んだブリッジ。傾斜によって海に落下していく甲板上の物資や車輛。船首方向からも爆発があったのか、炎と煙が噴き上がっては夜空を汚していく。

 

 「副長! 指示を!」

 「あ、ああ…」

 

 しかしブリッジが吹っ飛んで、更に各所で爆発や火災が起きているとなれば、もうこの艦は助からないのではないか、という疑念が寒村の頭をよぎる。

 だが、だからといって何もしない訳にはいかない。寒村は両の手で頬をバチンと叩いて気合を入れ、上がってきた海士と共に艦内へと入ろうとした。

 その矢先…である。

 空を切り裂くような音が響いて、寒村たちは思わず身を伏せる。

 

 ずどん、と。

 更に艦体が大きく揺らいだ。そして、爆発。

 

 「まただ…!」

 「副長ッ! 攻撃です! 攻撃を受けているんですよ、我々はァ!」

 

 海士たちは皆、様々な状況を想定し、訓練を積んできた。

 だが実際に、日本の艦艇が直接攻撃を受けるという状況など、それこそ先の大戦前後にまで遡らないといけない。破損のチェック、傾斜回復、隔壁の閉鎖、火災の消火、周囲との連携、連絡、救命活動、索敵、脱出…などなど、やることは山積みだ。

 だが現在、それらは基本的に、オートメーション化されたシステムがこなしてくれるものだ。無論何もかもやらずに上げ膳下げ膳とはいくまいが、それでもマニュアルによる負担は可能な限り軽減されているのが現状である。

 ではその大本、システム自体が死んで…いや、瀕死となっている今、何をどうすればいいのか。どうしたらいいのか。どうすれば助かるのか。

 寒村は自問した。

 そして結論を下す。

 

 「…退艦だ」

 

 艦長である星野とは連絡が取れない。死んだとは思わない、思いたくもないが、次に指揮を執るべき立場にいるのは自分である。

 この艦はもう、おそらく駄目だ。寒村はそう確信した。何者かが明確な悪意、殺意をもってしてやってきているのだ。ならばどうする。

 

 「生存者を捜索、その後救命艇下ろせ、総員に退艦命令!」

 

 そして再び、爆発が起きる。

 

 

 ◇

 

 

 「それって結局、深海棲艦だったのよね?」

 「うん。砲撃の外に雷撃も食らってて、転覆しないのが奇跡だったくらいでね…」

 

 任務報告受領やら他の艦娘たちとの連絡、指示などを出してきた叢雲が、戻りしなにそう聞いた。サムソンは窓の外、徐々に暮れ始めた景色を見つめてそう答える。

 

 「敵の数は?」

 「駆逐艦が3、軽巡か雷巡が1、重巡が2だった…と思う。何せ、この事件に関する詳細は、生き残った当事者たちでさえ気軽に閲覧できるものじゃなかったからね。どうしても記憶だけが頼りになる」

 「そ、そんなこと話しちゃっていいものなんでしょうか」 

 「無論、よくはないと思う。だから黙っててくれよな」

 

 大きくため息をつきつつ、サムソンは言った。こういった惨事の記憶を話すというのは、精神的な負担も大きいのだろう。

 雲龍が持ってきたお香に火をつけ、部屋はよい香りに包まれた。

 

 「…それで、脱出は出来たの…? いや、出来たからこうしてここにいるんでしょうけど」

 「ああ、救命艇や緊急用のゴムボートなんかは、マニュアルで使えるからね…でも、こうして生きていられるのは、さっきも言った通り、比叡、君のお姉さん達のおかげなんだ」

 

 

 ◇

 

 

 「くそッ、何だって通信機が使えないんだ! 救命艇のメンテナンス担当は何やってんだ!」

 

 そんな怒声を聞きつつ、寒村は周囲を見回した。爆発し炎上している『しまばら』が後方に見える。

 当然のことながら、彼は最後まで甲板に残り、生存した海士達が全て脱出してから、己も脱出をした。

 点呼をとった結果、脱出に成功したのは乗員68名のうち21名だけであった。その殆どが宿直のため起きて各所にいた者たちであり、残りの者は呼びかけにも応じず、また火災と破壊のため捜索も困難を極めたため、寒村は断腸の思いで脱出を決断したのである。

 

 「副長、駄目です。通信も繋がりません」

 「GPSは?」

 「GPSは辛うじて反応があります。現在地…北緯25°01'23.1" 東経 141°14'32.3"」

 

 読み上げられた緯度と経度をもとに、備え付けの地図とコンパスなどでおおよその位置を照合する。

 

 「北硫黄島と硫黄島の間か…南下すれば硫黄島だ、とりあえずそこまで行こう」

 「了解です」

 

 発光信号によりその旨が伝達され、救命艇ならびにゴムボートはゆっくりと、硫黄島への進路をとる。

 

 「しかし、通信が出来ないというのはどういうことでしょう。これじゃまるで、本当の意味での孤立だ」

 「通信障害か、ECM…通信機の故障、色々考えられるが…しかしだからって、何もしないわけにはいかない。皆、頼む」

 「はい」

 

 理解を超える事態に直面し、それがあれこれ騒いでもどうにもならない、ということを理解すると、人は案外落ち着いてしまうものだ。多くの人命と艦も失われたが、寒村の心は今、びっくりするくらいに冷え切っている。

 どこの誰があんなことを。何のためにあんなことを。何故。どうして。

 わからない。

 それならば、今は今出来ることを全力でするだけだ。寒村の本能はそうすることで、己の心を守るはたらきとした。

 

 「…ダメですね、GPSも応答しなくなりました。やはり何かの力が働いていることは間違いないでしょうが…」

 「戦争でもおっ始まるんですかねえ…」

 「日本と…何処の間で?」

 

 数名の海士たちも、もはやオールでもって漕ぐ以外、打つ手なしと諦めたのか、思い思いの雑談を始める。

 通信が出来ずとも、生きてこうしているのだ。硫黄島までたどり着ければ、どうにでもなる。ふうっ、と息を吐くと、ポケットにねじ込んだままの煙草とライターを取り出した。脱出する際に海水をしこたま浴びたが、これは無事であった。

 

 「あ、それはさっきの…」

 「うん。星野艦長の……形見になっちゃったな。奥さんに渡さないと」

 「そう、ですね…」

 

 この事態が現実味を帯びてくるのはこれからだろう。寒村は一度会ったことのある、星野の細君の顔を思い浮かべつつ、煙草とライターを再びポケットにねじこんだ。

 その時である。後方についていた救命艇から、大声で叫ぶものがあった。

 

 「右舷方向、3時の方角! 発光体らしきものを確認!!」

 

 その声を受け、寒村達は一斉にそちらを見た。

 何もない海上に、確かに浮かぶ赤い光。それはゆらゆらと揺れ、こちらにゆっくりと近づいてきているようでもあった。

 

 「漁船か何かでしょうか?」

 「わからない。けど…こちらからのアプローチは待て。『しまばら』をやった奴らが、まだここら辺にいるとすれば…」

 「それはそうですが…向こうはもう、こちらに気付いている可能性も…あ!」

 

 そこまで言いかけて、白土が叫ぶ。後方の救命艇、更にその後ろにつけていたゴムボートから、懐中電灯による光が投射され、更には備え付けの救命炎が使用されたのだ。

 

 「おい待て! 命令は出ていない!」

 

 白土が叫ぶがゴムボートまでは届かない。

 そして次の瞬間、比較的若い海士たちが乗り込んだゴムボートは、その人員ごと、文字通り『弾けて』消えた。

 

 「え…?」

 

 ぱんっ、という、風船が割れるような音と共にゴムボートは跡形もなく消滅し、ほんの少し前まで人間だったものたちは、赤い霧となって散っていく。

 

 「な…」

 「全員伏せろ! 明かりの類は一切使うな!」

 

 寒村の怒声が響き、辛うじてそれが聞こえる範囲にいた救命艇の乗員たちもそれに従う。しかし無駄なことであった。

 海の上の赤い灯火は、その速度を増して、こちらに接近してくる。小型の船舶か、それに準じたものであると推測できるが、詳細はわからない。

 寒村は顔だけを覗かせ、その正体を確認しようとじっと凝視する。

 月明りに照らされたそれが、見える範囲に入ったとき、寒村はこの世の全ての常識を疑った。

 

 

 ◇

 

 

 「それはそうだろう。人間と同じカタチをしたものが、海の上を進んでくるんだから」

 「人類が初めて、深海棲艦と会った…ってわけですね」

 

 比叡の言葉はある意味では正しい。しかしサムソンは首をふって比叡を見た。

 

 「どうだろうね。僕が知らないだけで、同様の事件は別の場所でも起こっていたのかもしれない…僕たちが初めて、ということは断言はできないよ」

 「な、なるほど」

 「日本海軍が、というくくりなら?」

 「それは僕たちが初めてだろうね。まったく運が悪いにも程があるよな…」

 

 ジャスミン茶をすすり、サムソンはため息をつく。語り始めてから何度、彼がそうしたかはわからない。

 進んで語らなかったことから、それはとても辛い思い出なのだろう、それはここにいる比叡、叢雲、雲龍たちにも痛いほどにわかっていた。

 しかし彼は語ることを止めはしなかった。叢雲の手前もあるのだろうが、彼自身、語ることで…共有することで、「救い」を欲しているのだと、誰もが理解している。

 そしてそれを受け止めて、少しでも彼の苦悩を和らげてやろうとも。

 

 「そこで、金剛お姉さまが?」

 「……ああ。正確には、金剛と…あと二人」

 

 

 ◇

 

 

 「こちら輸送艇1号…北硫黄島を通過。大破炎上中の『しまばら』を目視で確認しました。司令部、重金属粒子反応は?」

 

 快速輸送艇が波を切り裂き、夜の海を進んでいく。

 余計な兵装はオミットし、代わりに簡易的な出撃ドックを備えた、海軍が作り上げた新たな艦艇である。

 

 「了解しました。以降の作戦はこちらで預かります…通信終わり」

 「横須賀はなんと?」

 「こちらに一任するそうよ。それはそうよね、戦えるのは私たちだけ…バックアップは陸でしてくれればそれでいい」

 

 ウェーブがかった栗色のロングヘアをかき上げ、背の高い女性が笑う。

 そしてその正面で椅子に座る、銀髪の少女もまた笑って、飲んでいたペットボトルの紅茶をテーブルに置いた。

 

 「と、いうことじゃ。汝(なれ)にとっては初陣になるが…今更逃げ出したくなったりはしておるまいな?」

 「ノープロブレムですお姉さま…訓練は死ぬほどやりました。覚悟だって決めています」

 「いい顔ね。それでこそ次世代型艤装の適合者です…じゃ、行きますわよ」

 

 輸送艇の後部ハッチが開き、誘導灯がともる。

 

 『進路よろし! 発進どうぞ!』

 「了解。では行きましょう…敷島型戦艦一番艦・敷島! 出撃いたします!」

 「続くぞ。敷島型戦艦四番艦・三笠! 出撃する!」

 

 オペレーターのアナウンスを受け、暗い海にまず躍り出たのは二人…いや、二隻の『艦娘』たちであった。

 それは絶望の海を切り開くための力。

 ひとの世を、未来につなげるための力。

 

 そして最後に、すさまじいタービンの音を轟かせて、一隻の『艦娘』がスタンバイに入る。

 前の二人とは明らかに違った艤装が、誘導灯の光を受けて輝いた。

 

 「すぅーッ…はーっ…よし。金剛型高速戦艦一番艦・金剛! 出撃ですッ!」




 何度も言ってますが軍や兵器の知識に疎いため、普通ならこんなことはないだろ、という部分が多いかと思われます。フィクションだからいいんだよ! というスタンスですが、明らかにおかしい部分がありましたら教えて下さい。

 イベントはE4輸送中です。ヲ級怖い…
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