鹿屋デイズ・鹿屋ライフ   作:ミギー・ドン

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今回は繋ぎの話です。


おいでませ岩川

  鹿児島県は岩川基地。

 その設立は意外と古いものの、鹿児島湾にほど近い鹿屋基地とは違って内陸部にあるため、哨戒機や輸送機の発着基地として使われていた。しかし次第に苛烈さを増してゆく深海棲艦との戦いに、懸念と危機感を抱いた大本営が増設、改装を決定。 

 その結果、鹿屋をはじめブルネイやタウイタウイ、リンガ泊地など、主に南方の戦場に赴任させる艦娘たちの訓練基地として生まれ変わることとなる。

 立地上当然ながらドックを持たない基地であるため、短距離のリニアラインを敷設し、鹿屋へと直通運転をさせることでこの問題を解決。所属の艦娘たちは鹿屋のドック施設を借りて出撃する形となっている。

 

 基地司令を務めるのは阿曇忠良(あどん・ただよし)少佐、32歳である。彼は嘘か誠か、かつて薩摩を治めた島津の分家筋の家系の出であるらしく、その名前も島津中興の祖である島津日新斎(じっしんさい)こと忠良から付けられたという。

 ことの真偽は置いておくとして、彼は横須賀海軍学校において、現・鹿屋基地司令である寒村中佐の後輩であった。

 背が高く眉目秀麗な偉丈夫であるが、その実はかなりエキセントリックな人物であり、彼が新生・岩川基地に赴任すると知ったサムソンこと寒村は、露骨に嫌な顔をしたという。

 

 そんな岩川基地に、今サムソンはいた。

 ここは訓練所という名目であるから、近隣の基地、鎮守府から手練の艦娘達が出向してきている。例えば佐世保からは高雄型重巡洋艦・愛宕と川内型軽巡洋艦・川内が。呉からは球磨型重雷装巡洋艦・木曾と飛鷹型軽空母・飛鷹。そして鹿屋からは朝潮型駆逐艦・霞が…といった具合にである。

 サムソンがここを訪れたのは、霞の任期である三か月が経過し、次の教導担当である初春型駆逐艦・若葉と交代させるためであった。姉妹艦である飛鷹を訪ねるという名目で勝手に着いてきた隼鷹、そして若葉と共にリニアを降りたサムソン達を、十一月の寒風が出迎える。

 

 「寒いなあ…」

 「鹿児島が暖かいなどというナイーブな考え方は捨てろ。私は薄着でも大丈夫だぞ」

 「若葉はちんまいから風に当たる範囲が狭いんだよぉ。ほれほれ、近う寄れ」

 

 鹿屋から数百キロ離れている訳でもなく、外気温や風向なども同じである筈だが、暖かい車内との温度差効果は抜群であった。

 上着の前をはだけた隼鷹が、若葉をくるんでボタンを留める。胸元から顔を出した若葉は、隼鷹の豊かなバルジを枕に、そう満更でもない表情だ。

 

 「ふむ…これはこれで」

 「ヒャアあったけえー! 若葉めっちゃ体温高い! 提督ぅ、提督も入る?」

 「悪いな提督よ、ここは一人用なんだ」

 

 二人羽織状態でのそのそ歩くヤングリーフ・ファルコンホークを尻目に、サムソンは基地施設へと歩を進める。

 叢雲とは違ったベクトルで口やかましい霞も、いなければいないでどこか物足りないものだ。それは他の艦娘達も同様で、今夜はちょっとしたお帰りパーティでもしようね! と張り切っていた。

 

 「若葉はパーティ出れなくてかわいそうだねえ」

 「問題ない。代わりに提督の部屋から色々持ってきたからな」

 「え、ちょ、マジすか…それ返ってこないやつだよね!?」

 

 サムソンが振り返り困り顔をするが、若葉はどこ吹く風である。施錠をしないのが悪い、というのが鹿屋所属の艦娘達の一般的な見解であった。とは言えサムソンもサムソンで、見られて困るようなものは置いていないため、あえて施錠をしていない。

 持っていかれるのは主に書籍や映像メディアなどであり、財布などから金を抜かれるようなことは起きていないのが救いである。

 

 「まぁいいけどさ…君たちは僕の部屋をブックオフか何かと勘違いしているフシがあるよな」

 「失礼な、ブックオフで万引きしたら捕まるだろう。青空文庫みたいなものだよ」

 「許可した覚えはないんだけどね!」

 

 わいわいと騒ぎながら歩いていけば、寒さも忘れる。そうしている内に、一行は岩川基地の正門へ到着した。

 オートメーション化された門はおいそれと侵入できるものではないが、番所を訪ね中にいる妖精さんに要件を伝えれば、すぐに門は開く。

 実はリニアの駅と基地は地下で繋がっていて、すぐに基地の施設内へと入れはする。しかしそうしなかったのは、これから三か月の間会えなくなる若葉と、少しでも話をしておきたいという、サムソンのちょっとしたセンチメンタリズムでもある。

 こういう処に艦娘たちは敏感である。能力は平凡、容姿も平凡で魅力的とは言い難いサムソンであるが、それでもどこか憎めず捨て置けないと思わせるのには、その辺の人徳のようなものがあるからだろう。

 

 「あたしゃここ来るの初めてだよ」

 「そうだっけ? 鹿屋から10分もかからないんだから、休日は遊びに来てもいいんだよ」

 「まー今回は飛鷹がいるってんで来たけどサ、ここの子らってみんな小さくて、酒飲めないだろう」

 

 今現在岩川で訓練を受けているのは、殆どが駆逐艦種の艦娘たちである。艤装を纏ってしまえば年齢の差などはあまり意味を為さないが、普段の暮らしともなれば話は別で、いかな酒豪の隼鷹といえど一升瓶片手に乗り込むのは気が引けるらしい。

 ならば教官筋の連中と飲めばいいんじゃないの、というサムソンの言葉にも、あまり気のりはしていないようだ。

 

 「ま、よそ様の基地でハメ外すのはよくねっしょ」

 「それもそうだが」

 「む、提督よ。誰かいるぞ」

 

 隼鷹を脱ぎ捨てた若葉が、立ち止まって指をさす。

 基地の入り口に、背の高い男がいるのが見えた。

 

 「あれが阿曇少佐かい?」

 「そう。リニアの中でも言ったけど、大分おかしい奴だから注意しとくように。悪い奴じゃないんだけどね」

 

 一行はそのまま進み、男の前に立つ。

 軍服の上に風雅な模様の羽織をひっかけ、ウェーブのかかった髪の毛を風に遊ばせているその男こそ、岩川基地司令の阿曇忠良少佐であった。

 阿曇はサムソン達にとびっきりの笑顔を見せ、「チャオ」、と挨拶をしてみせる。

 

 「ようアドン君、しばらく」

 「と言っても三か月ぶりですけどねぇ。忙しくてお伺いも出来ずごめんなさいね。しかし…あんらァ~サムソン先輩、お会いになる度丸くなってらっしゃらない?」

 「うるさいよ」

 「ぶほっ」

 

 敬礼を返しつつも飛び出た、予想外のオネエ言葉に隼鷹がたまらず吹き出す。だが阿曇は気にすることもなく、隼鷹の周りをぐるぐる回っては、その切れ長の目を輝かせた。

 

 「ンマー! あなた飛鷹型の…隼鷹さん?」

 「え、あ、うん。そうだよぉ、飛鷹がここで世話ンなってるって聞いたからサ」

 「ンマー! 飛鷹ちゃんからよくお話は聞いているわ! 一度お会いしてみたかったのよぉ! 私は阿曇忠良、気軽にアドンって呼んでちょうだいね!」

 「あ、そ、そう…そりゃどうも…」

 

 ニコニコと笑いながら乱射してくるオネエ言葉に、流石の隼鷹もペースを乱されているようで、時折助けろ、といった目線をサムソンに投げてくるが、サムソンは敢えて知らないフリをしている。

 次にアドンは若葉の前にしゃがみ込み、目線を合わせてにっこりと笑う。顔の造りは極めて端正で、サムソンとは比べるべくもないイケメンである。だが面食いでない若葉にそれは通用しないようで、彼女はいつもの様に「若葉だ」とだけ返して笑うのみだ。

 

 「んんん~! 初春型の子と会うのは初めてだけれど、とってもラブリーだわねぇサムソン先輩!」

 「若葉は照れ屋だからね、あまり近いと噛みつかれるよ」

 「変な情報を吹き込むんじゃないぞ提督よ、噛みつくぞ」

 「あン、当岩川基地内での喧嘩は御法度なんだからね! さ、ここじゃ何だし中でお話と引き継ぎをしましょうか。霞ちゃんも待ちくたびれてるでしょうし」

 

 アドンはそう言って立ち上がり、若葉の手を取って歩き出す。微妙な顔のままの隼鷹とサムソンがそれに続くが、隼鷹の足取りはどことなく重い。

 

 「なぁ提督、アレってアレか? オカマちゃんか?」

 「本人曰くオネエ系らしいが僕も詳しくは知らん。LGBTでいう処のTかと思ったが違うみたいだし」

 

 提督という位には、必要な能力と実績があり、人柄さえ良ければ誰でもなれてしまう…とまでは言わないが、ともかくそこまでハードルの高い挑戦ではないらしい。

 また大本営にセクシャルマイノリティを排斥する傾向が無いというのは、このアドンを見ればわかる。

 ちなみにサムソンも海軍学校を出てからしばらくは、横須賀で輸送部隊の一つを任されていた。それが何故提督となり鹿屋に赴任したのか、というのはまた別のお話となるのだが。

 

 「要は出来るオカマちゃんってことかぁ」

 「頭はいいし人当たりもいいからね。僕は正直あんまり付き合いたくないけれど」

 「あらァサムソン先輩、ちょっとつれないんじゃなァい~?」

 「耳もいいな君!」

 

 玄関から入り、司令室へ向かう。新調されて時間が経っていないだけはあり、床や天井、調度品などはどれも真新しい。

 廃校になった小学校を増改築し使っている鹿屋とはえらい違いである。

 

 「たっだいまぁ~」

 「おかえりなさい司令官!」

 

 司令室へ入ると、中で待機していた三名の艦娘が、敬礼をしつつ一行を出迎えた。元気よく挨拶をしたのはつい最近になって艤装が顕現(けんげん)した、睦月型駆逐艦・水無月。そしてその傍らに立つのは、和装に身を包んだ水上機母艦・瑞穂と、鹿屋のかーちゃんこと霞であった。

 

 「さっそくだけどミーナちゃん、全員を招集してくれるかしら。ミズポンはお茶お願いするわね」

 「はい、わかりました!」

 「かしこまりました」

 

 水無月は初めて見るサムソンと隼鷹、若葉をちらちらと気にしつつ、部屋の外に出ていく。隣にあった通信室へ向かったのだろう。そして瑞穂はすっと離れてお茶の用意を始め、霞はその様子を腕組みしつつ伺っている。

 

 「ま、立ち話もなんだし座って座って。カスミンもほら、サムソン先輩と会うの三か月ぶりでしょお? もっとスマイルスマイル」

 「別に、基地に戻れば嫌でも毎日顔合わせるんだしいいわよ。それよりアンタちょっと太った?」

 「ええー…」

 「私がいないからってどうせ毎日毎日揚げ物やらお肉やら酒やら馬鹿みたいに飲み食いしてたんでしょ、叢雲もあれで甘やかすしほんっとダメな大人だわね」

 

 一度こうなるとしばらくは治まらない。とは言え見方を変えれば久々に主人にあって嬉しさを爆発させる子犬のようでもあり、それを理解している隼鷹と若葉はにやにやとその小言を受けるサムソンを見ている。

 助けろ、といった目線を二人は無視しつつ、席に座った。

 

 「さて若葉ちゃん、まずは改めてご挨拶ね。私はここの司令官、名前は阿曇忠良よ。阿蘇山のアに曇天のドンでアドン、忠良は島津忠良の忠良よ」

 「島津というとひえもんとりで有名な戦闘民族か」

 「あンらァ~よく知ってるわねぇひえもんとり! そうそう、島津忠良っていうのはねぇ、あの有名な島津兄弟の祖父でね。日新斎の号が有名よね、戦国以降の薩摩では日新大菩薩って崇められていたのよぉ。他にも島津いろは歌っていうのを遺して…」

 「提督、若葉さんが困っていますよ」

 「あら、ごめんなさいねぇ、つい熱くなっちゃうのよ。それでまず…」

 

 そこに瑞穂が割って入り、紅茶と菓子をそれぞれの前に置いた。

 にこりと微笑んだ瑞穂に目を奪われていたサムソンの脇腹を、霞が肘で突く。

 

 「ありがとう瑞穂、あなたの焼いたクッキーが食べられなくなるのはちょっと寂しいわ」

 「そんな、霞さん。近くなんですからいつでも食べにいらして下さい」

 「そォよ~! 鹿屋とは目と鼻の先なんだから。ああ、出撃のついでにお届けするのもいいわねぇ」

 

 確かに、地理的にもそれは容易に出来るのだが、あまりお互いに干渉しすぎるのもよろしくない。共同作戦ならともかく、いずれ岩川基地単体でも任務を請け負うこともあるだろう。そういった状況になっても、鹿屋がいるからいいや、という気概を持たれては困るのだ。

 それは叢雲や摩耶、足柄がサムソンに進言していることでもある。

 

 「ま、休みの日に来るくらいなら丁度いいでしょ。それより引き継ぎだけれど…ン、皆来たみたいね」

 

 沢山の足音に気付いた霞が、ティーカップを置いて立ち上がる。

 すぐにドアがノックされ、「入ります」という声が響いた。

 

 「失礼しゃーす。岩川基地所属、旗艦加古以下六隻、参上しました」

 「教導隊も来たわよぉ~」

 

 古鷹型重巡洋艦・加古を先頭に、陽炎型駆逐艦・初風、白露型駆逐艦・江風と海風。そして祥鳳型軽空母・瑞鳳と、潜水母艦大鯨、そして水無月が一斉に敬礼をした。軍に入ってからまだ日が浅い、というのはどこか硬いその立ち居振る舞いをみればわかる。いや、旗艦の加古だけはそうでもなく、どこか眠そうな目でサムソン達を見つめてはいるのだが。

 一方の教導隊は高雄型重巡洋艦・愛宕を筆頭に、川内型軽巡洋艦・川内、飛鷹型軽空母・飛鷹、球磨型重雷装巡洋艦・木曾の四名である。これに霞を加えた五名が、ここで指導を行っているベテランたちとなる。

 

 「や、どうも。鹿屋基地司令の寒村中佐です。よろしくどうぞ」

 「こちらこそよろしくどうぞぉ。霞ちゃんってばちっちゃいのにビシビシ厳しく指導してて、とてもかっこよかったのよぉ」

 

 サムソンが立ち上がって敬礼を返し、一同を見回してそう言った。

 ふわふわとした雰囲気のお姉さん重巡、愛宕がニコニコ笑いながらそう返せば、首に巻いた長いマフラーが何処となく忍者を思わせる軽巡、川内も肩をすくめて笑う。

 

 「おかげで私は楽できたけどねぇ」

 「お前はだらけすぎだ川内、神通のヤツと替えてもらいたいよ」

 「そんなことしたらここの子たち死んじゃうよ!」

 「隼鷹もしばらくね、元気そうで何よりだわ」

 

 川内、木曾、飛鷹がそれぞれ会話を始めるものだから、たちまち収拾がつかなくなる。アドンがまぁまぁ、と手で制し、場はとりあえず静かになった。

 

 「ま、そういうワケなんで、今日…いえ、明日からはこの若葉ちゃんが、カスミンのかわりに教導隊としてビシバシやってくれるからね」

 「何だか眠そうな奴だな、加古の親戚か?」

 

 木曾がふふんと笑いながら若葉を見るが、そんな威圧に怯える若葉ではない。おー、と手を挙げ、「若葉だ」とだけ述べてまた座り込む。

 

 「はい、じゃ、そういうことなんで、岩川のみんなはカスミンと若葉ちゃんにご挨拶!」

 「はい!」

 

 

 

 顔合わせと引き継ぎを済ませ、岩川の艦娘たちは再び訓練に戻っていき、若葉は川内に案内されて出ていく。

 司令室にはサムソンとアドン、霞、隼鷹そして飛鷹が残っていた。 

 

 「姉妹艦と会えたんですもの、今日は鹿屋へ行ってハメを外してきてもいいのよォ」

 「ほら飛鷹、司令さんもそう言ってんだしさぁ。鹿屋の方でもちょっとした宴会みたいなん用意してるから」

 「どうせアンタに絡まれてついでに後始末もさせられるんでしょう。そういうのわかっちゃうな」

 「だっはー! そんな事ねーってさあ! いい芋焼酎があんだよぉ、やっぱ薩摩は焼酎だよなぁ」

 

 その会話に参加はせず、霞は二人の司令官を見て口を開く。

 

 「気になったんだけど、ここの子達でほぼ出そろったのかしら、艤装って」

 「うん? ああ、どうだったか…まだいくつかサルベージされてない船もあったよね。信濃は難航しているみたいだし」

 「そうねぇ、それにサルベージされても舟魂(ふなだま)が目覚めないパターンもまだあったでしょう? ほら、あのシブヤン海で沈んだ…」

 

 その時である。

 司令室にあるスピーカーから、緊急入電を知らせるアラートが鳴り響いた。

 何だなんだとざわめく一同、そしてサムソンが持つ携帯端末から、これまた緊急を知らせるアラートが鳴り響く。

 

 「はァいこちら司令室よん、エマージェンシー?」

 「もしもし、ああ、叢雲か…うん、大本営から…? わかった」

 

 

 

 

 

 そして、鹿屋・岩川から離れること約400km。長崎県・佐世保鎮守府。

 最新鋭の施設と、最精鋭の艦娘達を揃える、九州地方及び南方方面を含めた中で最大の拠点である。

 

 

 『波形パターン解析完了。大本営にデータ送ります』

 『艤装出力・並びに成型完了まで…8建造単位時間と算出』

 『データきました。これは…大和型超弩級戦艦2番艦…!』

 

 「武蔵…か」

 

 おそらくは司令官であろう、五十絡みの男が、上がってくる報告を前に、複雑な表情を浮かべる。

 この件がまた新たな物語の一頁となるのだが、それはまだ少し先の話である。 

 




 オネエ提督はだいぶ手垢のついたパターンですが、まぁそれもいいかなと思って出しました。
 話の指針の一つとして、『所持していない艦娘は極力出さない』を心がけているのですが、僕は武蔵を持っておりません。なので次イベに向けて備蓄の最中ですがトライしてみました。
 
 あったよ大型建造! 
 でかした!
 4:20:00

 不幸だわ…

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