Waste meaningless worthless man   作:勇者系魔王アマッカス

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第4話

放課後になり、俺は職員室に行くために教室を出ようとすると山田先生が走り込んできた

 

「よかった、織斑くんと大和くんはまだ教室にいましたね」

 

「どうしたんですか?」

 

織斑が質問をするが、俺はまあ予想はついている

どうせ、寮に住めという話だろう

なんせ、世界に2人しかいない男性IS適合者だ

非合法な所や甘い汁を啜ってる女権団なんかは身柄や命を狙ってくるだろう

それならば護衛のしやすい学園に置いておく方が賢いしな

 

「いえ、今日からお2人には寮に住んで貰いますので、その連絡と寮の鍵を持ってきました」

 

「いや、俺はしばらくの間は自宅から通うことになると聞いていたんですが」

 

「その件なんですが、政府の方から護衛のために学園の寮に入れろという通達がありまして、急遽お2人には寮に住んでいただくことになりました」

 

「それなら、今から自宅に荷物を取りに行きたいのですが」

 

「それならば安心しろ、貴様の荷物はわたしが纏めておいた。服と携帯の充電器があれば充分だろう」

 

気配もなく急に出てくるのはやめてくれないかな、心臓に悪い

俺は基本的にはこの環境なら、制服さえあればいいから大丈夫だが、一般的な男子高校生の感覚を持つ人間にはそれは辛いんじゃなかろうか・・・

 

「それでは、お2人に鍵をお渡ししますね」

 

鍵を受け取り、その番号を確認する

1040番か、相部屋はさすがに隣の奴だろうが

 

「なあ、武番号はいくつだ?」

 

「1040だ」

 

「え?」

 

「ん?」

 

もしかして別の部屋なのか?

 

「俺のには1025って書いてあるんだが」

 

「山田先生、説明をお願いします」

 

俺が問いかけると山田先生はすこしあたふたしながら

 

「え、ええっとですね。本当に急に部屋割りを変更したため2人を同じ部屋にする事が出来なかったんですよ。しばらくすれば2人を同じ部屋にすることが出来るのでそれまで我慢していただけませんか?」

 

冗談じゃない、なんでそんな地獄のような環境で暮らさなきゃならないんだ

 

「先生、使われていない物置のような部屋はないですか?あるのならば、自分はそちらでの生活を希望します。その方が相部屋になってしまった女子や俺のためになります」

 

「足の踏み場も無いような場所ならばあるぞ。しかし、シャワーもないそれはどうする?」

 

「IS学園なら更衣室にシャワーぐらいはついてますよね?なら、そこを夜に使う許可をください。水だけしか使えなくてもかまいません」

 

「ふむ、なぜそこまで女子との相部屋を嫌がる。お前ぐらいの年代の男子ならばむしろ喜ぶような事だと思うのだが?」

 

「何時自分の命や身柄が危険に晒されるかわからないこの状況でそんなことを喜ぶことが出来るほど俺の神経は図太くないです」

 

「そこまで悲観的に物事を捉える理由はなんだ?それは学園を信用していないと言っているのに等しいぞ」

 

「信じられる訳が無いじゃないですか。この学園だっていくつかの国の思惑があって建てられ、他国からの支援を受けている。そこに他国の何かしらが介入していないことはありえない、と言うのが俺の考えですが?」

 

「それならば、学園を信用しろとは言わん。我々が選んだ生徒ぐらいは信用できんか?」

 

「信用できません、先生方が部屋割りを選出する際に使用した情報が正しいという確証がありませんから」

 

「ふう、意思は硬いようだな。ならば構わん。この後職員室に来い。倉庫の鍵の受け渡しと決闘の際に使用する機体及び武装の相談はそこで行う」

 

「了解しました」

 

ふう、何とかなったか

これで、取り敢えず色々大丈夫かな

 

「ちょっと、待ってくれよ千冬姉!なら俺も女子とは別の部屋がいい」

 

「お前までワガママを言うな。それにお前と相部屋の相手は私もお前も知己の人間だ。よって、お前のその意見は認められん」

 

ん?てことは織斑の相部屋の相手は、あの髪が長いポニーテールの女子か

何となくコイツは何かしらやらかしそうだが

 

「それでは、職員室に向かうぞ。お前の荷物は職員室に届いている」

 

俺はその言葉に従い、先生方の後について職員室に向かった




読了ありがとうございます
次は軽く流してクラス代表決定戦に突入したいと思います
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