Waste meaningless worthless man   作:勇者系魔王アマッカス

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第8話

プラットフォームに戻った俺は傷の手当てをしていた

最後の爆発で刺さったグレネードの破片を取り除き、消毒液を掛けてガーゼを当てて包帯を巻いていると、織斑先生たちがやってきた

 

「貴様、なぜあのような危険な戦い方をした?」

 

どうやら俺の戦い方にご立腹らしい

 

「あの方が勝率が高くなるからですが?格上の相手に勝つためには相手が対応出来ないことを常にやり続けるしかありませんでしたので」

 

「それであれか?」

 

「はい。調べた試合のルールにはちゃんと抵触しないようにしていたと思いますが、何か問題がありましたか?」

 

なんせ

 

「ルールには絶対防御の解除やシールドの解除をやってはいけないと書かれてなかったので、戦略の一つとしてはありかと思いました」

 

「ルールに書かれていなかったとはいえやってはならんことぐらいわかるだろう」

 

「それは考え方の違いですね。"ルールに書かれていないことはやってもいい"それが俺の基本的な考え方です」

 

それに

 

「ISという兵器に関わるんですから直接的、間接的問わずに死ぬ覚悟も殺す覚悟も出来ているものでしょう。ましてや代表候補生ともなれば尚更です」

 

「貴様のそれは軍人の考えだ。高校生程度に求めるのは酷というものだろう」

 

「そうですか、それはそうと次の試合を棄権したいのですが」

 

「なぜだ?」

 

「さっきの試合で左手の筋繊維が結構千切れましてね。これ以上やると左手がしばらく使えなくなりそうなんで」

 

さっきの試合、流石に片手でショットガンは無茶だったみたいだな

 

「ならば、仕方あるまい。ただし、何故そのような考え方ややり方をしているのかは話してもらうぞ」

 

「それは、さっきも言ったじゃないですか単純に考え方が違うってだけですよ」

 

「だって、勝負事には勝ちたいじゃないですか。その為には出来ることは何だってやるのが基本だと俺は思っています」

 

「例えば相手の情報を集めたり、何かしらの対策を考えるのは誰だってすることですよね?」

 

「ああ、それは当然だな」

 

「なら、そこから1歩踏み込んで考えればいいんですよ」

 

「現在に存在している試合というものは基本的に何かしらのルールが設けられている。例えばサッカーでは手はGK以外使ってはいけないとかです」

 

「これって、手以外ならどこでも使って良いと解釈出来ませんか?その証拠にサッカーでは頭、胸、膝、はてには肩まで使ったりします」

 

「だからこそ、俺はさっきの方法をとったんですよ。なんせ身体の損傷さえ考えなければ負ける確率がグっと減るんですから」

 

「私が分からんのはそこだ。人は基本的に苦痛を嫌うものだ。ましてやまだまだ子供のお前はそれを避けようとするのが普通だと思うが?」

 

「ああ、それは俺が生まれた時から■■■■■■■からですよ」




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