あれ?これ恋姫入ってね?(;・ω・)
ーかの男は戦乱渦巻く時代に生を受けたー
中国 舞台 落陽
ー無茶よ!いくらあなたでもあんな数一人で相手にできるわけないわ!
ーそりゃあ俺が決めるこった「詠」。
ーあなたが決める決めないの問題じゃないわ!さっきの軍議できいてたでしょ!?百万よ!?百万の敵がこの落陽に攻めいろうとしているよ!それを貴方一人で止めるですって!?そんなこと出来るわけないしゆるすわけないじゃない!
ーお前さんの言う通りだがなそれでも俺は「男」であるし、何よりも「武人」だ。忠誠の儀を行った主君を見捨てる気はさらさらねぇし、なによりもこの場所を捨て去るなんざ俺には到底できねぇ。
ーだからって!
ー・・・俺はな「詠」、この場所を気にいってんだ。儚くも民のため、臣下のため、国を守るため嘆きながらも確りと前を見つめる主君。それを支え、主君が安心できる世のためなら如何なる手段をもってしてもそれを手に入れようとする軍師。
一騎当万の猛者でありながらも家族を大切にし、町の民たちとしゃべり、癒しを回りにふりまく武人。小さな背丈ながらも策を練り、自分の仕える最強の武人に誉められたいが為に背伸びしながらも着実に成長していってるちっちゃい軍師様。ふざけながらも誰よりも人との繋がりを大切にし、いざというときは戦場にて、その神速の刃を振るう言動に訛りのある武人。武人の頂にたどり着くためひたすらに修練を重ね、未だ届かないながらも決して諦めることなく上を目指す心身共に真っ直ぐ生きている斧を自由巧みに使いこなす武人。
そしてこんな将軍たちを崇め、自分も町を守るため、家族を守るため、己の矜持を貫くために最前線で戦い続ける兵たち。それらを見送り、この世に平穏が訪れることを願って日々を過ごす民たち。こんなに魅力溢れ、活気ある町をどうして捨てることができよう!捨てるなぞもってのほか!
なら!俺はこの場所を!この「家」を!守るために命をも賭けよう!だからこそ俺は行かなければならぬ!前人未到の決戦へ!
ー・・・ばかね。
ーああ、俺はきっと後世に「大馬鹿者」といわれるくらい馬鹿さ。
ーわかったわ。行きなさい「黒龍」いえ「黒羅」貴方のその他には真似できない愚直さをもって敵軍を滅ぼしなさい!
ーおうともさ!元よりそのつもりよ!
我は姓は黒(こく)、名は羅(ら)、字は当に捨てた!なれども主君に仕えるこの志は捨てることもなく、風化することもなければ、腐ることもない!ただ主君のために我が拳を振るい、我が身死して尚も我が魂魄は主君の下に舞い戻ろう!いざ戦場へと我はいこう!我は黒羅!闇をまといし阿修羅にして、龍となるもの!龍は高く飛翔し我が名は中華全土に響き渡るだろう!
ーそうしてかの男は戦場へと進んだ。
いや、戦場というにしては生ぬるい文字通りの「死地」へとー
決戦 氾水関 連合軍陣地
ー報告いたします!
ーあら、どうしたのです?
ー氾水関から敵が現れました!
ーへぇ?てっきり籠城するのかと思っていたけど。
ー五月蝿いですわよ華琳さん?今は私が話してる最中ですわよ。少しお黙りなさいな。
ーあら、別に誰かが話してるときに他のものがしゃべってはならないなんて誰かが決めたのかしら?
ーぐぬぬ、屁理屈を!
ーあら、屁理屈も通せば理屈となるわ。
ーあのー・・・
ーああ、そうでしたわね報告の続きを聞きましょう。
ーはっ。氾水関から敵が現れました。
ーそれはさっき聞きましたわ。数は?
ーはっ。一人であります!
ー・・・わたくしの聞き間違いかしらもう一度言ってくださる?
ーはっ。敵は一人であります!
ー一人と言うことは大将かなにかかしら。旗は?
ーはい。黒色の布地に金色の刺繍で「黒」と書いております。
ー「黒」?・・・まさか。
ー知っているの麗羽?
ーええ、わたくしの友人であり、いくたびの戦で負けることを知らないまさにわたくしの友人にふさわしいお方ですわ。
ーへぇ、貴女がそこまでいうなんて珍しいわね。
ーええ。・・・でも彼は唐突に姿を眩ましましたの。まさかこんなところにいるなんて・・・それも敵方に。
ーそう。それにしても負けることを知らない・・・ね。ならばなぜこんな無謀なことをしているのかしら。おとこの考えはよく解らないわね。
ー取りあえず敵の姿を見に行きましょうか。
ーええ、そうですわね。
・
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ー「黒」ってもしかして・・・
ー桃花様!?お一人で行かれては困ります!?
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ー「黒」か・・・
ー雪蓮あいつのことか?
ー恐らくいえ、絶対にあの人ね。
ーそうか、厳しい戦になるな。
ーええ・・・
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氾水関 門前
ーおうおう、こりゃ御大層に大軍だなぁ。
ーこんなにいるとなりゃやる気がでるわ。
ー何人か見知った顔もいるしな。
ー・・・さぁ、お前らはこの「鬼」に勝てるかな?
ーやっぱり黒羅さんでしたのね。
ー久しぶりだなぁ。麗羽殿。
ーええ、お久し振りですわ。
ーあの時は悪かったなあ。なにせ放浪癖があったもんで。
ーいいですわ、この大将である私にとっては些細なことですもの。
ーそうかい、やっぱり麗羽殿が大将首か。
ーええ。
ーなら・・・
覚悟はできてるか?
圧倒的な威圧
その前には一般兵など気絶する他ない。
しかし彼女は違う。
そのその戦いぶりを見てその威圧には慣れていた。
されども歴戦の猛者ですら圧倒するこの威圧。
負けまいと彼女はこう告げた。
ええ、私は昔とは違います。しっかり意志をもってここにいます。
ーそうか。
彼はそうこたえた。
そして告げる高らかに雄々しく戦の始まりを
ー我は黒羅!落陽を治める董卓仲類の配下にして第一の忠臣!戦の前に言っておこう。
我は退かぬ!
我は沈まぬ!
我は死なぬ!
貴様ら連合軍を殲滅し、その首すべてを首級としてわが主君に送り奉ろう!
知るがいい!貴様らは触れてはいけないものに手をだしたのだと!
そして後悔するがいい!
貴様らの目の前には「戦の鬼」がそびえ、門を守っていると言うことを!
来い!愚者どもよ!
貴様等の身に絶対の死を与えてやる!
我を恐怖し、おののき、絶望するがいい!
いざ!
我決戦へと挑まん!
いかがでしたでしょうか。
そう、これは彼の過去から始まります。
そして三国志の時代と言えばやはり董卓連合軍!
ですがこれは史実通りではなく恋姫です。
そこからてんやわんやあってfateの世界に入ります。
それまでかの男の壮絶なる戦いをご覧あれ!
文才は期待しないでね(´・ω・`)