というわけで前回の続きからです。
・・・今回出てくるキャラが好きな人はごめんなさい!
俺だってこんな風にしたくはなかったさ!(´;ω;`)
氾水関 連合軍陣地
その名乗りと共にかの男は駆け出した
ドゴオォオォォォォオン!
敵地の真ん中に突撃した男は拳を大きく振りかぶり、前に突きだした。
たったそれだけの動作
しかしその振るわれた拳は
数千ともいえるほどの敵兵を地上から薙ぎ払った
ーひっ。ば、化け物だあぁ!?
ゴシャ
ーこ、此方にくんじゃねぇ!?
ビシャ
ーう、うあぁぁぁぁぁぁあ!
ゴキン
それをみた兵たちは竦み上がり
怯えるものは頭を捩りとられ、自分の方へ来るのを拒んだものは上半身を吹き飛ばされ、発狂しながらも果敢に、いや無謀にも突撃したものは首の骨を折られた。
まさに怪物
その姿まさに「鬼」
その心まさしく全てを食らい付くす「龍」そのもの
周りにまとうは「阿修羅」の風格
誰がこの男を止められようか
何が彼をここまでさせているのか
剣で斬られ
槍で貫かれ
弓が刺さろうとも
彼のものは足を前に出す
まるで何の傷も負っていないかのように
受けた傷を自分が生きている証だとでも主張するように
彼は雄叫びをあげる
誰が止められようか
この男の
始まりにして終焉の「漢の戦い」を
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ーよく見ておきなさい一刀。人間の覚悟を。そしてあの男の・・・生き様を。
ー・・・・・・あぁ。
ー貴方はいつもそうやって一人で抱え込むのね。
ー・・・雪蓮。
ー・・・なんでなんですか。なんで全部一人でやっちゃうんですか!
ー桃花様・・・。
ー黒羅殿とお見受けする。
ーお前さんは・・・
ーお久し振りですな黒羅殿。
ーおう、久しかな、久しかな。して何用か?我の首を取りに参ったか。
ーまぁ、そんなところですな。
ー戦の中というのに飄々と・・・まるで自在に羽ばたく蝶のような存在それがお主であったな。
ーそのような可愛らしいものではありませんよ。このように生きるのが楽なだけでありますからな。そしてその前に私は昔とは武人。ならば戦の中で生き、その中で死ぬのが武人の本懐。なればこそ私はここに来たのです。死ぬか生きるか。まさにそれが体現したこの場所に。
ー・・・成る程。主の生き様はしかと聞き受けた。
ーええ、このような下らない話に付き合っていただき感謝する。
ー感謝はいらんさ。
さあ、始めようか
その言葉は誰がいったのか
黒羅か
趙雲か
それとも両方か
どれであろうと構わない
既に人智をこえる戦いが幕を開けたのだから
ーはいはいはいーー!
趙雲の朱槍が何度も突きだされる
その速度はまさに神速
ーおぉぉぉぉぉぉ!
しかしそれを防ぐ黒羅もまたさるもの
同等いや、それ以上の速度をもってして趙雲の槍を弾く
キィン!
ーくっ!
ーいくぞおぉぉお!
メキメキ
体制を崩した趙雲の体に黒羅の拳がめり込む
そこからさらに深く黒羅はめり込ませ趙雲の肋骨を砕きおる
ーがはっ。・・・っ!まだまだあぁぁあ!
ーその意気込みや良し。なれど・・・我には及ばん!
ごおぉぉぉおん!
決着は着いた。
今までの中で最高最速の突きを繰り出した趙雲の槍は
黒羅に刺さることはなく
逆に自分が飛んで避けた黒羅からの拳の降り下ろしの攻撃で
地面に叩きつけられた
ーあぁ、及ばなかった。
けれど悔いはない
ー主を死なすのは惜しい、そこでそのままじっとしていろ。
彼がそういったから。
ーならば、私は生きよう。生きてこの恩に報いよう
劉備軍所属趙雲子龍 黒羅が討ち取った!
ー今はその声がとても遠くに聞こえたー
いかがでしたでしょうか。
趙雲さんをあんだけぼこぼこにしたのは
「数千も吹っ飛ばせるならこれくらいできないとヤバくね?」
という作者の考えです。
まじ趙雲さんのこと好きな人はすいませんでした!orz
さて次回はクライマックス!
百万の軍勢(半分以上黒羅の威圧で倒れちゃったけど)に対して優勢を築く我らが主人公。
そんななかとうとう彼に彼女等が差し向けられる
劉備軍から
孫策軍から
曹操軍から
西涼軍から
そんなあまたの軍からそれぞれの軍の最高峰とそれと同等、それには劣るものの二番手のものたちが彼を倒さんと動き出す。
彼女等の胸の中にはどのような思いがあるのか
そして黒羅はこの状況をどうして、
いやどうなっていくのか?
次回!
「戦鬼」は「戦乙女」達と相対す
・・・なるべく早く投稿したいなぁ
(;・ω・)