俺、マサラタウンのカズト。ポケモンマスターを目指して旅をしてるんだ。今はトキワの森にいる。
ここにはいろんな虫タイプのポケモンが沢山いる。
どいつをゲットするか迷うなー。
すると、草むらがガサガサと揺れて、そこからポケモンが飛び出してきた。
「チュウ」
「ピ……ピカチュウ!」
ピカチュウ。確かトキワの森で滅多に出会う事が出来ないくらいの、凄い珍しいポケモンだ!!
よし決めた。コイツをゲットする!
えーと……確かゲットするには、ポケモンを弱らせるんだったな。
「行け〜、ヒトカゲ!」
「カゲー!」
こいつはヒトカゲ。オーキド博士から貰ったポケモンだ。
ヒトカゲを出した事で、ピカチュウは身体中から電気を出して臨戦態勢を取っていた。
「ヒトカゲ、先手必勝だ! ひのこ」
「カゲーー!」ポポポ
ヒトカゲは口から大量のひのこを、ピカチュウに向けて放った。
「ピカ…チュ〜ウ」ビリビリ
しかしピカチュウは電撃を出して、ひのこを相殺した。
うーん、これじゃあ、いくらひのこを出しても無駄だな。
それなら……
「よしヒトカゲ、接近戦で勝負だ!たいあたり」
ヒトカゲはピカチュウに目掛けて駆け出した。
するとピカチュウも同じくたいあたりを仕掛けて来た。
「カゲ!」
「チュウ!」
ヒトカゲとピカチュウがぶつかり合った。
「よし、ヒトカゲ! そのまま、ピカチュウにひっかくだ」
ひっかくはピカチュウのほっぺに命中した。
「ピカ!ピカ……チュウーー!」バリバリ
ピカチュウはひるまず、すぐに電撃を出して来た。
ヒトカゲは目の前にいたから避けられるはずもなく、電撃は命中した。
「カゲーー!」バリバリ
「ヒトカゲ!……頼む耐えてくれ!」
「カゲ……カゲーー!」ボォォオーー
するとヒトカゲは電撃を受けながら口を広げて、ひのことは比べものにならないくらいの凄い炎を吐き出した。
その炎は電撃を出し続けていたピカチュウに命中した。
「ピカー!」
ピカチュウはその場に倒れた。
よし、今がチャンスだ!
「今だ!行け、モンスターボール!」
俺の投げたモンスターボールはしっかりとピカチュウに命中した。するとピカチュウはモンスターボールに吸い込まれた。
ボールは何回か左右に揺れて、「カチッ」と音が鳴って止まった。
「や……やった。……やったー!ピカチュウ、ゲットだぜ!!」
「カゲ!」
俺はピカチュウをゲットしたモンスターボールを拾って高く掲げた。
やったぜ、初ゲットだよ。しかもそれが珍しいピカチュウ。
凄くいい感じ〜だな! はっはっはー、やったー!
「いやー、それにしてもヒトカゲ!お前よくやったな! 特に最後の炎の技!あれ、特に凄かったぞ!」
「カゲカゲ!」
俺はヒトカゲを何度も何度も撫でた。
ヒトカゲは俺か撫でるたびに、嬉しそうな声で鳴いてくれた。
こいつめ〜、照れてんのか〜! かわいい奴め〜。このこの〜!
しばらくヒトカゲを撫でた後、ピカチュウとの戦闘でかなりのダメージを受けてるのを思い出して、すぐにモンスターボールに戻した。
ヒトカゲはかなり傷ついていたのに……俺はまだまだトレーナーとして未熟って事だな。
ヒトカゲ、本当にごめんな。……俺もっと成長するから。……いつか最強のトレーナーになって…お前を最高のポケモンにするから。
だから、今はゆっくり休んでくれ。
俺はヒトカゲのモンスターボールを前に、そう決心した。
「……このままニビシティに行くか」
確か、ニビシティにはポケモンジムがあったはずだ。
ジムにはジムリーダーがいて、そいつとポケモンバトルで勝利すれば、ジムバッジが貰える。
そしてそのバッジを8つ揃えれば、ポケモンリーグへ出場することが出来る。
そしてその大会で優勝すれば……四天王に挑戦する事ができる。
「くぅーー!待ってろよ最強のトレーナー、四天王!俺がいずれ、お前たち全員を倒してやるからな!」
目指せポケモンマスター!
カズトの手持ち
ヒトカゲ:♂
特性:もうか
覚えている技
ひのこ、かえんほうしゃ、たいあたり、ひっかく
ピカチュウ:♀
特性:せいでんき
覚えている技:10まんボルト、でんきショック、でんこうせっか、じゅうでん