ポケモンマスターを目指して   作:無言の短パン

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サンが超おもしろいです。
因みに今の手持ちはニャヒート、ケララッパー、バタフリー、ズバット、イーブイの5体です。
ついさっきメレシー1匹にやられかけました。
水か草タイプが欲しいです。


メタモンとモノマネ娘のイミテ!

 俺たちはセキチクジム戦に備えて、セキチクシティから少し離れた場所で修行中だ。

 そして今は、新しく捕まえたポケモン+αの実力を確かめてるとこだ。

 2匹の強さ次第で、セキチクジム戦で使うつもりなんだ。

 

 

「行け、ケンタロス!とっしんからのふみつけだ!」

 

「ブモォォー!」ドドドド

 

 ケンタロスの攻撃はしっかりと命中して、野生のナゾノクサは戦闘不能になった。

 

「良いぞケンタロス!次はお前だ、クラブ!クラブハンマー!」

 

「コキコキ!」バコン

 

 クラブの攻撃もしっかりと命中して、コンパンを倒した。

 

「よし良いぞ!最後はお前だ、ゼニガメ!こうそくスピン!」

 

「ゼニュー」ブシュー

 

 ゼニガメはしっかりとみずてっぽうを、俺に命中させた。

 おっ、少し威力が上がったんじゃないか!……ってそうじゃない!

 

「こらゼニガメ!誰が俺にみずてっぽうを当てろって言った!命令した技はこうそくスピン!そして技を当てるのはあのマダツボミ!」

 

「ガメガー」

 

 こんにゃろ、そっぽ向きやがって。

 いくら優しい俺でも、そろそろキレちゃうよ。

 ……まぁ俺の前から逃げださないから、本当に嫌われてるんじゃないと思うけど。

 いつになったら、俺の命令を聞いてくれるのかね〜。

 

 そんなことを考えていると、いつの間にか2匹が戻って来ていた。

 

「2人とも、よくやったな。偉いぞ〜」

 

「ブモォー」

 

「キコキコ」

 

 優しくケンタロスとクラブを撫でてあげると、2匹ともすごく喜んでくれた。

 つくづく思うよ、サファリゾーンに入って良かったってね。

 

 しかしクラブはそこそこ強いけど……ケンタロスはかなり強いな。

 パワーもあってスピードもある、理想的なポケモンだよ。

 よし、ケンタロスをセキチクジム戦で使ってみよう。

 こいつの実力ならきっとジムでも通用する。

 よし、そうと決まればもっとケンタロスを鍛えないとな。

 勿論、クラブもな。

 

 

 それからヒトカゲたちも出して、フルメンバーで野生のポケモンたちを倒しまくってた。

 バトルに夢中になっていて、天気が悪くなっていってるのに気がつかなかったんだ。

 気づいた時には、小降りの雨が降り出している頃だった。

 どんどん雨が強くなって来たので、素早くポケモンたちをボールに戻した。

 ただゼニガメだけは、ボールに戻そうとしたらみずてっぽうを当てられた。

 今まで戻す時だけは素直に戻ってくれてたのに……なんでだ?

 コイツは本当に、何考えてるのか分からないな。

 しかし、見事にびしょ濡れだな〜。もう、こうなったら雨なんてなんとも思わない。

 ……んなわけないだろ! 寒いし、服と靴はビチャビチャで気持ち悪いし!

 かなりの距離があるけど、走ってセキチクシティまで戻ろう!

 あっ、そういえば……ここまで来る途中になんか変な建物があったな。

 かなり不気味だったからスルーしたけど、文句を言ってる余裕はないし、雨宿りさせて貰おう。

 それからその建物がある場所まで急いで戻って、建物の中に飛び込むように入った。

 

 

「ごめんくださーい。誰かいませんかー」

 

 …………う~ん、誰も出てこないな。

 空き家……じゃないよな、中は綺麗に掃除されてるし、カギも空いてるし

 しかし、なんだここ?

 広い部屋に幕がついてるステージがポツンとあって、なんだか芝居小屋みたいなとこだな。

 

 

「ゼニゼニー」

 

 ん……この鳴き声はゼニガメか?

 ……はぁー。どうせ振り向いた瞬間、みずてっぽうだろうな。

 まぁいいや、どうせずぶ濡れなんだし。

 

「ゼニガメ、どうしたんだ?……って、えー!!ゼニガメが2匹!?」

 

 そうなんと、隣にいたゼニガメが2匹に増えてたんだ。

 まぁ、片方はグラサン掛けてるから、どっちが俺のゼニガメだかは分かるけど。

 こんな所に珍しいゼニガメがいるなんてなー。

 

「ゼニュー。ガメガー」

 

「ゼニゼニ」

 

 俺のゼニガメがガンを飛ばしたりみずてっぽうを打ったりすると、もう1匹のゼニガメはまったく同じことを仕返した。

 しかし……ゼニガメってこんな点みたいな目してたかな。

 オツキミやまで見たシゲルのゼニガメとは、明らかに目が違う気がするなー。

 まぁ、ポケモンはまだ分からない事が多い不思議な生き物なんだ。

 こんなゼニガメも居る、きっとそれだけなんんだろうな。

 

 まぁ、今はそんな事どうでも良いや。

 俺のグラサンゼニガメにも物怖じしない、コイツの度胸…気に入った。

 ゼニガメは2匹目になるけど、ゲットしてやる。

 

「行け、モンスターボール!」

 

 モンスターボールは一直線にゼニガメに飛んでいき、しっかりと命中し「ガン!」へっ?

 俺の投げたボールはゼニガメに当たる寸前に、どこからか飛んできたモンスターボールにぶつかって弾かれてしまった。

 

「なっ……誰か居るのか!」

 

 俺が叫ぶと、奥の方から俺のゲットを邪魔した(と思う)奴が近づいて来た。

 

「キミ。人のポケモンを取ったら泥棒だよ」

 

 なんだ、このゼニガメ野生のポケモンじゃあなかったのか。

 ちょっと残念だな。

 

「あっ、そうだったんですか。えっと、すいませ……えっ!」

 

 その人の姿を見て凄く驚いた。

 何故ならその人は、俺と全く同じ服装をしてたからだ。

 服だけならまだしも。帽子、リュック、靴まで全く同じなんて……なんだコイツ!?

 

「なっ、お、お前は誰だ!」

 

「お前こそ誰だ」

 

「俺はマサラタウンのカズトだ」

 

「あたしは……モノマネハウスのイミテ」

 

「も、ものまね?……だから、俺と同じ格好してるの?」

 

「そう言うこと」

 

 初対面の人のモノマネをするなんて……随分と物好きな人だな。

 あっ、この人よく見たら女の人だ。

 男ぽい口調だったから、全然気づかなかった。

 

「あ~あ、メタちゃん。まだその癖、治ってないのね」

 

 癖?この人いったい、何言ってんだ?

 そう思ってたら。突然ゼニガメが光り出して姿が変わりだした。

 

「モンモン」

 

 な…ゼニガメがゼリーみたいなのになっちゃった!

 こ、こいつポケモンなのか?……取り敢えず、図鑑で調べてみよう。

 

 へ~、へんしんポケモンのメタモンか……。

 こんな不思議なポケモンも居るのかー。やっぱりポケモンって面白いな。

 

「ふふーん、驚いた。へんしんはメタモンだけが使える、特別な技なんだよ」

 

 へんしん。全く同じものになれるなんて、確かにすごい技だな。

「へんしん」っていう響きも、大好きな特撮みたいでカッコいいし。

 

「でもさー。へんしんって、ただ相手のマネをするだけの技なんだろ」

 

「まあ、そうだね」

 

「だとしたら、それってニセモノじゃないか。相手のマネしか出来ないポケモン育てても、つまんないと思うなー」

 

「言ってくれちゃうわね。……でも、それってメタモンの凄さを全然わかってない人の言うことよ。……ねぇ、勝負してみない。そしたら分かるわよ、カズちゃん」

 

 か……カズちゃん。

 コイツ……確かイミテだったか。

 イミテはシゲルと同じだ。絶対、俺のことバカにしてる。

 こんな挑発に乗らなくても良いんだけど。……バトルを挑まれたからには、引き下がる訳には行かないな。

 それにジム戦の前の、肩慣らに丁度いい。

 

「良いぜ、やってやるよ」

 

「そうこなくっちゃね」

 

 

「あたしは当然、この子で行くわよ」

 

「モンモン」

 

「俺は……クラブ、君に決めた」

 

「コキコキ」

 

「じゃあ、始めるぞ」

 

「OK。いけーメタちゃん。へんしんよ」

 

「モンモン……こきこき」

 

 メタモンはクラブにへんしんした。

 しかしこうして見ると……目だけメタモンのままだな。

 これじゃあへんしんしても、メタモンって丸分かりじゃないか。

 まぁ、所詮ニセモノって事だな。

 

「やっぱり、ただマネるだけじゃないか」

 

「ちっちっち、お楽しみはこれからよ」

 

「すぐに終わらせてやる。行け、クラブ!メタモンに接近して、クラブハンマーだ!」

 

 クラブは横走りで、メタモンに接近した。

 

「メタちゃん、クラブの足元にあわよ」

 

「こきこき」ブクブク

 

 クラブを直接狙わずに足元にあわ?一体何を考えてんだ。

 

「コキ」ズルッ

 

「なっ!」

 

 クラブはあわに足を取られて、転んでしまった。

 そうか、イミテはこれを狙ってたのか。

 

「今よメタちゃん、倒れてるクラブに連続でクラブハンマーよ」

 

「こきこき」バンバンバン

 

「コ…コキィ…」

 

 クラブはなす術もなく、連続でクラブハンマーをくらった。

 

「とどめよー。メタちゃん!クラブをはさんで、カズちゃんの方に投げ飛ばしちゃえ」

 

「こーきー」ポイ

 

「コキコキ」ビュン

 

 メタモンはクラブの足をはさんで、俺の方に向けて投げて来た。

 

「うわぁ……クラブ!!」

 

 俺はクラブを両手を使って、器用にキャッチした。

 あぶねー、咄嗟だったけど落とさなくて良かった。

 シゲルたちとやってたイシツブテ合戦が役に立ったなー。

 

 落ち着いた所でクラブを見てみると、クラブは戦闘不能に成っていた。

 

「どう、メタモンって凄いでしょ〜」

 

「そんな……本物のクラブが負けるなんて…」

 

 

 目指せポケモンマスター!

 




ケンタロス:♂

特性:いかりのつぼ
技:とっしん、ふみつけ、じしん、にらみつける などなど

自分は何故かいつも旅のパーティーの性別が♂と♀が半々に成ってしまいます。
今は♂3匹、♀2匹(バタフリー、ズバット)です。
因みに手持ちは、あと3匹は欲しいです。
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