大分落ち着きましたんで、また書き始めます。
それでもやっぱり安定はしないんですね、わかります
「ゾンビさん…。」
『グルオオオオオオオオオオォォォォォォォオォオオオオオオ!!!!』
[おっとぉ!藍選手、ゾンビの追加だぁ! まだ居るんですか!?]
[ネクロマンサーのゾンビ保有量はレベルに応じて増えますが…すごいです。]
せめてジャックさんまでとっておきたかったですが、しょうがないです。
「狂乱」
『GAAAAAAAAAAAAAAA!!!!』
ゾンビに防御を捨てさせて狂気に陥らせるネクロマンサーのスキル『狂乱』、出していないゾンビさん以外は全て状態異常『狂化』が付き、手当たり次第に破壊し、殺し、食らいつきます。 そして麻痺しているゾンビさんもそういう衝動にかられて、
「フーッ!!」
「グルルル!」
すっごい怖い顔で暴れそうにしています! 怖い!
でもその怖い顔がいっぱいあるお陰で(?)ベルさんは近くにいる麻痺状態のゾンビさんに近づけない様です。 明らかに動きが鈍っている。
「ぐっ! 強い、そして多い! なんと心おどr」
ガキン!
「ぬあああああああ!?」
ベルさんはゾンビさんの不意打ちを受け、兜が飛んで行きそうなのをとんでもない速さで頭に押さえつけた。
「はぁ、はぁ、きききき貴様! よくもやってくれたな!?」
「ご、ごめんなさい…。」
「私が、何故この兜をつけているのか、その理由がわかるか!?」
ベルさんは目の位置に手を広げながら構えてから、こう行った。
「我が瞳には、邪竜が封印されている。 この兜はその邪竜の封印を強める物、つまり、この兜を取ると言う行為は貴様どころか世界をも破滅させうる危険な行為なのだ。 わかったな? 」
「このゲームにはそんなシステムがあるんですか!?」
『ねえええええぇぇぇよ!!!!』
「黙っていろ貴様ら!! いいか、分かったらこの兜を吹っ飛ばすのはやめろ!返事!」
「ひゃい!?」
はあ、とベルさんは溜め息を吐いて剣を納めました。
「もういい、今回は興醒めだ。 このまま続けても今の我では貴様の軍勢には勝てん。」
「……」
「しかし、しかしだ。 必ず貴様の有象無象どもを完璧に屠れると我が確信したその時は、魔の手を掻い潜り貴様の心臓を貫いてくれる!」
「ひっ…………!」
兜の奥に見える眼差しは、僕の心臓を、万力のように締め上げ、槍のように貫き、炎の様に揺らめいて、僕の身体は
僕の身体が
うごk〈身体に異常が発生しました。速やかに強制ログアウトします。〉
*****
「…………ああ」
僕の部屋のベッドだった。 恐らく冷や汗でバケツの水を掛けられたみたいに濡れていた。 いや、言い過ぎた、精々桶だと思う。息が乱れる、呼吸が辛い、心臓は締め付けていたのを離したみたいにうるさく鳴り響く、熱い、吐きそうだ。
「薬…何処だっけ……。」
ドタドタと廊下から足音が聞こえた、ごめん、姉さん。 僕は無理だったみたいだ。
「藍くん! 藍夜くん! 大丈夫!? ここ開けて! 藍夜くん!!」
待って欲しい、まだ落ち着かないんだ。ごめんなさい、姉さん。
「………ごめんね、そうだったよね、平気じゃないよね。」
謝らないで、僕が弱いのが駄目だったんだ。ごめんなさい、姉さん。
「最近はずっと笑顔で、楽しいって、笑ってくれてたから、大丈夫だって、決めつけてた…。」
…ごめんなさい、
「また…ゲームしてくれる…? 大勢は呼ばないし、配慮ができない様な奴は呼ばないし!」
「ごめんなさい」
「藍夜、くん?」
「藍夜くん、返事して? お薬飲んでるの?」
「また、あとで、来るからね…。」