転入生、桜内梨子を仲間に入れて3人で歌を披露しろ。
顧問をやる時に条件を出した雄介。
それを聞いた千歌は、必死になって梨子を勧誘する。
そして、海の音を聞きにダイビングをすることになった。
最後の最後で海の音を聞いた3人の前に現れたのは、ネオ・ショッカーだった!?
そんな、ネオ・ショッカー怪人を一撃で倒したのは……誰でもない改造人間になった神啓介だった。
名前は……仮面ライダーX!!
【千歌編】
寂しかった……。
たった、数日だけだったけど……。
私には、長い時間だった。
(千歌)「もう!二度と会えないと思ってた……。」
(啓介)「すまない。でも、俺は、お前達とは……。」
そう言って私達と距離をおこうとする啓介君……。
何で?
啓介君が仮面ライダーだから!?
違うよ……啓介君は、啓介君のままだよ!
そう言いたいのに……声が出ない……。
(絵里)「昔……、行方不明になった私の初恋がいた。彼は、冷静に物事見れてでも、内には凄い熱い闘志を持ってる……私なんかよりエリートなの。でも、高校3年のある日、彼は改造人間になって帰ってきた……。最初は、距離を置かれたわ……。でも、それは違うって気づいたの。守りたい人の為にこの力を使おう。そう決めたって言ってたわ。」
(梨子)「それって!」
(絵里)「えぇ、私の夫よ。」
私と曜ちゃんと果南ちゃんは、一文字先生が結婚してた事にビックリした。
(啓介)「改造人間と結婚してたんですか!?」
(絵里)「えぇ。大好きな人と結婚して何が悪い?」
それを言われた啓介君は、何も言い返せなかった。
そして、帰り道。
私と、梨子ちゃんと曜ちゃんと啓介君で帰っていた。
(曜)「啓介はさ、学校どうするの?」
(啓介)「ん?」
(曜)「ほら、本郷先生も絵里先生も言ってたじゃん?浦の星女学院への編入が出来るって……」
(啓介)「それか……。行くよ、浦女に。俺は、同じ改造人間の先輩である本郷先生と同じ環境に居たいからね。」
(千歌)「じゃあさ、啓介君も浦の星女学院の生徒になるんだよね?」
そう言って私は、部活申請書を出した。
(啓介)「これって……部活申請書!?」
(千歌)「そう、スクールアイドル部に入って欲しいの!本郷先生もマネージャーとして、μ'sを支えてたんだって!」
(啓介)「……良し、やってやるか!」
そう言って啓介君は、入部を決意してくれた。
後は……残り、2日までに踊る曲を考えないと……。
【ナレーション】
先ほど、ネオ・ショッカーが出現した海の奥に怪しげな祠があった。祠の奥には、大きな室内になっていた。
そこには、太古の昔に悪しき心を持った男子の魂を喰って自分の物とする巨人が住み着いていた。
巨人の名は……キングダーク……。
(キングダーク)「何!?新たなライダーだと!?」
(調査員)「はい、ライダーの名前は、仮面ライダーXと名乗っていました。我々に対抗して1号達が作ったのかと思われます。」
キングダークは、早速今日起きたことを聞かされた。
そして、焦りを感じていた。
(キングダーク)「ネオ怪人が2体も倒されるとは……仕方ない。再生改造人間の準備に取り掛かれ!奴らの動きをよく観察するのだ!」
(調査員)「ハァッ!」
そう言って調査員は、その場をあとにした。
(キングダーク)「忌々しい仮面ライダーども……このキングダークが、作りあげた新たな組織、ネオ・ショッカーが成敗する!」
そう言ってライダーに復讐を誓っていた……。
【啓介編】
あれから、2日が経つと俺たちは、放課後沼津駅の前に集合していた。
(雄介)「良し、浦の星女学院スクールアイドル部全員居るな?」
(啓介)「本郷先生、これからどこで行くんですか?まさか、ここで歌を披露するのですか?」
(雄介)「それも考えたけど……止めた。お前達が本気でスクールアイドルをやるって言う気持ちがあるか確かめさせてもらう。」
(曜)「でも……どうやって!?」
(絵里)「それは、見てのお楽しみよ。」
そう言われると俺たちは、東京行きの新幹線に乗り東京へ向かった。それも秋葉原……。
何か、嫌な予感がする……。
【雄介編】
そう、俺は昔の経験を生かしてコイツらに夢を与えないといけない……。
その為には、あそこしかないと思ったんだ……。
発起人の高海千歌が憧れたμ'sが初めてライブをした音ノ木坂学院で……。
秋葉原に着くと俺は、そのまま生徒の質問にも答えずに音ノ木坂学院へやって来た。
(梨子)「嘘!?」
来た場所に驚いている梨子。それもそのはず、三月までこの学校に居たんだから仕方ない。
(生徒A)「あ、梨子ちゃんだ!!」
(生徒B)「嘘!?」
(生徒C)「本当だ。それに、本郷先輩に絢瀬先輩だ!」
そう言われながら俺たちは、音ノ木の生徒に囲まれた。勿論、サインなどは求められた。
(雄介)「そうだ、このあと俺の教え子達がここでライブをするらしいんだが……見に来てくれるか?」
(生徒A)「本郷先生の教え子!?行く行く!絶対に行きます!!」
(生徒B)「梨子ちゃんがスクールアイドルか……楽しみにしてるね!」
(梨子)「う、うん。」
しかし、当の本人たちは暗い顔をしていた。プレッシャーが押し寄せてきたのだろう……。
俺は、そんな彼女達を連れて理事長室へやってきた。
(雄介)「俺だ。入るぞ?」
(曜)「先生!理事長先生居るのにそんな言い方って……」
俺の言い方に驚く4人だったが……。
今この理事長室に居るのは、本物の理事長ではなく元μ'sのメンバー……南ことりだった。
(ことり)「雄介君に絵里ちゃん、久しぶりだね!」
(絵里)「えぇ。1年ぶりかしら?」
(雄介)「俺に関しては、数日ぶりだけどな。」
(千歌)「嘘!?μ'sの南ことりさん???」
(ことり)「貴方達が雄介君の教え子達ね!初めまして、南ことりです。宜しくね!」
(曜)「宜しくお願いします。南さん。」
こうして、千歌達が準備してる間ことりと話をした。最近のみんなの事……そして、千歌達が2日感しか練習出来てないこと……。
それを、踏まえて見て欲しいと言った。
新生スクールアイドルユニットAqoursの初ステージまで……後、数分……。
【千歌編】
どうしよう!?
最初っから人がいっぱいいるところでやるとは思ってたけど……まさか、μ'sと梨子ちゃんのいた音ノ木坂学院だとは思ってもなかった……。
梨子ちゃんは、ホームで試合するチーム並みに平然としてたが……私たちにとってみればアウェーだよ!!
(曜)「き、緊張してきたね……。」
(千歌)「ハハハ……曜ちゃんでも緊張するんだね……。」
(曜)「勿論だよ、水泳の大会の前だって緊張するし……。」
(千歌)「でも……梨子ちゃんは、普通だよね?」
(啓介)「桜内にとっては、地元だからな。お前達だけが緊張するのもわかる。でも、プレッシャーに押し潰されるな!本気で最後までやりきれ!そうすればお前達の気持ち先生に伝わるさ!!!」
何でだろうな……啓介君の言葉っていつもやる気にさせてくれる……。
心の奥から力が湧いてくる……。
(千歌)「うん!頑張るから見ててね!」
(曜)「でも……グループ名どうしよう……。」
(梨子)「内浦から出来たスクールアイドルグループだから……スリーマーメイドとかは!?」
しばらく何も誰も話さなかった……。
(梨子)「ごめん、今のなし!」
(啓介)「だろうと思ったよ。これ、ある人からの手紙。」
(千歌)「ある人!?」
そう言って渡された紙を開くとそこには《Aqours》と言う文字が書かれていた。
(千歌)「これ何て読むの??」
(曜)「多分、アクワだと思う。」
(千歌)「良し!今日から私達はスクールアイドルAqoursだ!!!」
私は、 そう言って自分達に気合を入れた。
今日歌う曲は……2曲…。
自分達で作った曲……
【決めたよHand in Hand】と
μ'sの【START:DASH!!】
の2曲にすることにした。
先に歌うのは……勿論、自分達の曲……。本郷先生に努力の成果見せてやろうと思って私達は、ステージ裏で円陣を組んでいた。
(千歌)「いい!?」
(曜)「さっきも練習したし、準備OKだよ!」
(梨子)「同じく!」
(千歌)「Aqours!」
(Aqours)「「「サンシャイン!!」」」
私達の初ステージが始まる!!!!
「ワァァァァァァァァァァッ!!!!!」
目の前には、満員の大観衆……。
どうしよう……。
心臓が張り裂けそう……。
でも、やらなきゃ!!
(千歌)「初めまして!音ノ木坂学院の皆さん、静岡県沼津市の内浦にある浦の星女学院から来ました。スクールアイドルAqoursです!」
私は、そう言うと完成が響き渡る。
すると、ギターの音と同時に【決めたよHand in Hand】を踊り始めた。
【雄介編】
俺は、放送室の所で絵里とことりと一緒に見ていた。
二日だけの練習でここまで完成度をあげてくるとは正直思わなかった。
(絵里)「あの子達やるわね。」
(ことり)「うん、あの真ん中の子穂乃果ちゃんに似てるね!」
(雄介)「あぁ、似てるから考えるものがあるんだよ。」
(絵里)「で、あの子達の本気は、分かった?」
(雄介)「うん。」
俺は、絵里の質問にうんと頷いた。
そして、ステージで一生懸命踊っているAqoursを見つめていた。
《次回予告》
遂に始まったAqoursのステージ。
しかし、そこでトラブルが発生して落ち込んでステージどころではなくなるAqoursの3人……。
そこへ現れたのは!?
第5話「王者の貫禄」