【千歌編】
完敗だ……。
今の私達には、μ'sには到底及ばないと今知った。
μ'sのステージは、見るものを魅了させて観客達を満足させていった。憧れのμ'sがそんなに遠い所にいるなんて……スクールアイドルを始めようと思った時には、思わなかった。
(穂乃果)「えっと、高海ちゃん?大丈夫???」
(千歌)「え!?あ、はい……。」
(海未)「お顔が暗いですね。具合でも悪いんですか?」
(千歌)「違います……。ただ……」
(ことり)「タダ!?」
でも……それ以上に……。
μ'sの皆さんが優し過ぎて……。
何でも相談したくなる……。
(千歌)「タダ、μ'sの皆さんと居ると暖かくて……それは、それで嬉しいのに……まだ遠い存在だと思うと……胸が苦しくなる……。」
私は、泣きながらそう言うと穂乃果さんは暖かく抱きしめてくれた……。
その後、収まるまで抱き続けてくれた……。
(穂乃果)「そうなんだ、千歌ちゃん達の学校は廃校がほとんど決定済みなんだ……。」
(千歌)「うん。」
(海未)「では、千歌ちゃん達は学校を救う為にスクールアイドルを!?」
(千歌)「それとはちょっと違う気がする。私は、小さい頃μ'sのライブを見た。そして、キラキラ輝くスクールアイドルをやりたいと思ったんだ。」
(曜)「千歌ちゃんの場合、使命感よりやりたいって言う気持ちの方が大きいんだね!」
(千歌)「うん!でも……μ'sには、遠い……。」
(絵里)「そんな事ないわ。」
こんな私をフォローしてくれたのが絵里先生だった。
ライブの時もキレキレのダンスや歌唱力でμ'sを引っ張ってた。
(絵里)「千歌、貴方はやりたいと思ってスクールアイドルを始めたんでしょ?」
絵里先生の質問に私は、うんとうなづく。すると、絵里先生は笑顔で語り始めた。
(絵里)「なら、曜ちゃんや梨子ちゃんを大切にしなさい。仲間と共に数多くの時間や経験を積んで大きくなるのよ!」
(穂乃果)「そうだよ!」
(千歌)「穂乃果さん……。」
(穂乃果)「私達は、雄君や修也君が居た。そして、ライバルのA-RISEや支えてくれる人……いろんな経験を得てここまで来た。千歌ちゃん達は、まだまだ小鳥の翼だよ!」
そう言う穂乃果さんの背中には何故か大きな翼が見えた。それは、経験という名の長い時間と共に大きくなった……翼だった。
(穂乃果)「だから、千歌ちゃん!ファイトだよっ!」
(千歌)「はい!高海千歌、スクールアイドルとしての実力は未熟ですが……いつか……いつか、μ'sを超えます!!!」
私は、今日の決心を大切にしたい。
今日の出会いを大切にしたい……。
そして、今日の悔しさを忘れたくない!!
そう思って言った声がこの講堂に響き渡る。
今日からスタートなんだ!
そう決意して。
【雄介編】
(千歌)「はい!高海千歌、スクールアイドルとしての実力は未熟ですが……いつか……いつか、μ'sを超えます!!!」
その千歌の答えが俺としては何より嬉しかった。
穂乃果達は、俺達が支えてくれたと言っているが……この伝説は、穂乃果達が自分達の手で掴んだ栄光だ。
それを超えたがる千歌達Aqoursの前向きな姿勢を顧問として支えようと決めたのだ。
(雄介)「高海……いや、千歌、曜、梨子。」
俺は、そう言いながら3人の前に立つ。やはり、無理だったと思っているのだろうか、3人は下を向いていた。
(雄介)「俺は、お前達の顧問を引き受ける。」
俺の発言に千歌達はビックリしていた。
それもそのはず、ライブは失敗に終わったんだから普通の人なら断るだろう。
しかし、俺が見たかったのは失敗しても前向きになり少しでも次へ目指そうとする精神力が見たかったのだ。
それに技術なら持ってる。
たった2日間だけだが、曲を作りそれを覚えて披露してくれた。
こいつらの可能性を俺は信じる事にした。
(千歌)「ほ、本当ですか!!本郷先生。」
(雄介)「あぁ、それにダンスに詳しい絵里先生も手伝ってくれるみたいだしな。」
(絵里)「えぇ。私は、浦の星女学院の教師で唯一部活を持ってない教師だったから丁度いいわ。」
(梨子)「でも……私達のライブは失敗したのに……。」
(雄介)「人生には、失敗は付き物さ。ただ、その失敗を生かすことが出来るか殺すか……俺は、それを見たかったんだ。例え、どんなに遠回りしてもその失敗を活かして更なる高みへ突き進めるかどうか。俺は、それを知りたかったんだ。」
(曜)「じゃあ……私達はそのテストに合格したんですね!」
(絵里)「えぇ。ただし、やるからには手加減はしないわ。あなた達がやるって言ったμ'sを超える為の練習をバンバンするわよ!覚悟はいい?」
(千歌)「はい!宜しくお願いします!!!」
そう言って千歌達3人は頭を下げた。
こうして、一行は後片付けをしてせっかくなので千歌達に秋葉原を案内することにした。
しかし、そこは秋葉原ではなかった。
ガラスの破片が散らばり、所々火災が発生していた。
そして、血を流し倒れている人の数々……。
俺は、近くに倒れていた男に声をかけた。
(雄介)「大丈夫か!?」
(男性)「あ、はい……仮面…ライダーですか!?」
(雄介)「あぁ、そうだ!で、何があった??」
(美穂)「雄介!!」
俺は、男から事情を聞こうとしている所で美穂が俺の名を呼んだ。俺は、目の前を振り向くと……。
(雄介)「お前達は、死んだはず!!なのに……何故!?」
そこには、今で倒したはずの……
ゾル大佐、死神博士、地獄大使、ブラック将軍、ヨロイ元帥がいた。
(???)「こいつらは、死んだ肉体だけを動かしているただのロボットさ。」
そう言って中央に現れたのは……!?
(雄介)「お前は、ネオ・ショッカーの改造人間か!?」
(アポロガイスト)「一つは正解で一つは外れている。我の名は、アポロガイスト。ネオ・ショッカーの大幹部です。以後、お見知りおきを。」
(修也)「アポロガイスト!?」
俺達は、昔似た名前を聞いたことがある。別世界にスーパーアポロガイストがいた。こいつは、その進化前だと思う。
(啓介)「何故、こうまでして世界征服を企むんだ!平和には暮らせないのか!!」
(アポロガイスト)「無理な話です。我々は、そう甘く考える人間が嫌いなんでね。殺れ、再生怪人ども!!」
そう言って再生した元ショッカーの大幹部は、怪人体になると俺たちに向かって走り出した。
(雄介)「滝!穂乃果達を頼む!!」
(和也)「任せてくれ!」
そう言って滝は、穂乃果達を安全な場所に避難させた。
(雄介)「修也、翔一、丈二、そして啓介!!
……変身だ!!!」
(4人)「「「「おう!!」」」」
すると、俺は、左腕を腰の位置へ。右腕を左斜め上方向へ伸ばす。と同時に、修也と翔一は、右方向へ、両腕を水平に伸ばす。そして、円を描くように俺は右腕を右斜め上方向まで、 持ってくると同時に俺と翔一は、
(雄介)「ライダー……!!」
(翔一)「変身!!」
と叫んだ。
一方修也は、ゆっくりと、両手を左方向に持ってきた。
そして、俺は右腕をネオタイフーンのある腰の位置へ左腕を右斜め上方向へ動かすと、修也は左方向で力強く構えると翔一は、円を描くように両手を回し左斜め上に持ってくと右腕を一旦ダブルタイフーンのある腰の位置へ持ってくと同時に
(翔一)「ブイ!!」
と叫ぶと再び左斜め上方向へ突き出すと同時に左腕をダブルタイフーンのある腰の位置へ構えると一方の丈二は、両手の拳を胸元で合わせると同時に四人は、声を揃えて叫んだ。
(四人)「「変身!!(ブイスリャー!!) 」」
すると、俺と修也の保護シャッターが開き中にあった風車が激しく回りだした。そして、俺は仮面ライダーネオ1号の姿、修也は仮面ライダーネオ2号の姿、翔一は、仮面ライダーV3の姿にそれぞれ変身した。丈二は、掛け声のあと両手を上に突き出し出現したライダーマンマスクを被るとライダーマンの姿に変身した。
そして、それと同時に啓介は、左腕を腰の位置へ。右腕を左斜め上へ伸ばすと
(啓介)「セタップ!!!」
と叫ぶと首からしたはライダースーツに身を包みこんむと体内から啓介のベルトであるライドルが出現した。
すると、啓介は顔の辺りで、両腕をクロスさせるとそのまま腰の位置へ持っていくとライドルの両サイドにあるレッドアイザーとパーフェクターを取ると両腕を肩幅より少し大きく前へ伸ばすとレッドアイザーが変化してXマスクが出現し、顔に半分ずつ自動装着されると最後にパーフェクターを口に装着し変身完了させた。
(1号)「仮面ライダー……1号!」
(2号)「仮面ライダー2号!!」
(V3)「仮面ライダー……V3!!!」
(ライダーマン)「ライダーマン!!」
(X)「Xライダー!!!」
とそれぞれの名乗りをやった。
(最近、みんな流行ってるんだ!!笑笑)
(アポロガイスト)「なるほど……偵察員の情報は確かですよ。新たなライダー……Xライダーか。こちらも本気で行きますよ!」
(X)「望むところだ!!」
こうして、俺達は再生した怪人とアポロガイストとの激しい戦いが始まろうとしていた。
《次回予告》
以前より戦闘のパワーが上がっている元ショッカーの大幹部達に苦しめられる雄介達の前に更なる強敵が次々と出現してくる。
一方、アポロガイストの並外れたパワーに苦戦するXライダー。
そんな、5人のライダーの前にあの男達も復活していた!?
第7話「幻のダブル戦士……」