ダンまちの世界で怪獣の能力を使って生きていく   作:アルプスのラスカル

30 / 52
皆さん久しぶりです。
天スラの小説に高評価が来ててびっくりしてました。


邪神VS大悪獣その1

『オォォォォォォォォオ!』

ー逃げろー!吹き飛ばされるぞー!

ーギァー!ー

 

そんな声と言うより叫び声が聞こえるなか自分達は援護射撃を繰り返していた。

いやぁ〜、やっぱり巨大な魔物とかと戦うと時間が掛かるし、武器の消費も激しそうだから、後の事を考えたら大変だよなぁ。

少し考えていると何かゴライアスの周りが騒がしい。何かあったのか?

 

「どうしたんだ?」

「ゴライアスの傷が、高速で再生しているんですよ」

(あいつ攻撃しても再生して、こんなのジリ貧だよー!)

 

うーん、再生し始めたらゴライアスとベルの戦いが始まる気がするんだけど…どうだろう?

そんな事を考えているうちに戦場の状況は変わる。

周りの冒険者は必死に戦っているが、近いうちに限界が来るはず…これは原作だったら他の人が死ぬ描写はないがあの戦いでは死亡者が出ていたりしているのだろう。

そんなのは自分は嫌である、流石に元日本人として見過ごせない。

 

「アヤメ少し行って来る」

「レオさんが行くなら私も行きますよ」

(私も行くよ!楽しいもん)

「そっか…こんな我儘ごめんよ」

「良いですよ、今に始まった事じゃ無いですしね」

 

最後の言葉はちょっと反論したくなったが、考えてみると今に始まった事じゃなかった…。

しかし、どれぐらい戦っていたらベルが駆けつけてくれるのだろうか?30分かそれとも一時間か…これはもう自分でも分からないが一つだけ思うのは被害は少なくしたいと思う気持ちであった。

自分達は木から降りると周りの魔物達が標的を変え、此方に向かって来た

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「も、もう持たないぞ…ぐはっ!」

「デイト!大丈夫か!」

 

いきなりあのゴライアスが咆哮を放った瞬間魔物の攻撃が激しくなって来やがった!

そのせいで、前衛のデイトが横からバグベアーの体当たりを受け倒れてしまう。

 

「ちっ、デイトがダウンしたぞ!回復薬をかけろ!」

「アドニス私もう回復薬のストックは無いよ!」

「アルディラお前も無いのか!」

 

リーチのあるハンマーを振り回しながら、自分の仲間のアドニスに問い掛けても持ってないという返事しか返ってこなかった。

アドニスはナイフを構え、此方に向かって来るミノタウロスの魔石に一撃入れ、また新しい魔物の相手をする。アドニスはこのパーティの中で一番強いが今の状況だと、ずっと魔物の相手をしないとデイトや俺たちはこの群れに飲み込まれて死んでしまう。

 

「どうすれば良いんだ!」

 

すると周りの魔物が一体また一体と首を失い倒れて行く。

何が起きたのかと周りを警戒していると、天使が現れた。

 

「あの…大丈夫ですか?」

「あ、あぁ俺とアルディラも大丈夫だが、もう一人の仲間が」

「分かりました。回復薬を渡しますので、彼を背負って撤退してください!」

「君は天使なのか?」

「えっ?何言っているんですかこの人…」

「ご、ごめんなさい!うちのアドニスが迷惑をお掛けしました〜!」

 

俺は彼女のその姿を見て固まってしまった。

綺麗で長い髪をしており、顔の半分をマスクが占めていて顔は分からない。

身体は美しいバランスで天使に見えてしまい、つい口に出してしまい困惑させてしまう。

すると彼女は周りの人を救助すると言って去っていった。

 

「アドニス…貴方が言っていたのは分かる気がする」

「まさか助けてもらってしかも回復薬も貰うとは…」

「ぐぅ、死ぬかと思ったぜ…二人ともどうしたんだ?何かあったのか?」

「いや…天使を見たんだよ綺麗な天使をね」

 

そうして後にダンジョンに仮面をしている天使が現れると言う噂が流れる事となる。

 

・・・・・・・・・・・・・・・

一方その頃の残りの二人は…

 

(魔物がゴミの様だ!)

「人を助けながら、減らしていっているのに全然減った様な感じがしない…な!」

 

アヤメの方とは状況が一変している。

四方八方から襲いかかって来る魔物を相手にしながら、ゴライアスの攻撃をできるだけ避け、危ない冒険者を助けると言うハードな事をしていた。

 

「マジで埒があかないな!」

(でも自分達が移動したら冒険者は耐えれそうに無いし…)

「あぁ、くそっ!ここで姿変えても周りの冒険者にバレるだけだしな!」

 

後ろから襲いかって来るコウモリを対処しながら考えて見る。

きっと、あと少しでこの戦いが終わる、そう信じて頑張るしか無いしな。

二人で戦いが魔物を対処していると、急に森の方から何かが飛んで来るぞと勘が言っている、勘を信じて森の方を見ると、何かが赤い光を放ちそこから全てを飲み込み焼き尽くす様な業火がゴライアスに向かって来るではないか。

 

「…やばっ!黒!」

(どうしたのって、うわっ!)

 

これはやばい!近くにいた黒を抱き抱えると一目散にゴライアスから距離を取ると、次の瞬間ゴライアスが業火に飲み込まれていた。

これアヤメ無事なんだろうか…少し不安になる。

多分アヤメのことだから糸を使って周りにいる冒険者を引っ張って遠くにやったりすんだろうな…

すると何処からか鐘の音が聞こえてき始め、笑い出してしまう。

やっぱり主人公には主人公補正があるのだろうか?その間に鐘の音が凄いスピードで自分達に迫って来る。

 

「道を切り拓いて上げますかね!」

(如何するの?何するの)

「うん?力尽くで道を切り拓いてあげるんだよ」

 

こんな時はモンハンのアカムトルムのソニックブラストを想像して手を構える。

そして手に思い切り溜めた力を放つ。

爆音の衝撃波により、前方にいた魔物達がグチャグチャに潰れていく。

うん、血とか肉塊とかできた道とか行きたくないよなぁ、そのおかげで魔物達が直線上に来なくなったため道は出来ただろう。

 

「フゥ〜、スッとしたぜ!」

(レオお兄ちゃん…やり過ぎなんじゃ)

「気にするな!」

『ゴォォン、ゴォォン』

 

会話の間にベルが迫ってきたのだろう、鐘の音が近くから聞こえて来る。

ゴライアスはベルに気付き、手を振り上げるがもう遅い。

ベルの一撃は英雄の一撃なのだ、ダメージを与えても回復するなら、オーバーキルすれば良い話だしな。

ベルの一撃によりゴライアスは上半身が最初からなかったかの様に消滅していた。

これで後は帰るだけかと思い空を飛べる様に、ギャオスの翼を生やして二人を回収しょうとすると何か違和感を感じ上を見ると、其処には何処まで繋がっているか分からない様な穴が開いていた。

そしてその穴から刃物の様な頭をした何かが送られた。

ただ一言言いたい

 

「如何してこうなるんだ?」

 

 

〜邪神VS大悪獣〜

 

 

『グオォォォ、グオォォォ』

『………!(何でやぁー!)」

 

この戦いを見ていた冒険者達はギルド員達に何があったか聞かれてもただ一言「邪神と悪魔を見た」と言っていたそうな。

 




次回の更新は暇な時に…
今回出た冒険者はオリジナルで、ファミリアはコノハナノサクヤヒメファミリアです。
次回もお楽しみに!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。