ダンまちの世界で怪獣の能力を使って生きていく 作:アルプスのラスカル
自分がリアルで試験とか検定とかでこの1ヶ月が忙しかったので、こんなに投稿が遅くなってしまいました。
そのかわり少し長いので許してください……誤字が多いかも?
「はぁ、黒とポチは何処に行ったのやら」
アヤメも辺りを探しに行ったが、この感じだと見つかってないのだろう。
18階層は冒険者と思われる格好をしている人が多くなり始めたから少し不安である。
19階層に繋がっている通路の近くに行くと、ポチと黒がその通路から現れた。
黒は少し慌てた様子でポチを誘導しながらやって来たから、少し目を凝らしてみるとポチがモンスターを口に咥えながら走っていた……何をやらかしたんだ黒。
「ポーション足りるかなぁ」
そのモンスター達を一人ずつ見てみると、ウォーシャドウ、ハーピィ、ヒッポグリフ、フォモール、アラクネ、セイレーン、記憶を辿ってみるとこのパーティの構成を見た事がある。
そう、このゼノス達は原作ではイケロスファミリアの罠に嵌って殺されるがここに生きた状態でいる。
死ぬ事によってゼノス達はここ18階層に攻めて来るとこになるんだが……これどうなるのかなぁ?
てかウィーネちゃんも原作だとこのパーティに入っているのに居ないことから、もう捕まったか。
「ポチ、黒。この同胞を助けたのは良い事だが、何処かに行くならちゃんと自分かアヤメに報告してくれ」
(ごめんなさい)
「クゥーン」
自分がどれだけ心配したかが分かったのか、二人とも素直に謝る。
さてポーションを躊躇いも無く使って行きますかね。
「えっ?なんで同族が沢山いるんですか?」
アヤメが帰ってくるとそんな反応だったが、同族だった為看病をし始めた。
「フォ、フォー?」
最初に起きたのはフォモールだった。
起きてこちらと目が合う瞬間、その豪腕で殴られてしまった。
自分は凄い勢いで飛んだ訳ではなく、その場から一歩も動くなかった。
確かに少し痛いがそれだけであるが、それ以上にアヤメが穂先をフォモールの首元に向けて殺気を放っている方がやばい。
それから事情を説明するとフォモールは謝るように頭を下げてくれた。
他のゼノス達も続々と起きてきて攻撃されたり逃げ出そうとしたりと、大変だったが一番大変だったのはアラクネのラーニェとアヤメが睨み合いながら殺気を振りまいているのを黒とフォーがどうにか止めていたから良かったが……
彼らの名前はフォモールのフォー、ウォーシャドウのオード、ヒッポグリフのクリフ、ハーピィのフィア、アラクネはラーニェと言う名前らしい。
ポチの様にフォーとオードそしてクリフの男?組は仲良くなったのか、さっき四人で見回りに行った。
他のアヤメ、黒、ラーニェ、フィア、そしてセイレーンのゼノスは何かやっている様だ。
うん?自分は何してるかって?いやぁ、ダンジョンの何処かにいるソルジャーレギオンをこちらに呼んでいるところである。
このままだと人間とゼノスの戦いが発生すると思うから数で負けているゼノス達の為にソルジャーレギオンの増援さえあれば良い戦いを出来ると思う。
前にソルジャーレギオンを見たのが何年か前だったが生きてるのか?他の冒険者やモンスターに狩られてないか心配だが……どうだろう。
そんな事をしていると空が赤色に染まって行くのを眺めていると今日も色々あったと思ってしまうが、これからもっと大変になると思うと憂鬱になってしまった。
「ガウ!」
「フォー」
「………」
魚を気に入ったのかポチ達が魚を捕まえてきた様だが、自重したのか少ししか捕まえてなかった……前の魚の在庫がまだ大量にあるがね。
アヤメも見回りから帰ってきた様だ。
「レオさん大丈夫でしたか?」
「あぁ、特に問題もなかったぞ」
「それなら良かったです」
「あ、そのすまないがレオ?
彼らは帰りたそうだが、冒険者が多い事を説明、明日までここに残ってもらう事にした。
それからは何も無いかのように見えたが、自体は悪化していた。
仲間を殺された……と思っているゼノス達は襲った冒険者を殺すためにアラクネが残した道しるべに従い18階層を目指す。
ディックス達はゼノスが攻め込んで来る事を見越して人造迷宮にてゼノスを待つ。
そんな時主人公はのんびりと寝ていた。
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「……オさん……レ……さん!」
自分が寝ていると、急に身体を揺すられる。
うーん、今朝か分からないが目を少し開けると辺りは暗いので夜中なのだろう。
身体を揺すられたのは気のせいかと思いまた一眠りしようと目を閉じようとした瞬間に誰かに起こされた。
「レオさん!」
そして急に横腹に強力な一撃を喰らい飛び起きてしまった。
暗闇に慣れてその起こしてきた人を見てみるとアヤメが慌てた様子で起こしていた。
「ぐぅ……痛い」
「そんな呑気な状態じゃありませんよ!実は……取り敢えずみた方が早いですっ!」
そう言われて引き摺られて森を抜ける。
そして街がそろそろ見える所でその正体がわかった。
街に悲鳴が響き渡り、モンスターが冒険者を一人また一人と倒して行く。
うん、ゼノスが18階層に攻めて来たのだ……だが倒しているのはイケロスファミリアだった筈である。
「じゃあ、ラーニェさんとかはあの混戦に入って行ったの?」
「はい、そしてついさっき不可解なスピードで修復される壁の向こうに入って行ったのを見つけました」
あぁ、どうしましょうか……この調子だとゼノスの方々はダイダロスの鍵みたいなのを手に入れて扉を開けるはずなんだが、そこらへんどうなのかも聞いてみるかな?
「いや、まだ同族はその壁すら見つけてないと思いますよ」
「ふむふむ、わかった。じゃあ昼ぐらいまでに見つけれなかったら強制的に破壊するか」
それからしばらくして……自分とアヤメ達は冒険者の避難を手伝っていた。
何故かって?それはイケロスファミリア関係者を逃がさないためであり、アヤメは嗅覚や直感が鋭くゼノスの匂いと血の匂いでイケロスファミリアを見分けている。
「あの……すみませんちょっと良いですか?」
「あぁん?なんだよ……おい!引っ張んなよ!」
あの冒険者もアヤメの直感と嗅覚によって見破られたのだろう、その男の冒険者はこの混乱の中、誰にも気付かれずアヤメに連れて行かれたようだ。
多分だが、あの冒険者は半殺しぐらいまでにした後イケロスファミリアの事を聞き出すのだろう。
そうしていると、突然18階層の入り口が騒がしくなった。
「あー、そろそろかな。その冒険者は手足を縛って放置でいいぞ」
「はい、わかりましたレオさん。もう撤収ですか?」
そしてそれから数分後、18階層にガネーシャファミリアとベルがなだれ込んで来た。
ゼノスは街に残っているイケロスファミリアから情報を聞き出すグループと冒険者を足止め、又は周りのモンスターを討伐する二つのグループに分かれて行動していた。
その一つのグループが冒険者と突撃してしまった。
木々の間を縫って行動していると黒と合流した。
「黒そろそろ動くから羽根を渡してくれないか?」
(うん、全然オッケー!)
「ガゥ、ガゥ」
自分達は黒から羽根を一枚貰い、懐に入れておき戦闘の為に準備を始めた。
そしてゼノス達が人口迷宮に入ったのを確認したとポチが報告して来た。
まぁ、ポチが地面に絵を描いて意思疎通をしてたからわかったが。
「じゃっ……突撃しますかね」
「了解しました。同族の救出を最優先しますよね?」
「あぁ、それもなんだがな。ガイガンをどうにかしないといけないなぁ」
森の中一番先頭を歩いているポチの頭の上に黒が座って移動していると、森を抜けると石の壁のような物が見えてきた。
ここかぁ、先ずは……目の前の壁を大剣で一刀両断するとその奥から場違いの様な扉が現れた。
念の為に自分の力で扉を殴ってみても破壊出来なかった……しかも傷すらついてない。この扉どうやって破壊しようか。
すると自分が手に握っている大剣に目がいった……ギロンってガメラの甲羅すら切断したんだよなぁ。
「よし、みんな扉から離れてくれよ」
彼らはすぐ扉から離れ自分の背後まで下がってくれた。
大剣を構えて力を抜き集中する。
ガメラの甲羅を切断したこのギロンだったのだから、この大剣に切れないものはないだろうと意識して魔力を入れていく。
そんな風に魔力を入れていると大剣が生きているかの様に光ったと思ったら、持ち手の先が口になっていた……この大剣って生きてたのね。
「せいやっ!」
一撃目は傷が付かなかった、もう一撃すると傷が少し付いた。
「ふぅ、もう一撃ッ!」
その一撃にはさらに魔力を入れて力一杯込め、扉を叩き斬る。
するとギロンが喜んでいるかの様に口が開き、咆哮を上げた。
《グォォォォ!》
「はぁ、扉が綺麗に切れたな」
「……えぇ、結構派手に切りましたね」
「ガゥ……」
(それで人を切ったりしたらヤバイよね)
そんな事を思いながら、叩き斬った扉の先に向かう。
進んで行く度に扉があったから、全て叩き斬って行くと通路に檻の様なものとかが破壊された状態で放置されてたり、原型を留めていないけど元が何だったのか分かる気がする肉塊など取り敢えず見るに堪えない物が大量にあった。
「この扉の先で戦闘があっています。どうしますか?」
「多分だけど、これから大変な事になるなぁ」
(そんなの私達なら楽勝だね!)
「がう」
そうして目の前の扉を斬り伏せると、その先は通路ではなく大きな空間が広がっており、大量の冒険者とゼノスが戦っていたが、皆がこっちを驚いた様に見ていた。
「おいおい!まじかよ」
「へっ……待ってたぜ?レギオン。それ一発ッ!」
ガイガンがこちらに向かって突き進んでくるのが見えて、次の瞬間には自分の懐に入られて、防御の出来ていない腹にパンチを食らって吹き飛んだ。
次回の更新は未定っ!
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