ダンまちの世界で怪獣の能力を使って生きていく 作:アルプスのラスカル
最近はFGOで絆レベル上げを頑張っています(・Д・)
小説投稿の頻度が最近遅いですが、頑張って行きますのでよろしくお願いします。
「ガァァァ……グアァァァァ!」
ダイダロス通りに突如現れた化け物は、巨大な手を振り回して辺りの建物を破壊し続けていた。
そのせいで建物の瓦礫がダイダロス通りを飛び出し、オラリオ中の建物に降りかかる。
冒険者の中で魔法を使える者達はいち早く詠唱を始め、破壊を繰り返している化け物に狙いを定め、魔法を集中砲火が殺到するがその漆黒の鎧を貫通させるには至らず、更に化け物が暴れるだけだった。
そんな最中ダイダロス通りの真上にあった蟲の塊は暴れまわっている化け物に狙いを定める様に急降下を始めた途端、またダイダロス通りが揺れる。
その揺れに合わせる様にして、化け物が出てきた穴から砂や埃が舞い上がり辺りが見えなくなった。
破壊を続ける化け物に蟲の大群が襲い掛かると、その煙が晴れ何がいるかが分かった。
まるで白い骨を歪に組み合わせて作られたかの様な身体を持つ生き物だった……その姿にオラリオ中が震撼する。
それはセオロ密林に突如として現れ、数々の冒険者に勝ち続けた大軍を操るモンスター、その強さは黒龍とも同格と噂されていた時期がある程強く、そのせいで三大クエストに加えられた。
10年前ぐらいから突如としてセオロ密林から姿を消し、今まで姿を見た者は誰一人として見ていなかった為、行方が分からなくなっていたが今オラリオ内に現れた。
「……ッ!」
「グガァ?ガァァァッ!」
彼等は街など関係ないかの様に戦いが幕を上げた。
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今自分はとてつもなく迷っていた。
それは外で暴れているガイガンの事でだ、奴と戦うにはやっぱり怪獣の状態じゃないと勝てない気がするが、そんな外で怪獣の姿になればオラリオに甚大な被害が出るかもしれない。
自分が姿を変えようか迷っている時にアヤメはチラリと此方を見ると独り言のように言った。
「レオさん……レオさんはいつも通りでいいと思います。後の事をあまり考えず助けて行くような人ですもんね」
「そうだな、先ず最初はガイガンから止めますか!」
自分はその薄暗い洞窟の入り口で立ち止まると、姿を変えるように集中させると段々視界が上に上がって行き、手や足が別の物に変わったような感覚なり、良く姿を変えているレギオンになった。
少し建物に気を付けながらガイガンが暴れている方向へソルジャーレギオンと共に進んで行く。
ドスドスと進んで行くと唐突に建物が此方に向かって飛んで来たが、ほんの少しの所だったが外れて自分の後ろに落下して行く。
建物が投げて来た方向を見ると、そこには少し姿が変わっているガイガンが暴れていた。
色は更に黒くなり、チェーンソーが平成ガイガンより巨大になっている。
その姿はまさに平成ガイガンを数倍凶悪にしたかの様な姿だった、見たもの全てを破壊しているガイガンを見ていると自分でも興奮しているのが分かる。
彼奴が更に強くなったらどうなるのかと……そう思うとレギオンの身体が勝手に動きそうになるが、ちゃんと止めてスレッジアームを大きく振りかぶって先制攻撃を決める。
それは全力で振り下ろした一撃だったが、ガイガンが思っているのと数倍の速度でその攻撃に反応して両手を交差させチェーンソーでガードすると同時にスレッジアームを高速回転している刃で削られて行く。
「ギィッ!」
「ガァァァ!」
背後に羽を広げ、距離を取ってスレッジアームを見てみると、削られた箇所から溢れ出るほどの緑の血が流れておりもう一回、先程の様に削られると千切れるのではないかと思い不安になるが、少しずつ削られていた甲殻の表面が元通りになって行っている。
だが一回削られただけでこうなるとは厄介だ、スレッジアームが千切れたら流石に生えて来そうにもないから慎重にやらないと。
ガイガンの方も無傷で耐えれた訳ではなく、手のチェーンソーに傷が付いておりそこから燃料か血液か分からない液体が地面に滴り落ちる。
「…………」
「グルゥ……」
ガイガンは警戒しているのか、それとも自分の隙を見て一撃を決めようとしているのか、その場から動かず、自分の動きをじっと見ている。
自分もガイガンからの攻撃を警戒して、ガイガンの動きを注意深く見ている様に見えるがそれはダミーだ。
ガイガンは背後を全く警戒していない……そんな所に自分はいつのまにか集まっていたソルジャーレギオンがガイガンを奇襲し始める。
その数は千匹いや一万程の大群がガイガンに向かって突撃を始める。
「グルァ!」
「ギィギィ!」
一体が角で突き刺しても大した傷は付かないが、それが一万匹にもなれば大ダメージを与えられる。
これこそがレギオンの戦い方である、自分だけで戦うのではない我らは大軍なのだから。
ガイガンはソルジャーレギオンにボール状に纏われている。
少し遠くからでもガイガンを覆っているソルジャーレギオン達の翅と翅がぶつかり合って不気味な音を立てる。
すると段々と翅音が大きくなって行き、ソルジャーレギオン達が蠢き始めた……そして何処からか熱気が伝わって来るのと同時にガイガンが苦しむ声が聞こえてきた。
ーブブブブブブブー
「ガァァァ!?」
もしかしてだけどこれってミツバチの巣に入ってきたスズメバチを攻撃する時に団子の様に覆い、身体を高速で動かして熱を発してスズメバチを蒸し焼きにしてしまうやつか?
ガイガンを覆っているソルジャー達は一匹また一匹と命を燃やし尽くしたのか地面に落ちて行く。
これはソルジャーが殺しきるか、ガイガンが耐えきるかの持久戦だ。
ガイガンの方が優勢に見えるが……ここに大軍を生み出した者がいる事を忘れていたよな。
自分は新たなソルジャー達を生み出して行き、生み出されたソルジャー達はガイガンに向かって飛行し、覆っている所に突っ込む。
ーブブブブブブブー
「グル……グラァ!」
突如ガイガンが鳴いたかと思うと、その場でジャンプするとソルジャー達のボールから飛行しながら抜けたようだ。
しかもさっきまでガイガンがいた場所から火が出て、ソルジャー達が燃え始める。
何故燃えた!?そう考えていると一つ思い出す……ガイガンの片腕のチェーンソーからは燃料の様なものが出ていたのを今頃思い出す。
ガイガンはソルジャー達の命を掛けた攻撃を喰らってもまだ動ける様だが、所々が燃えた跡がある為少しぐらいダメージは与えているだろう。
まだ生き残っているソルジャー達を呼び戻して、次は顔を狙う様に命令すると一目散とは行かず百匹ぐらいの塊を作り、それぞれが別の方向から突撃を開始し、ガイガンが何十体も撃ち落とすが、落とせていないソルジャー達がガイガンの目に張り付いて行く。
その隙をついて自分も口を開きマイクロ波を撃ち出す。
ソルジャー諸共ガイガンに当たり、爆発する。
「ガァァァァァァ!」
「ギィィィィ!」
サイズレッグを身体の正面に向けて、ガイガンに突き刺す様に伸ばす。
ガイガンはその攻撃を避け、目の部分から散弾の様なレーザーを何発も撃って来たが、顔の横に付いている10本の干渉波クローで自分に当たりそうなのは全て防ぐ。
防いだせいで爆風が発生し目の前が見えなくなってし、目の前が晴れた時にはガイガンを見失ってしまう。
嫌な予感がして素早く背後を振り返って見ようとした瞬間に、背後に強い衝撃を受け背後からガイガンの咆哮が聞こえ、次の瞬間にはチェーンソーの機械音と削られる様な痛みに襲われた。
その痛みの原因を調べようとして自分の身体を見てみると、胴体を深く貫いているチェーンソーの先端が見えていた。
次回の投稿は未定
また遅くなるかも知れません、申し訳ないですm(__)m