ダンジョンに転生者が来るのは間違っているだろうか 作:フリーク
何故か俺が入った瞬間固まっていた
それに、なんか店の客が全員こっち見てるし…
おかしいなぁ…ちゃんとマップで調べてきたんだけど…
「あれ、クラウドさん、来てくれたんですね」
固まっていた中シルが、一番に動き出し話しかけてきた。
「こんばんは、シル。それにリューも」
「こんばんはクラウドさん。やはり来てくれたんですね」
「まあね。それじゃあ席に案内して」「はい、お客様一名入ります!」
シルのそんな声が響くと店の中の時間が再び動き出した。
僕は視線が集中している中一人の少年に目がついた
白髪のその少年は何かと見覚えがあった。
どこで会ったかな…
「あ、あの?!」
「うん?」
するとその少年の方から話しかけてきた。
「あの時はミノタウロスから助けてくれて、ありがとうございます!」
あのとき…?ミノタウロス…?…あっ
「あの時の少年か!」
「はい!」
まさかこんな所で会うとわ…
「すまないね、あの時はいきなり消えたりして」
「いえ、大丈夫です」
「あの〜」
するとシルが
「お二人はお知り合いだったんですか?」
と、当然の質問をしてきた。
「ん?ああ、それはね…」
◆◇◆◇◆
「そ、それじゃあ、クラウドさんが幽霊の正体だったんですか?!」
幽霊…?何その呼び方…
「ねえ、あの時どうやっていなくなったの?」
会話に金髪金眼の少女も入ってきた
彼女もあの時会った少女だった
いなくなったね…だから
「ああ、それはね…「オイ、アイズ!」」
遠くのテーブルから声が飛んできた
「そいつがアイズと、雑魚が言ってた幽霊の正体かよ」
「はっ、ただの雑魚じゃあネエカ」
…何か少し苛ついた
「オイこらベート、すまんな、ウチのファミリアが」
するとその中の目の細い赤髪の少女が出てきた。
「君がアイズ達の神かい?」
「ああ、そうやで。それにしてもアンタが幽霊の正体とはな〜。何かその他にできないんか?」
「オイ、ロキそんな奴に…」
「ごめん、ちょっと黙ってて」
口を刺してきたベートに無意識で言葉と
するといきなり喋れなくなり、体が痙攣し動けなくなっていた
しかしそんなことは露知らず何をするか考えていた
そしてその結果一つの考えにたどり着いた…
どうせなら派手にしよう、と…
◆◇◆◇◆
しかし外野はそれどころでは無かった
「リヴェリア、彼の事どう思う?」
「正直、アイズの言っていた幽霊の正体が、あの少年だったとは最初は信じられなかったが、あの時僅かに彼から
「…ベートの時かい?」
「ああ、まだ魔法とまでは言えないが、それに値する
リヴェリアの意見を聞きながらフィンは、疼く親指を見ていた…
◆◇◆◇◆
よし、
だったら…
「皆さん、外に出てください」
「ほぅ…何をするつもりなんや?」
「見ていればわかります」
そう答えながら俺は魔法杖を装備する
周りはいきなり出てきた杖に驚いているようだ
さて、早くするか…
俺は杖を構え魔法の詠唱を開始する
足元から水玉のようなものが出てくるエフェクトが発生し、そして…
「【極光の陣】発動‼」
俺の足元から一筋の光が天へと登っていき、空一面には鮮やかな
「これでどうかな、神様?」
振り向きながら聞くと、皆驚いていた
唯一動けた神が
「やり過ぎや…」
全員の気持ちを表していた…