スキマから出ると霊夢と魔理沙がすでに待っていた
「悪いな、待たせた。」
「いいえ、そんなに待ってないわよ」
「にしても…凄い青いんだぜ」
「まあ、ちょっとした反抗だよ」
「意味がわからないわね」
「分かってもらおうと思ってないさ」
「なあ、そんな事いいから早く行こうぜー」
痺れを切らしている魔理沙が急かすので行くことにした
「んで?どこに向かうんだ?」
「紅魔館だぜ」
「了解だ、案内を頼む」
「ええ、そのつもりよ」
そう言って2人は空に浮かんだ
「待ってくれ、俺は空を飛べないぞ?」
「ああ、それなら待ってちょうだい」
紫がそう言うと、少しだけ体に力が漲った
「これでどうかしら?その状態で飛ぶイメージをすれば飛べるはずよ?」
「なるほど、こうか?」
すると浮遊感と共に重力の制限から解放された
「ハハッ、マジに飛べた!スゲェ!」
テンションが上がりそこら辺を飛び回っていたら
「凄い元気ね」
「たかが飛んだくらいだぜ?」
「あら、彼の元の世界では人は飛べなかったのよ?」
「そうだったのね、だからあのはしゃぎようなのね。」
1通り飛び回って満足したので
「さて、行くか…あれ、でも楽愛は?」
「な、なんですか?」
楽愛は既に飛べていた
「え、楽愛飛べたの?」
「え、えぇここに来た時から飛べました」
「マジか…なんかはしゃいでたのがアホみたいだな」
「い、いやまあ、いいんじゃないですか…?」
「はぁ、まあ行くか…んじゃ紫行ってくるな」
「ええ、行ってらっしゃい」
〜少年少女移動中〜
移動してしばらくして…
「待って」
「ん、どうしたんだ霊夢」
「あそこに少し厄介なのが…」
そこには黒のドレスに黄色の髪、赤いリボンに赤い瞳を持つ幼女がいた
だが、ただならぬナニかを感じる。恐らく妖気とか霊力
とかいうものだろう。
そいつがこちらに気づいた
「なーなー、お前らは食べていい人間?」
なるほどなかなかエキセントリックな発言が飛んできた
「悪いな、生憎ここには食べてもいい人間なんかいないんだ。」
「そーなのかー、でもそれはアタシに関係があるのかな?」
「無いかもな」
「だったらお前らは食べていい人間なのだー」
交渉は決裂のようだな…
「暗語さん、私がアイツと戦っていいですか?」
「やれるか?」
「お任せ下さい!」
「それじゃあ、任せたぜ楽愛!」
「まずは、お前から食べてやるのだー」
「生憎、美味しいとは思えないんですけどね…
えーと、ちなみに名前は?」
「ルーミアって言うのだ、ってそんなことはどうでもいいのだ!
喰らうのだー!
『月符 「ムーンライトレイ」』!」
すると、ルーミアを中心に円形に弾幕が広がった
移動までにスペルカードルールを霊夢から聞いていた
そして、2枚のスペルカードを貰っており既に2人とも作ってあるのだ、だが楽愛は苦にした様子はなく楽に避けている
「なんか、思いの外遅いんですね」
「なんだとー、バカにしたな!許さないのだ」
両手を広げレーザーを放つルーミア
だが、それすらも難なく避けている
「それでは、こちらもスペルカードを
『反転 「黒白の雨」!』」
楽愛が剣を横薙ぎに一閃すると黒と白の球体がルーミアに襲いかかる
さらに厄介なのが黒の玉が遅く白の玉が早く襲いかかると言う波状攻撃になっている
そして、ルーミアのスペルの効果時間が切れた
「なかなかやるのだ!けれどこれで終わりにするのだ!
『闇符 「ディマーケイーション」』!」
ルーミアの周囲に先ほどと同じく円形の形で弾幕がばらまかれ、さらにルーミアが動き回りながら弾幕をばらまいており、先程よりも密度の濃いスペルとなっている。
「流石にこれは面倒ですね…ならっ!」
楽愛は、スピードを上げて弾幕に突っ込んで行った。
「ん?血迷ったのか?」
「そんな訳ないだろ?見てろよ魔理沙」
スピードを上げ弾幕に被弾する手前で
「シッ!」
気合と共に楽愛は剣を縦に振り下ろした。すると…
「弾幕を切った!?」
「ありかよ…」
「おいおい、ここは幻想郷だろ?常識なんて通用しないんだ、だったら楽愛の技量でやれることならアリだよ」ハハッ
弾幕を切られたことに衝撃を隠せないルーミアに接近し
「さて、これで終わりです!」
「分かったのだ…負けを認めるのだ…」
「じゃあ、通してくれますか?」
「嫌なのだ!けれど、あなたの事をお姉ちゃんと呼ばせてくれたら。良いのだ!」
「え?」
「いいんじゃないか?楽愛?」
「べ、別に良いですけど…」
「なら、決まりだ!えーと、ルーミアだったか?」
「そーなのだー」
「俺は暗語って言う名前だ、ところでルーミアは行く場所とか住む場所はあるか?」
「とくには、無いのだ。」
「だったら、うちに来ないか?そこのお姉ちゃんとも住めるし。どうだ?食料もまあ、人肉意外だったら調達してやるよ」
「ホントにいいのか?」
「ああ、構わないそれなりに働いてもらうかもしれないが」
「行くのだ!」
「OK、交渉は成立だ」
「これからよろしくなのだお姉ちゃん、暗語!」
「私は 妖怪 ルーミア 今後ともよろしくなのだ」
ルーミアが仲魔になった!
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