第1話
少年は目を覚ました
「何処だここ?」
周りを見ると見渡す限り緑。
少年がゆっくり腰を上げると、足元に少年が一番気に入っていた狙撃銃、M24が落ちていた。
「あぁ!俺のM24!...よし傷はついてないな、」
少年は自分の愛用している銃を素早く点検し終えると、今自分に何が起きているのか、ここは何処なのかを、考え始めた。
「うーん... さっぱりわからん 俺は確か昨日...」
少年は昨日いつも通り学校に行き、学校から家に帰り銃を眺めて寝たはずだった。
「考えていても埒が明かないとりあえず移動しよう」
少年移動中...
「迷った...というか見渡す限り森なんだが...ってなんだ?」
少年が森をさまよい続けていると
「誰か!助けて!」
グルゥアァァァァ!!
歳は八歳から十歳くらいの少女が狼のような形をした化け物に襲われていた。
「な、なんだあの化け物は!? 少女が襲われている!早く助けないと...でもあんな化け物にどうやって挑めばいい...?」
「きゃあぁぁぁぁぁぁぁぁ!!来ないで!来ないで!!!」
少年が考えていている間に化け物は少女のすぐ側まで近づいていた。
「くそっ!このままじゃあの女の子が危ない!」
少年は手に持っている銃を強く握りしめてスコープを覗いた。
(この銃は電動ガンだ、BB弾を発射するだけの銃だ...しかし、このままでは女の子が危ない!)
「そんな事考えている暇はない!いくぞっ!」
少年は覚悟を決め、飛び出し、発砲した!
バンッ!
少年が発砲した弾丸は化け物の脳天を突き抜け、何処かへ飛んでいった、 ヘッドショットだ、さすがの化け物もたまらず倒れた。
「へ?」
少年が驚くのも無理はない、この銃は電動ガンなのだ、なのに実弾が撃てている。
はっ!そんな事より、女の子は無事だろうか?
「君!大丈夫か?怪我はない?」
「はぁっ...はぁっ 大丈夫です...危ないところを助けていただきありがとうございました...」
少年が少女に話を聞くと、どうやら少女は自分の母親が病で倒れてその病気に効く薬草を求めて森をさまよっていたところ、さっきの妖怪に襲われ、ここまで逃げてきたらしい。
「先程は本当に危ないところを助けていただきありがとうございました!なんとお礼を申し上げたら良いか...」
「お礼はいいよ、それよりここが何処なのかを教えてくれないか?」
少女に聞いたところここは諏訪の国らしい、この国にはいくつかの村があり、神様が皆を守っているらしい。
「なるほど...色々教えてくれてありがとう、それじゃ...」
少年がその場を立ち去ろうとした時
「お待ちください、貴方は命の恩人ですどうか私たちの村に来てくれませんか?」
「うーん... まぁ行く宛もないからいいか」
いかがでしたでしょうか。初投稿なので至らない点もあったと思いますが、これからも読んでくださると幸いです。