「やばいっ!」
僕は桜並木の咲き誇る坂道を全速力で駆け上がっていった。
何故僕がそんなことをしているのかというのはもちろんあの愚妹達のせいだ。
今朝も朝早く起こしたと思ったら脈絡の無い話を突然振ってきて遅刻するかどう
か判断が難しい時間まで、僕を拘束したからである。(戦場ヶ原みたいにマジで
拘束はさすがにしていないが)
そんな訳で僕は登校初日に遅刻するような目にあわないように今全力疾走をし
ているのである。
こんなときよくあのツインテールで話すと楽しい僕の小さな友人を見つけるの
だがもうそんなことも起こることはないだろう(詳しくは鬼物語を参照してほし
い)
僕がしばらく走っているとやっと校門が見え始めた。校門の前にやけに大柄な
先生が立っているが気のせいだろうここはスルーしt
「こらまたんか!」
つかまれた!自転車に乗っているのに!(この自転車は今まで愛用していた二つ
が壊れてしまったので両親に新しく買ってもらったものである)
「お前は確か今年編入してきた・・・」
「阿良々木暦です。」
「ああそうだった。俺の名は西村宗一補習を担当している。受け取れ。お前のク
ラス分けだ。」
「直接手渡すんですか?」
「そうだ。それと阿良々木お前試験召喚獣作動テストを全て欠席しただろう。」
「そういえば、ありましたね。」
「だからお前は、観察処分者になった。詳しい話は同じクラスに同じ処遇の者が
居るからそいつに聞け。」
「分かりました。」
「まったく一人だけでも十分だというのに、三人になるとはな・・・」
「何の話ですか?」
「こちらの話だ。忘れろ。教室を間違えないようにな。」
「?ありがとうございます。」
「分かったなら早く行け。そろそろHRが始まるころだぞ。」
「!分かりましたすぐ行きます。」
「!こらっ!廊下を走るな!」
西村先生のそんな声を後ろに聴きながら、僕は自分のクラスに急いだ。
『阿良々木 暦 テスト欠席のためFクラス』
この日から僕のあわただしい生活が始まった。
遅くなり申し訳ありません。ネタが固まるまで鈍行投稿が続くと思いますが、気にせず読んでくださると幸いです。