バカと怪異と|過負荷《マイナス》の王   作:双月崩

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第二話

「……ここは本当に教室なのか?」

 

 僕の目の前には、はがれかけて2-Eという文字がのぞいている表札と、窓の

 

役割を果たしていなさそうなガラス窓と……いや正直に言おう。あの学習塾跡並

 

だ。こんなところが学生の教室なのだろうか?

 

「『------ね』」

 

 声が聞こえたということはあっているんだろう。とここで僕は遅刻ぎりぎり

 

(いやすでに遅刻かもしれないが)なのを思い出し、急いで中に入った。

 

「遅れてすみませんでした!」

 

~暦sideout~

 

~明久sidein~

 

数分前

 

 

 

「ここがAクラス……」

 

 僕は目の前の光景を疑った。

 

「リクライニングシート?個別のパソコン?大型スクリーン?……だめだこれ以上みてたらここから動けなくなる。」

 

 僕はようやくここから動いた。なんだか足が重い。やっぱりあの教室はすごい

 

なぁ。AクラスでここまでだとFクラスはどんなのだろう?

 

 ……廃墟?えっ何?ここだけ戦後?いやまさか外見はこれでも中は大丈夫だよ

 

ね。うん。そうに決まってる。それじゃあ早速。

 

「遅れてs「早く座れ!蛆虫野郎。」誰だ!いきなり失礼じゃないか!って」

 

 いきなりの罵声にひどい先生だと思ったら、教壇に赤ゴリラが立っていた。

 

「何だ。雄二じゃないか。」

 

「おぉ。それより明久、お前なんか失礼なことを考えてなかったか?」

 

「とんでもない。ところで何で雄二が前に立ってるの?」

 

「ああ。俺がこのクラスの代表だからな。なんとなく立ってみた。」

 

「ふ~ん。ところで席は?」

 

「決まってないから好きなところへ座れ。」

 

 席すら決まってないのかよ。よくみれば教室の中も座布団にちゃぶ台だし。

 

「皆さん。席についてください。」

 

 僕が席に着いたところで先生が入ってきた。ぎりぎりセーフだったみたい。

 

「私がこのクラスの担任の……福原慎です。」

 

「今後ろ振り返って、諦めた様にこっちを向いたけど……」

 

「ああ。チョークを探してたんだろう。さっきみたときに無かったからな。」

 

 チョークすらないのかよ。このクラスの設備は本当に大丈夫なのだろうか。

 

「さて去年皆さんに紹介した編入生ですが、このクラスに二人入ることになりなした。それでは自己紹介をお願いします。」

 

「『皆さん』『はじめまして』『福原先生の弟の』『弟の』『福原真です』」 

 

 ……なんだろうものすごい寒気が。

 

「『なーんて』『冗談です』『球磨川禊で~す』『僕のこのクラスでの目標は』『クラスメイト全員の二足歩行の禁止』『口からの食事の努力放棄』『皮膚呼吸の義務化』『そして』『最低(マイナス)による最高(プラス)の打倒です』『よろしくね』」

 

 クラスメイト全員が気絶しかけたところでクラスのドアが開いた。

 

「遅れてすみませんでした!」




次回から、「」の前にしゃべっているキャラが分かるようにしときます。
明「」
上記のように。
更新がまた一週間空いてすみませんでした。これからもこんな感じの更新になるかもしれませんが、なにとぞよろしくお願いします。
やっと出したかった三人を出せました。次回は禊ちゃん以外の自己紹介です。
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