「……ここは本当に教室なのか?」
僕の目の前には、はがれかけて2-Eという文字がのぞいている表札と、窓の
役割を果たしていなさそうなガラス窓と……いや正直に言おう。あの学習塾跡並
だ。こんなところが学生の教室なのだろうか?
「『------ね』」
声が聞こえたということはあっているんだろう。とここで僕は遅刻ぎりぎり
(いやすでに遅刻かもしれないが)なのを思い出し、急いで中に入った。
「遅れてすみませんでした!」
~暦sideout~
~明久sidein~
数分前
「ここがAクラス……」
僕は目の前の光景を疑った。
「リクライニングシート?個別のパソコン?大型スクリーン?……だめだこれ以上みてたらここから動けなくなる。」
僕はようやくここから動いた。なんだか足が重い。やっぱりあの教室はすごい
なぁ。AクラスでここまでだとFクラスはどんなのだろう?
……廃墟?えっ何?ここだけ戦後?いやまさか外見はこれでも中は大丈夫だよ
ね。うん。そうに決まってる。それじゃあ早速。
「遅れてs「早く座れ!蛆虫野郎。」誰だ!いきなり失礼じゃないか!って」
いきなりの罵声にひどい先生だと思ったら、教壇に赤ゴリラが立っていた。
「何だ。雄二じゃないか。」
「おぉ。それより明久、お前なんか失礼なことを考えてなかったか?」
「とんでもない。ところで何で雄二が前に立ってるの?」
「ああ。俺がこのクラスの代表だからな。なんとなく立ってみた。」
「ふ~ん。ところで席は?」
「決まってないから好きなところへ座れ。」
席すら決まってないのかよ。よくみれば教室の中も座布団にちゃぶ台だし。
「皆さん。席についてください。」
僕が席に着いたところで先生が入ってきた。ぎりぎりセーフだったみたい。
「私がこのクラスの担任の……福原慎です。」
「今後ろ振り返って、諦めた様にこっちを向いたけど……」
「ああ。チョークを探してたんだろう。さっきみたときに無かったからな。」
チョークすらないのかよ。このクラスの設備は本当に大丈夫なのだろうか。
「さて去年皆さんに紹介した編入生ですが、このクラスに二人入ることになりなした。それでは自己紹介をお願いします。」
「『皆さん』『はじめまして』『福原先生の弟の』『弟の』『福原真です』」
……なんだろうものすごい寒気が。
「『なーんて』『冗談です』『球磨川禊で~す』『僕のこのクラスでの目標は』『クラスメイト全員の二足歩行の禁止』『口からの食事の努力放棄』『皮膚呼吸の義務化』『そして』『
クラスメイト全員が気絶しかけたところでクラスのドアが開いた。
「遅れてすみませんでした!」
次回から、「」の前にしゃべっているキャラが分かるようにしときます。
明「」
上記のように。
更新がまた一週間空いてすみませんでした。これからもこんな感じの更新になるかもしれませんが、なにとぞよろしくお願いします。
やっと出したかった三人を出せました。次回は禊ちゃん以外の自己紹介です。