とある妖精の航海録   作:グランド・オブ・ミル

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空島編9・妖精の決着

 

 

 

 

 

 

 

「貴様の目的は何だ!!エネル!!」

 

「"還幸"だよ、ガン・フォール。」

 

ガン・フォールが槍の先をエネルに向けて叫び、エネルはガン・フォールにそう返した。

還幸って……、確か行幸を終えた天皇が帰ってくることだっけ。つまりエネルの目的は還るべき所へ還ること?

エネルは拳を握りしめ、興奮した様子で俺達に語りかける。エネルの目的は、見渡す限り大地が広がる夢の世界、"限りない大地(フェアリーヴァース)"へ行くことだという。

そしてエネルにはその目的を叶える上でもう一つ、やることがあるのだという。

 

「土には土の!人には人の!神には神の!還るべき場所がある!!私は神として自然の摂理を守るため!全ての人間をこの空から引きずり下ろしてやる!!」

 

「!まさか……あなたはこの国を!?」

 

「ヤハハハ!まさかと言う程意外なことではあるまい。それが自然だ。」

 

エネルはこの空島を、スカイピアを消すつもりだったのだ。それを聞いたガン・フォールはエネルに叫ぶ。"思い上がるな"と。

 

「人の生きるこの世界に!!"神"などおらぬ!!」

 

ガン・フォールの叫びなどエネルにとってはどこ吹く風。エネルは小指で耳をほじくり、指先についたゴミをふっと飛ばした。

 

「元・神、ガン・フォール。神隊を心配していたな。6年前、我が軍に敗れ、私が預かっていたお前の部下650名。今朝ちょうど私が頼んだ仕事を終えてくれたよ。」

 

エネルは玉雲からスタンと降りる。そして眉毛の辺りをかきながら溜め息と共に言った。

 

「そして言ったはずだ。今、この島に立っているのは……ここにいる7人のみだ。残念なことをした。」

 

「!!!?………おぬし……!!」

 

エネルの非情な言葉にガン・フォールはよろめいた。エネルの言葉の意味を読み取れば……、もうガン・フォールの部下はいないということだ。

 

「貴様悪魔かぁ!!!」

 

ガン・フォールは槍を構え、エネル目掛けて突っ込んでいった。エネルはヤハハハと笑いながら持っていた金の棍棒を上に放り投げるとガン・フォールの一撃を避け、両手の人差し指をガン・フォールの腕にスッと添えた。自然系(ロギア)の能力者であるエネルは今の一撃を受けても特に問題はない。それでも避けてみせたのは自分の絶対的な能力から生まれる余裕だろう。

 

「2000万ボルト"放電(ヴァーリー)"!!」

 

バリッ!!

 

エネルは指先から電気を放ち、ガン・フォールを感電させた。電撃を浴びたガン・フォールは黒焦げになって膝から崩れ落ちてその場に倒れた。

 

これがゴロゴロの実の威力……。初めて間近で見る自然系(ロギア)の恐ろしさに俺は改めて身震いした。

 

「さて、これで6人だ。ヤハハハ!よくぞ生き残った!!これから私が旅立つ"限りない大地(フェアリーヴァース)"へお前達を連れて行こうじゃないか!!」

 

エネルは俺達に両手を広げてそう言った。エネルはそこに紛れない神の国を建国するため、俺達を連れて行こうと言うのだ。

 

「それをもし断ったら?」

 

「ロビンさん?」

 

エネルの誘いにロビンは真っ先にそう聞いた。

 

「断る?何故だ?ここにいればこの国と共に奈落の底へ落ちてしまうのだ。」

 

「確かにあなたの能力ならそれもできるのでしょうけど、むやみにこの国を破壊してはあなたの欲しがる物も落としてしまうのでは?」

 

「"黄金の鐘"か?ヤハハハ!心配には及ばん!お前の行動を思い返せば考えられる場所は一つに限られる。」

 

「え?」

 

「意外そうだな。その条件を使えば俺を出し抜けるとでも思ったか。」

 

「!ロビンさん!!」

 

エネルは右手の人差し指に電気を溜め、ロビンへと向ける。俺は恐怖で震える体を必死で動かし、ロビンとエネルの間に入る。

 

「俺は打算的な女が嫌いでね。」

 

バリッ!!

 

間もなく、エネルの指先から強烈な電撃が放たれた。

 

「………ほう。」

 

「ハァ……ハァ……」

 

「!エレイン……あなた………。」

 

エネルの放った電撃は、第二形態となったシャスティフォルに直撃した。水分を多く含む特徴を持つ第二形態のシャスティフォルが電撃をすべて引き受け、ロビンには傷一つついていない。さらに、"守護獣(ガーディアン)"は水分を多く含むため熱に強い耐性を持ち、電撃によるダメージもほとんど受けていない。俺が電撃を止めたことでエネルはほうと感心したと言わんばかりの声を漏らし、目をつむっていたロビンは俺の名を小さく呼んだ。

 

「この感じ………、ヤハハハハ!身覚えがあるぞ!そうか!昨日私の裁きを止めたのは貴様だな!?」

 

「……えぇ、そうですよ。」

 

「名乗れ。」

 

「エレイン。」

 

俺はシャスティフォルを槍の状態に戻した。槍になったシャスティフォルは俺の横でフィンフィンとゆっくり、円を描くように回る。

 

「私の雷を二度も受けて無傷とは……その槍はなかなかのものだな。」

 

「"霊槍シャスティフォル"。妖精界の神樹から創られし神器です。」

 

「……なるほどな。」

 

エネルはそう呟くとバリッと姿を消した。そして次の瞬間、エネルは俺の目の前に迫っていた。エネルは棍棒の突きで俺を攻撃し、俺は吹き飛ばされて後ろにいたロビン共々壁に打ちつけられる。

 

「あうっ!!」

 

「ああっ!!」

 

「!てめぇ!!」

 

俺達がやられたことで怒ったゾロがエネルへ斬りかかる。エネルはゾロの刀を棍棒で受け止めた。

 

「……女と子供だぞ……!!」

 

「見れば分かる。」

 

「イカれてんのかてめぇは!!」

 

ゾロは受け止められた刀とは逆の刀を振ってエネルを攻撃したが、エネルは棍棒を軸にまるで高跳びのようにかわした。

 

「"燃焼砲(バーンバズーカ)"!!」

 

エネルが空を舞ったところでワイパーがバズーカ砲を構え、放った。青白い炎がエネルへと迫る。迫る炎にエネルはニヤニヤいやらしい笑みを崩さない。

 

「"電光(カリ)"!!」

 

エネルが一瞬光ったと思ったら、ピシャア!ゴロゴロ!と辺りに雷鳴が轟き、ワイパーが放った炎の光線がドパンとかき消されてしまった。ワイパーは驚きで開いた口が塞がらない。エネルは何事もなかったかのように地面に降り立った。

雷鳴が轟いたということは、空気が音速で膨張した証拠だ。それほどのエネルギー……はは、まったく笑えない。こんなのどうやって勝てってんだ。

 

「これから夢の世界へ旅立とうという時に、そう殺気立つ事もあるまい。」

 

「んなもんに興味ねぇよ!!」

 

「霊槍シャスティフォル第五形態"増殖(インクリース)"!!」

 

ゾロは刀を構えてエネルに走り込み、俺はシャスティフォルを無数のクナイにしてエネルに飛ばした。しかし、ゾロは自然系(ロギア)特有の形のない体で斬撃を受け流され、俺はクナイのシャスティフォルごと棍棒で跳ね返されてしまった。エネルはゾロの顔を踏みつけ、得意そうに高笑いする。

 

「ハァ……ハァ……くっ……」

 

跳ね返された俺は遺跡の壁に叩きつけられる。立とうとするとオームから受けた傷から血がポタポタと滴り、荒い息が漏れる。エレインボディとはいえ度重なる強敵との連戦でいい加減限界みたいだ。

 

「はっ!」

 

「ん?」

 

俺がなんとかふらふら宙に浮かんだ時、ワイパーがバズーカ砲を捨て、エネルに足でしがみついた。エネルの胸に掌を添えた右腕には左腕が添えられている。

その行動を不審に思ったエネルだが、次の瞬間、エネルはガクッと膝をついた。カランッと棍棒も落とし、明らかに様子がおかしい。まるで体に力が入っていないような……。

 

「"海楼石"ってもんを知ってるか?」

 

海楼石って……。確か友達が言ってたな。悪魔の実の能力者から力を奪う海と同じエネルギーを発する石…だっけ。ワイパーの靴にはその海楼石が仕込んであるらしい。そうか、だからエネルは体に力が入らないのか。

 

「くらえエネル!"排撃(リジェクト)"!!」

 

「がっ!!!」

 

ドンッ!という轟音と共にその場で土煙が爆発を起こした。エネルは口からゲボッと血を吐いて倒れた。ワイパーの右手からエネルへ強烈な衝撃が伝わったらしい。その衝撃波が少し離れた俺の所にまで伝わってくる。ゾロはエネルが膝をついた時に抜け出していたので多分無事だ。それにしてもこの衝撃は……、昨日喰らった衝撃貝(インパクトダイアル)の比じゃないな。撃ったワイパー自身も右腕を押さえてうずくまっている。撃ち手もただでは済まないらしい。

俺はふわりと浮かんでロビンの元へ向かう。ロビンは気絶していた。

一見倒したかのように思えるが、エネルがそう簡単にやられるとは思えない。何せ前世では友達が自然系(ロギア)能力者で最強といつも言っていた奴だからな。ワイパーには悪いが、こいつを倒せるのはゴム人間のルフィだけだ。

そしたら案の定だった。エネルは止まった心臓を自分の電撃でマッサージして復活した。

 

「人は神を恐れるのではない、恐怖こそが神なのだ!」

 

そんなことを言い、エネルは口元を拭きながらドヤ顔で立ち上がる。俺はロビンに戦いの余波が届かないように彼女を離れた場所まで運ぶ。そして俺は再びエネルの前に出た。

 

「ヤハハハ!次は貴様か!!」

 

俺が戻った時、すでにワイパーは黒焦げにされていた。ゾロも今しがた、巨大な狼のような電撃にやられた所だ。

 

……原作通りなら、エネルは全身が絶縁体で雷を無効化できるルフィが倒すはずだ。別に俺がここで手を出さなくても物語はイレギュラーがない限りそう進んでいく。そう、だから俺は特に何もする必要がないのだ。やらなくても何の問題もない。でも………

俺はゾロを見る。ゾロは両手に刀を握ったまま気絶している。気を失っても刀を放さないその執念はさすがだ。

次にロビンを見る。遺跡に叩きつけられた時に頭を切ったらしく、頭から血がつーっと流れている。それ以外にも敵と戦ったであろう傷が身体中に見られる。

次にナミを見る。傷だらけのチョッパーを抱き抱える彼女は、俺を心配そうな眼差しで見つめている。そんなことしている暇があるならさっさと逃げればいいのに。

 

ここには俺の仲間達がいるのだ。必死に戦って倒れた仲間も、その仲間を守る仲間も。そんな彼らの前で、原作なんてものを気にして何もしないなんてこと……

 

「……できるわけねぇだろ。」

 

「ん?何か言ったか?」

 

「何でもありませんよ。それより後ろ、注意してください。」

 

「む?」

 

俺はエネルの後ろに右手の掌を向けた。エネルは後ろを振り向いて驚愕の表情をした。…言っておくがかの有名なエネル顔ではない。エネルが振り返った先にはエネルの身長など遥かに超え、上層の雲の遺跡に届くかという程の巨大な植物が生えていた。

 

「まさか……これも……」

 

「ハァ…ハァ…ご明察ですね。」

 

その植物はキュゥンと光を吸収し、やがてブワッと閉じていた蕾を開いた。まばゆい光を放つ神々しい花が姿を現す。

 

「霊槍シャスティフォル第四形態"光華(サンフラワー)"!!」

 

俺の叫びと共に、シャスティフォルは花びらから無数の、巨大な光線をエネルに発射した。エネルは巨大な光線の弾幕に避ける間もなく飲まれる。

光とは、突き詰めてしまえば電磁波、つまりは電気と似たようなものだ。雷のエネルに攻撃できるのはゴム人間のルフィしかいないが、同じ電気で攻めればもしかしたら攻撃が通る可能性がある。身体中が恐怖で震え、魔力もほとんど残っていない。こんな俺がエネルを倒そうなんて無茶な話だということは重々承知している。可能性は限りなくゼロに近い。けど、少なくともゼロじゃないはずだ。

 

「はあぁぁぁぁ!!!」

 

俺はエネルにひたすら光線を撃ち続けた。それこそ遺跡の地面が破壊され、大穴があく程だ。しかし、元々少なかった俺の魔力ではそう長くは持たず、その弾幕は間もなく終わりを迎えた。

 

「ハァ……!ハァ……!」

 

シャスティフォルは元の槍に戻り、俺は胸を押さえてその場に膝をつく。もう空を飛ぶ力も残っていない。俺はゆっくりと顔を上げ、立ち上る土煙のほうを見た。

 

「……今のは効いたぞ、青海人。」

 

土煙が晴れると、身体中に軽い火傷を負っただけのエネルが姿を現した。額に青筋を浮かべ、大層お怒りの様子だ。はは、笑うしかねぇなちくしょう。

 

エネルはバリッと姿を消すと俺の前に瞬間移動した。そして俺に電気を帯びた右手を向ける。

 

「1億ボルト"放電(ヴァーリー)"!!」

 

俺の意識はそこで途切れた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「うぅ………」

 

「おぉ!良かった!気がついたか!!」

 

俺が目を覚ますと、目の前には見慣れた長い鼻があった。ウソップだ。全身に包帯を巻いて傷だらけになったウソップが俺が気がついたことを泣いて喜んでいた。

どうやらここは俺達がいた遺跡の一つ上の島雲、俺が最初に立ち入った瓦礫しかない遺跡のようだ。ロビンが運んでくれたらしい。

空を見上げれば、空は黒い雷雲に覆われ、玉のような巨大な雷雲が浮かび、天から雨のように落雷が降り注いでいる。まるで地獄の一丁目だ。

 

「ようし!エレインも目覚めたことだし!あのつるはこの俺様が仕留める!!俺様の"火薬星の舞い"を受けてみろぉ!!」

 

ウソップはゴーグルを装備し、パチンコを構えて巨大な豆の木にうおぉ!と走っていった。その豆の木は根元の部分が半分斬られ、全体的に傾いている。根元付近にゾロが倒れているので、斬ったのはゾロだろう。

どうしたのかと近くにいたロビンに聞くと、エネルが空を飛ぶ方舟で逃げたため、豆の木を倒してルフィがエネルの元へ行けるようにしたいのだそうだ。その話を聞いて、あぁ、空島編のラストってこんな感じだったなぁなんて思い出す。

 

「霊槍シャスティフォル第四……!!うっ!!」

 

ウソップは豆の木に火薬星を連発しているがビクともしていない。ここは俺が加勢するべきかと思ったが、俺にはもう魔力が残っていなかった。シャスティフォルを第四形態にしようとしても、苦しくてとてもできない。

 

「どいてろ。」

 

「……ワイパー…さん?」

 

何度魔力を送ろうとしても、シャスティフォルはクッションのまま何の変化もない。何とか動かそうと四苦八苦しているとワイパーが俺をぐいっとどかし、豆の木に走っていった。そしてゾロの斬り口の上辺りに立つと、豆の木に右手を添えた。まさか……!

 

「"排撃(リジェクト)"!!」

 

ドォン!という音と共に、豆の木が破裂したかのように斬れた。俺は力なく落ちてくるワイパーに力を振り絞って飛んでいき、魔力を絞り出してクッション状態のシャスティフォルを操作してワイパーを受け止めた。一発撃っただけであんなに苦しんでいたのに……無謀なことをしてくれる。見ればワイパーの右腕は変な方向へ曲がっている。さすがに折れてしまったのだろう。

しかし、その甲斐あって豆の木は最初メキメキと小さなきしむ音を立て、やがてバキバキという大きな音と共にゆっくり倒れ始めた。豆の木の上ではルフィがエネルへと向かっているだろう。

 

だが、エネルもバカではなかった。豆の木がある地盤を砕こうと、神の島(アッパーヤード)を雷の雨で集中砲火してきた。俺は豆の木の根元に倒れるゾロを何とかシャスティフォルに乗せ、ふらふらになりながらもロビンの元へと戻る。

 

「ムダだ……!エネル!!お前には落とせやしない!!」

 

俺がロビンの元へ戻るとワイパーがそう叫びながらシャスティフォルから降りた。そして雷の雨が降り注ぐ豆の木の根元へと歩いていく。

 

「お前がどれだけの森を燃やそうと!!どれだけの遺跡を破壊しようと!!大地は敗けない!!」

 

ワイパーの叫びとほぼ同時に、神の島(アッパーヤード)に一番の大きさの雷が着弾した。俺は爆風に思わず両腕で顔を覆う。爆風が止み、目を開けると、雷などものともせず、悠然と佇む神の島(アッパーヤード)が目の前に広がった。

 

「………すごい。」

 

大地の偉大な力に、俺はそう呟くしかできなかった。

俺が大地の偉大さに言葉を失っていると、上空からドッパァァンという轟音が聞こえた。見上げると空島を滅ぼさんとしていた球状の黒雲が綺麗さっぱり消え去っていた。黒雲があった辺りには麦わら帽子を首にかけた人影が小さく見える。ルフィだ。

 

ルフィは巨大な黄金の玉をくくりつけられた右腕を捻りながら限界まで後ろに伸ばし、エネル目掛けてその拳を放った。エネルは全身に雷を纏い、雷神のような姿で対抗するも、ルフィの拳に打ち抜かれた。エネルはルフィの拳と共に方舟から吹き飛び、俺の位置からは見えない島雲へと飛ばされた。

 

カラァーン…

 

エネルが島雲へ飛ばされた次の瞬間、美しい、それでいて力強い鐘の音が辺りに響き渡った。優しく、暖かく、この海の彼方まで届きそうな、そんな鐘だ。

確か、クリケットの家で読ませてもらったノーランドの日誌に書いてあった。"その島からは美しい鐘の音が響き渡った"と。その鐘の音がこれか。確かに素晴らしい音だ。こんなに感動的な鐘の音は初めてだ。

 

「聞こえていますか?クリケットさん…。黄金郷はありましたよ…。うちの船長さんが…それを証明してくれました。」

 

俺はシャスティフォルの、ゾロの頭の横辺りにポフッと腰掛け、空を見上げながらそう呟いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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