序章 ジン・ホークアイとキュロス・ドルド
物語の15年前ルグニカ王国の東にある小国
ドロドローザ王国が大罪司教率いる魔女教に
よって崩壊した。
当時のドロドローザ王国の王家ドルド家と生き残りの国民は
親交のあったルグニカ王国に吸収され
ドルド家は子爵の称号と
小さいながらも領地を与えられた
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時は流れ15年後
この物語の主人公
ジン・ホークアイと
ドルド家現当主
キュロス・ドルドは出会う
とある貧民街のはずれ
その日は満天の星空だった
ザッザッ
「綺麗な星空だ…」
ちぢれた黒髪の1人の大男は歩きながら言った
グーーッ
「ん?」
大男が空を見上げ歩いていると
グーーッとゆう大きな音が聞こえた
大男は何かと音の聞こえた方を見てみると
道の端に小さな金髪の男の子が空を見上げ
突っ立っていた
「…腹…減った…」
少年は呟いた
「おい少年、腹が減ったのか?これでも食いなさい」
大男がそう言い持っていたリンガを取り出そうとすると
ギンッッッ
「くっ!いきなり何をする!!」
少年はどこからともなく見たことの無い剣のような物を取り出し斬りかかってきたのだ
「誰だか知らねーけど、持ち物全部置いて消えろ…」
「貧民街の孤児か…」
大男は腰に下げていた剣でギリギリ防御していた
「だったらどうした!どいつもこいつも貧民街のやつだと思ったら汚い物を見るような目で見やがる!お前もなんだろ?」
「いや…我が家系も元は孤児だったものが作ったと聞く私と君は同類みたいなものだ…私は君を汚い物だとは思わない、むしろ君はいつか光り輝く原石だとさえ思う」
「は、はぁ?」
笑顔で語った大男に対し
少年は驚いたような表情をした
「それよりも少し話して見ないか?君は私を殺すつもりなんだろ?話してから決めても良いと思うんだがどうかね」
「な、何なんだよあんた意味わかんね…」
戸惑った表情をしながら少年は剣のような物を鞘に収めた
「ほれ!腹減ってるんだろ?これ食いながら話そう」
そう言い大男はリンガを少年に投げた
パシッ
「うおっ!急に投げんな!」
「ハハッ!ナイスキャッチだ!」
シャグッ
「んで?何話すんだよ、おえあんたに話すことにゃんもねーよ…ゴクッ」
シャグッシャグッシャグッシャグッ
「んーそうだな…君は親は居ないのか?年は?何で貧民街にいる?」
「んーにゃにっぺんにいあえてもおあえあええーお!」
「すまんリンガ頬張りすぎて何言ってるか分からんから食い終わってからで良い」
ゴクンッ
「んーないっぺんに聞かれても答えられねーよって言ったんだよ」
「悪い1つづつで良い…まず両親は居るのか?」
「いねー…俺の名前やら年齢やら書かれた手紙とこの黒刀と一緒にこの貧民街の入り口に捨てられてたんだって」
「そうか…で年は?」
「5歳」
「5歳!?…5歳にしては大人びすぎだろ…いや確かに見た目はその位か?まあいいその黒刀とゆうのは普通の剣とは形が違うよあうだが」
「『黒刀 夜』って名前らしいけど詳しいことは知らない」
「興味はあるが知らないのなら仕方ないか…」
大男は少し考え事をしてるようだった
「もういい?」
退屈になったのか少年はそう言った
「いやまだだ…君には夢とか目標とかあるのか」
「夢?…夢ってゆうか野望はある…強くなって俺を捨てたバカ親をぶん殴ってやる事だ!…手紙にも『強くなれ』って書いてあったし…だからどんなことをしても生き抜く」
野望といいながら夢見る子供のような目をしながら少年言った
「強く…か。……その野望私に手伝わせてはくれないか」
「は?」
急な大男の申出に少年はあっけにとられた
「私はこれでも剣の腕には自信がある、それにうちに来れば腹を空かせる事も無い」
「う、うちにって、あんたの家に来いって事か?ホントにあんた意味わかんねーよ…初めて会ったこんな小汚い貧民街のガキだぞ」
「ああうちに来い!私は君を気に入ってしまった!それに最初に言っただろう君はいつか光り輝く原石だと」
「…」
少年はあっけにとられ黙ってしまった
「私はドルド子爵家当主キュロス・ドルド!ドルド家の騎士にならないか少年?」
「あんた貴族なのか…」
「ああ、そうは見えないだろうがな」
「騎士…」
「うちに来れば君を強くしてやる!いつ死ぬか分からないここで野垂れ死んだら君の野望は叶わない!それでもいいのか?君を捨てた親をぶん殴ってやりたいんだろう」
「ぶん殴りたい……ホントに強くなれるのか?ホントのホントに強くなれるのか?………あんたを信じて良いのか?」
「ああ信じろ!」
ポロッ
そのキュロスの威風堂々たる姿に少年の目から一筋の涙
グスッ
「うう…なんなんだよこんな大人見たことねーよ…でもあんたみたいな大人なら信じられるかな」
「私を信じられないと思ったら殺せ」
「分かった…なってやるよ騎士に…そんでいつか最強の騎士になってバカ親ぶん殴ってやる」
「よろしく頼むぞ少年…そういえば君の名は。」
「ジン・ホークアイ」
「よろしく頼むぞジン!」
「よろしく!…お願い…しますキュロス様」
「ハハッ!これからは主従になる訳だからな少しづつでいいぞ、まさか自分からやるとは思わなかったけどな」
「うう…」
「じゃあ早速家に行くか」
「…はい!」
最後まで読んでくれた方ありがとうゴザイマス
とりあえずジ主人公であるジンと
ジンがこれから仕えるドルド子爵家当主
キュロスとの出会いを書きました!
これからもちょくちょく書いていくのでよろしくお願いします(´`:)