旅人提督の世界征服までの道程   作:ハードオン

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他の作品のキャラが出たり、ご都合主義の展開だったり、文章がクソザコナメクジだったりします。

許せ、サスケ。


1話 プロローグ

ーーーこの物語は!

 

 

 

「っしゃぁ!!押さえたぞー!!狩人さんはやく!オルゴール!!オルゴール鳴らして!!!」

 

「グルルオォオォオ!!き、貴様も、貴様も獣にィイイィイ!!!」

 

「パパ!!頑張って!!病気になんて負けないで!!」

 

「貴方!お願い!!正気に戻って!!」

 

「狩人さん、輸血!!輸血して!!もう総入れ替えするカンジで!!つーか喋れ!!」

 

 

 

「すまない、助かった。お前達のお陰で、獣に成り下がらず済んだよ」

 

「じゃあ、近場の教会の警備頼めます?一応安全なんで。黄色い服の人とカラスっぽい服の人が目印です。おい狩人さん、次は下の方に行くぞー。あと喋れ」

 

 

 

ーーー世界各国を旅した、

 

 

 

「あんたのせいで新車がメチャクチャだよ!このハゲ!!タコ警官!!そんなんだから嫁に逃げられんだよ!!」

 

「うるせぇ!!黙ってろ若白髪!!テロリストに国をメチャクチャにされるよりはマシだぁ!!」

 

「……ちょっと待て、何か聞こえないか?」

 

「……そういや、何か落ちてくる様な音が……」

 

「「……ミ、ミサイルぅぅぅ?!!」」

 

 

 

「ウギャー!!痛え!背中打った!!思いっきり打った!!」

 

「畜生、今夜はクリスマスだぞ?!何で俺ばっかりこんな目にぃ?!ホリィィィ!!……」

 

 

 

ーーー世界一破茶滅茶な旅人が、

 

 

 

「あっ、お久しぶりです若先生。先週中国に寄ったんすけど、海皇さんメッチャ怪我してましたよ。あっ、そう言えば、会長は元気ですかって、ええっ!何で片腕ないの?!!俺が居ない間に一体何が?!!」

 

「おォ!久しぶりだなァ……新台ィ!腕はチョット前の立会いでなァ……。親父は今いるぜ、顔見せてやんなァ……」

 

 

 

「貴様とは闘争(たたか)っていなかったッッッ!!」

 

「うわぁぁぁぁ!!!何であの化け物がいるんすか?!!聞いてないよ若先生ぃぃぃ!!!」

 

 

 

ーーー日本へ里帰りし、

 

 

 

「こんにちは教授。まーたヒトデの研究っすか?あっ、これお土産の酒です。あとコーヒーガムとさくらんぼ。あの人にはエジプトで直接お土産を押し付けてきました」

 

「ああ、日本に来てたのか、真央。お土産はありがたく貰っておこう。あいつらも喜ぶ」

 

「で、ちょっとお願いが……」

 

「……何だ?」

 

「ちょっと東北まで船回して下さらない?」

 

「……お前も良い加減定職に就け。俺が受け持った学生の中で、進路希望書に世界征服なんて書いたのは、お前が最初で最後だ。幸い、お前は頭がいいし、器用で、身体も丈夫だ。何より、人間関係を築くことに長けている。良ければスピードワゴン財団に渡りを付けて……」

 

「やめて!正論はやめて!!その術は俺に効く!!」

 

 

 

ーーー世界征服を目標に旅していたところ、

 

 

 

「おお!久しぶりだな!マオ!相変わらずデカイな!!まあ、兄者程じゃないがな」

 

「あっ、お久しぶりですねぇ〜。でぇ、弟さんは結婚したらしいですけどぉ、貴方はぁ〜?」

 

「やっ、やめてくれぇ!あ、兄より優れた弟など存在しねぇ!!」

 

「ジャギ様ぁ、いい加減アンナさんにプロポーズしましょうよぉ」

 

「姉さん、ずっと待ってるんすよ?」

 

「だっ、黙れぇお前らぁ!!」

 

 

 

「南斗獄屠拳!!」

 

「うわぁぁぁぁ!!!」

 

「天才の俺が何故こんな目にぃ?!」

 

「馬鹿野郎!何であいつを煽った!!「初恋の人がご結婚なされたらしいですけど、ねえどんな気持ち?ねえどんな気持ち?」じゃねえよ!!!」

 

「煽りは基本!そして対策は万全!!すいませんKING!!違うんです!!こいつがKINGを煽らないと木偶にするって俺を脅したんです!!!」

 

「貴様かぁ!!アミバぁぁぁ!!」

 

「な、何ぃ?!!」

 

「よし今だ逃げろ!!」

 

「ちょ、ちょっと待て、俺はそんなこと、うわらば!!!」

 

 

 

ーーー最近巷を賑わしている艦娘に出会い、

 

 

 

「おい、大丈夫か、お嬢さん?!」

 

「榛名は、うぅ、榛名は大丈夫です……」

 

「いや、駄目だよ!!微塵も大丈夫じゃないよ!!ちょっと待って、直ぐに手当てするから!!」

 

 

 

 

「榛名は、榛名はぁ、こっ、こんなに、こんなに人に優しくして貰ったのは初めてです!うっ、ううぅ」

 

「えぇ……、紅茶とお茶菓子程度でマジ泣きって、君んとこキツすぎない?」

 

 

 

 

ーーー何だかんだで、所謂ブラック鎮守府を救い、

 

 

 

 

「何だあの白服ヤロー。裸同然の女の子をぶん殴ってるぞ。メッチャ許せんよなぁ〜!!」

 

「やめて下さい!あの人は……!!」

 

「や、やめて下さい提督!!殴るなら僕を!!」

 

「やめて時雨!!私は大丈夫だから!!」

 

「貴様ら、碌な戦果も出せないゴミの分際で!!「うおおおお!!覇王翔吼拳!!」ホギャァァァ?!!」

 

 

 

 

「悪は去った!!」

 

 

 

 

ーーー何だかんだで、提督になり、

 

 

 

 

「貴様が殴ったのは阿志岐大将のご子息だぞ!!」

 

「何てことを……!」

 

「貴様、この国でまともに生きていけると思うな!!」

 

「あっ、じゃあまた海外に旅に出るんで」

 

 

 

 

「提督適合率測定不能だと?!!」

 

「異例だ!こんなことは……!!」

 

「ありえん……!!」

 

「どうせなら、あの鎮守府を引き継がせればどうでしょう?これ程の逸材、有効活用せねば……」

 

「……そうだな、よし、貴様には罰として黒井鎮守府への着任を命じる!!」

 

「えっ、なにそれこわい」

 

 

 

ーーー持ち前のDIY精神と、数々の苦難で手にした経験、そして溢れんばかりのバイタリティで、ブラック鎮守府を立て直し、

 

 

 

「なにこれぇ、あもりにも酷すぐるでしょう?直さなきゃ……!!(使命感)」

 

「すみません、提督……。資金が無くて……」

 

「大本営の嫌がらせぇ?なーに、大丈夫だ!安心しろ!俺が直す!!(T○KIO感)」

 

「おっ、良い山だなぁ、こーんなに豊富な自然の資源があれば、金なんていらないんじゃないかな?」

 

 

 

 

「雨漏りが直りましたわ!!」

 

「新しい提督がお部屋を直してくれたでち!お休みもくれたでち!やったでち!!」

 

「採れたて野菜の浅漬け、産地直送の牛肉と畑で採れたジャガイモを使った肉じゃが、食後の手作りアップルパイ……。流石に気分が高揚します」

 

「お代わりもあるぞ!!」

 

 

 

ーーーやがて、艦娘達の信頼を得て、

 

 

 

 

「私は貴様を信用していない!提督など、どうせ皆同じだ!!」

 

「今更優しくされたところで……!」

 

「しゅみです(秘密結社感)」

 

 

 

「どうやら私が間違っていたようだな……。この長門、提督の為に命を懸けて戦おう!!」

 

「貴方は本物の提督なのね〜。天龍ちゃんにも優しいし、私も良くして貰ってるし……。お触りは禁止だけど、提督になら……❤︎」

 

「あっ、そっかあ。晩ご飯はカレーだから。じゃ、よろしくぅ」

 

 

 

 

ーーー世界征服を成し遂げる、壮大な物語である!!

 

 

 

 

「HEY!提督ぅー!大本営のクズ共を捕まえて来たネー!!今までの分をお返ししてEXECUTION!!しまショー!!」

 

「自分が二重スパイをした甲斐がありますな。ゴミがいなくなって上層部の風通しが良くなりました。これを機に、一気に軍部を掌握しましょう、提督殿。提督殿こそ、この国の、いえ、世界の頂点に立つべきお方です」

 

「司令官の夢は、この鎮守府みんなの夢なんや!もうちょっとでみーんなの夢が叶うで!あは、あはははは!!アははハハハハははは!!!」

 

「やべぇよ、やべぇよ……!!」←提督業もひと段落ついたので、また旅に出る気だった

 

 

 

 

 

 

 

ーーー……壮大な物語である!!!!

 

 




新台 真央 : 旅人

高身長、白髪、ハンサム。

趣味と特技はKARATEとものづくり。基本的に何でもできる。



あと世界征服。

旅の行く先々でトラブルに巻き込まれ、最終的にチート化した。



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