旅人提督の世界征服までの道程   作:ハードオン

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このssはゲームの片手間に書かれています。


165話 菱餅とほっぽちゃん 後編

『ウワアアアアア!!!カエレ!!カエレ!!!頼ムカラカエッテクレ!!!!』

 

「チッ、やるわね!」

 

「こうも艦載機を出されると、水圧カッターのチャージができませんね……」

 

サラの言う通り、chargeができないとMeのrail gunも使えない……。

 

chargeの長さは唯一の弱点ね。そこを突かれるとは……。

 

「ラプターも出してるけど……、敵の数が多過ぎて!」

 

……サラのラプター、押されてるわね。ラプターも相当な量出てるけど、それでも駄目。

 

他の子も足止めされてるみたいだし、チマチマ倒すしかないのかしら。

 

『ワタシガ何ヲシタッテ言ウンダ!!』

 

「うるさいわね、深海棲艦。貴女、存在そのものが悪なのよ」

 

Admiralに逆らう奴は全部悪党なのよ。Admiralは誰よりも正しいの。

 

『フザケルナ!!ワタシハ、ワタシハ何モシテナイ!ナノニドウシテ!!』

 

「だから何?見逃せって?」

 

随分腑抜けてるわね。

 

『戦ウ理由ガナイ!』

 

「あるわよ」

 

『ッ……!!命令カ?!ソンナモノノ為ニ!!!』

 

foolishね。命令だけじゃないわよ。Meもサラも同じ。命を懸ける理由はもっとsimpleなの。

 

「familyを、Admiralを守る。その為なら、何だってやってみせる。少しでもAdmiralに危害を加える可能性があるものは……!!」

 

Admiralはね、Me達にfamilyをくれた。帰ってくる場所をくれた。それをほんの少しでも脅かすなら、その可能性があるなら……!

 

「排除するわ!!!」

 

『……!!』

 

蹴散らす。文字通りに。

 

Meは戦艦、艦載機くらい、ただの蹴りで十分。

 

敵の艦載機を少しづつ破壊して、一歩前へ。やっぱり、艦載機を出している大元を叩かなきゃ、終わらないわ。

 

『ヒッ?!』

 

「行くわよ、サラ」

 

「……無茶じゃないかしら?」

 

確かに、この艦載機の包囲網の中、突っ切るのは無茶かもね。でも、良い加減埒があかないわ。それにね、サラ?

 

「やってやれないことはないわ!!」

 

「……ふふっ、そうね!やりましょう、アイオワ!」

 

日本のキギョウセンシ?には不可能って言葉はないらしいわ。やってやれないことはない、気合いの問題、無理と言うのは嘘吐きの言葉!なら、Me達にだって出来るはず!!

 

無茶は通してこそ、よ!

 

「「おおおおお!!」」

 

機銃?爆撃?そんなものじゃ死なないわ。戦艦と空母がその程度で墜ちるとでも?攻撃を受けながらも前へ!

 

『クルナ……』

 

「「邪魔!!」」

 

腕を振るって、進行ルート上の艦載機を弾き飛ばす。前へ!

 

『ク、クルナ!』

 

「「行っけええええ!!!」」

 

包囲網を突破!突っ切るわよ!

 

『クルナァァァァァ!!!!』

 

届いた!!!

 

「go to hell!!!!」「墜ちなさい!!!!」

 

『ア、グゥ、アアアアアアア!!!!』

 

深海棲艦の小さな身体に、Meとサラの蹴りが突き刺さる!

 

『コノ……、悪魔、メ……!!』

 

最後に一言、言い残した深海棲艦は、蹴りを受けた部分を押さえながら、前のめりに倒れた。

 

見れば、Admiralももう片方の深海棲艦の姫クラスを倒していたわ。

 

終わり、ね。

 

いつも通り、Me達の勝利よ!!

 

 

 

×××××××××××××××

 

………………ん。

 

どこだ、ここは……?

 

ワタシは、確か、黒井鎮守府に敗れて……。

 

「はい、BGM、よーい、スタート」

 

「ヲッ、リョーカイ」

 

「……ってこれ、我が栄光じゃねえか!誰が鬼畜戦士だ!!」

 

「イヤー、提督ニモアンナ風ニナッテ欲シイナー、ト思ッテ」

 

「なる訳ないだろうが!!」

 

「ナラナイノカ……」

 

声、声が聞こえる……。

 

忌々しい、あの男の声、それと女の声だ……。

 

「お、おはよう!気分はどうだい?」

 

「………………最悪ダ」

 

瞳を、開く。

 

目の前にはあの男、恐らくは深海棲艦であろう女が三人。

 

……裏切り者か。

 

「……ワタシニ、何ヲスルツモリダ」

 

「コスプレ」

 

……は?

 

「いやあ、君、スタイル良いしさ。楽しみだわ」

 

……よく見ると、深海棲艦の女は三人ともメイド服を着ている。

 

何なのだ、これは。どうすれば良いのだ。

 

まあ、少なくとも。

 

「断ル。何ガ嬉シクテオ前ラノ着セ替エ人形ニナラナキャナランノダ」

 

言いなりになってやる気はない。

 

「あーあ、良いのかなー?そんなこと言っちゃってー?そんな態度だと、ほっぽちゃんが……?」

 

「ホッポ……、北方棲姫カ?!ヤメロ!アノ子ハ関係ナイ!!!」

 

人質か……!!

 

なんて卑怯な!!

 

「ふふふ、ほっぽちゃんの声を聞かせてやろうか?」

 

そう言って、手元のスマートフォンで電話をかけるあの男。すると……、

 

『ヤメロ、ヤメロ!!港湾棲姫!助ケテ!!助ケテヨ!!!イヤアアアアアア!!!』

 

「北方棲姫!!!!」

 

「おっと、通話はここまでだ。……あとはどうすれば良いか、分かるよね?」

 

くっ……!!

 

「……分カッタ。何デモ言ウコトヲ聞ク。ダカラ、ダカラ北方棲姫ダケハ……!!!」

 

「ん?今何でもするって言ったよね?(お約束)」

 

「北方棲姫ハ大切ナ妹分ナンダ……。頼ム、手ヲ出サナイデクレ……」

 

「まあ、それは君の態度次第だね。逆らうと、ほっぽちゃんはもっと酷い目に遭うぜ……?」

 

この、下衆め……!!

 

 

 

「ウッワ、キッツイ。着セテオイテナンダケド、ブラジル水着ハヤベーワ」

 

「チ級、水着ヨリボンテージノ方ガ良イワヨ」

 

「ヲッ、ナース服……」

 

くっ、屈辱だ。

 

だが、北方棲姫のことを思えば、こんな辱め……!!

 

「エロ下着ダ!」

 

「シースルーノブラヨ!」

 

「ティーバッグヲ!!」

 

こ、こんな辱め!

 

「内腿ニ正ノ字……」

 

「電動マッサージ機……」

 

「搾乳……」

 

こ、こんな、こんな、こんなああああ!!!

 

「モウ勘弁シテクレエエエエ!!!」

 

限界だああああ!!!

 

慰み者にするなら早くやれ!

 

「あれあれ?良いのかな?そんな態度だとほっぽちゃんが……」

 

『ヤメロオオオオオ!!!!』

 

「ウ、ウウ、ヤメロ!ソレダケハヤメテクレ……!!」

 

北方棲姫……!!

 

「もう遅い。やれ、離島棲姫!!」

 

『ハーイ、了解ヨー』

 

『ピーマンハイヤダアアアアア!!!!』

 

「………………エ?」

 

『ハイ、アーン』

 

『苦イイイイイイ!!!』

 

あれ、なんかワタシが思ってたのと違う。

 

「だから、ピーマンを残すと関東野菜連合にシメられるって言ってるだろ!」

 

「何ノ話?!」

 

こう、拷問とか……。

 

「嫌いなもの食べさせるって充分拷問だと思うんだよね」

 

「イヤ、モットコウ、爪ヲ剥ガシタリトカ、鞭デ叩イタリトカ……」

 

「えっ、何それ怖っ……。どうやったらそんな思考回路に至るの?残虐超人かよ」

 

ええー?

 

「ヤダ、拷問ダナンテ……」

 

「怖イナ……」

 

「ヲッ、ソンナ酷イコト、ヤラナイ……」

 

「エッ、拷問ジャナイノカコレ。ジャアワタシ、何サセラレテルンダ?」

 

「え?いやなんか、ノリで」

 

「暇ダッタカラ」

 

「新シイオモチャデ遊ボウト」

 

「皆ンナニ着イテキタダケ」

 

じゃあ、何だ?

 

「……ワタシハ、遊ビニ付キ合ワサレテイタ、ダケ……?」

 

「うん」

 

「……コ、殺シテヤルウウウウウ!!!!」

 




アイオワ
根性論を持ち出す。

港湾棲姫
意味もなく搾乳された。

深海棲艦's
変態。

旅人
がはは、グッドだ。

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