旅人提督の世界征服までの道程   作:ハードオン

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次回から要望があった挨拶回り回。


217話 ドキドキ!エロトラップダンジョン!

時に、諸君らは、エロトラップダンジョンと言うものをご存知だろうか。

 

知ってる人はそのままで、知らない人は説明しよう。

 

エロトラップダンジョンとは、その名の通り、エロいトラップに彩られたダンジョンのことである。

 

エロ触手、催淫ガス、淫魔……、あらゆるいかがわしいエネミーで一杯の回廊……。

 

それを、鎮守府の裏に作りました。挙って攻略して下さい」

 

「提督、誠に僭越ながら申し上げます。正気ですか?」

 

 

 

「さあやって参りました、黒井鎮守府エロトラップダンジョン!鎮守府の裏に、異世界と繋がるゲートを設置、そのゲートの先が、この俺お手製のエロトラップダンジョンとなっております」

 

鎮守府の皆んなには正気を疑われたが、俺は敢行した。

 

今、俺はエロトラップダンジョン中に設置された監視カメラから、ダンジョンを覗いている。

 

さて、最初の挑戦者は……?

 

『エロトラップダンジョン……、よく分かりませんが、司令官が来いと言うのなら、行かなくてはなりませんね』

 

んっん、朝潮かぁ……。

 

どうせならもっとセクシーな子に来て欲しかったが、これはこれで需要あるな。

 

忠犬朝潮のあられもない姿!私、気になります!

 

まずはエロ触手だ。さあ、どうだ……?

 

『?、触手?』

 

さあ、エロ触手よ!朝潮の服を溶かして、あんなところをあんな風にしてしまうのだ!!

 

『ガオメインバスター!!』

 

あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"?!!!エロ触手ーーー?!!!!

 

……朝潮保有のエネルギー銃、ガオメインバスターで蒸発するエロ触手さん達。なんてことだ……、なんてことだ……。

 

手塩にかけて育てたエロ触手が一瞬で灰になってしまった。畜生めぇ!!!

 

次、次だ!次こそは!!

 

『これは?』

 

催淫ガスだ!

 

『くっ、ガスですか』

 

すると朝潮は、ガオメインバスターで次フロアへの壁を破壊して、ガスを吸わずに進んでいった。なんなの?何でこう上手く行かねえのかな?

 

って言うか、ガオメインバスターが便利アイテム過ぎる。

 

気を取り直して、次のフロアは、と。

 

おお、スライムか。服を溶かして、あんなところをああ言う風にするアレだ。

 

朝潮さんよ、ここは空気を読んで一発、

 

『ガオメインバスター!!!』

 

クソがッ!!!

 

またもや一瞬で蒸発するスライム達。スライムの調教もタダじゃないんだぞ、こっちの都合も考えてよ。

 

ええい、次だ!

 

マドハンド的なやつ!!マドハンド的な、手淫モンスターだ!!なんかこう、女性の愛液からエネルギーを得るみたいな都合のいいやつ!!!

 

行けぇっ!!!

 

『私に、触れるなぁ!!』

 

マドハンド的なやつーーー!!!!

 

『私に気安く触れて良いのは司令官だけです。消えなさい』

 

まるでゴミを見るような目でマドハンド的なやつを一瞥すると、爪牙でバラバラに切り裂いて殺した。

 

くそう、くそう。俺はただ、色々なエロトラップでエロエロになる艦娘が見たかっただけなのに!何も悪いことやってないのに!!

 

何だ?何が悪い?社会か?政治か?この世界か?

 

畜生、畜生、俺に過失はないと言うのに!!

 

『これは、宝石?貰っても良いのでしょうか……』

 

ああ、もうゴールしやがった。

 

『こんな高価そうなもの……。でも、ダンジョン踏破おめでとうと書いてありますし……』

 

良いよもう、あげるよ。持って行きな。

 

『これは、ダンジョンを踏破したご褒美という事なのでしょうか。なら、貰って行きましょう。問題あれば、後で返しに行けば良いですし』

 

はぁー……。

 

 

 

誠に遺憾ながら、我がエロトラップダンジョン一発目は失敗だったと言わざるを得ない。

 

まあほら、初回だから。大丈夫大丈夫、こんなこともある。

 

次こそは大丈夫だから。本当だから。次は、エロトラップに引っかかってエロエロになった艦娘が性的な意味で乱れまくるから。見とけよ見とけよ〜?

 

さあ、次の挑戦者は……?

 

『しゃあねえなあ、行かねえと提督、泣くだろうしなあ……』

 

摩耶様である!

 

確かに、誰も来なかったら寂しくて咽び泣いていたところだ。そこら辺を何だかんだ言っても気を遣ってくれる摩耶はいい奴だと思う。

 

さて、摩耶、摩耶である。

 

巨乳である。

 

摩耶のような巨乳勝気美人が、快楽に呑まれ、トロトロのエロエロになる……。ああ〜、良いっすね〜。

 

頼んだぞ、エロトラップダンジョン!

 

俺に淫靡な光景を見せてくれ!

 

さあ、まずは第一関門、エロ触手畑だ!

 

『ふん!せい!どりゃあ!!』

 

おお、もう……。

 

スティール製の長剣、ノースティリス産固定アーティファクトの一つ、ディアボロスだ。

 

俺が譲ったその長剣を十全に使いこなす摩耶は、ノースティリスの一流冒険者程の実力も相まって、かなりの強さを誇る。

 

つまり、だ。

 

「エロ触手さーーーん!!!!」

 

エロ触手達は一瞬で切り裂かれ、その生命活動を終わらせた。

 

まだだ、まだ俺のバトルフェイズは終了してないぜ!

 

次、半透明丸呑みモンスターだ!!!

 

その名の通り半透明で、筒状のワームで、筒の内側にびっしり生えた小さな触手で全身を愛撫してくる卑猥なモンス、

 

『チェストー!!!』

 

うわあああああああ!!!半透明丸呑みモンスターーー!!!

 

輪切りに、輪切りにされてしまった……。なんてことだ……。酷い、こんなこと、許されて良いのか?おお、神よ……。

 

……ま、まあ、良い。ここまでは予想の範囲内だ。

 

次の、この、催眠光線照射器はどうかな?

 

この光線に当たれば、一発で即発情。メス堕ち待った無しだ。

 

『ふっ』

 

アッ、避けたァ!!!

 

『甘いんだよッ!!!』

 

そして、即座に間合いを詰めて装置を両断。あー、なるほど。当たらなければどうと言うことはない、と。

 

はっはっは、クソが。

 

ぐぬぬ、ならば!ならば、だ。獲物が剣なら、対応しきれない程の物量で押してやる!

 

群生するタイプのヒルだ!それも、体液を啜るタイプの!これが四方八方から襲いかかれば、流石の摩耶も……。

 

『うざってえな……!スウォーム!!!』

 

ああっ、駄目だ!摩耶にはスウォームがあったッ!!!

 

スウォーム……、周囲を薙ぎ払う技だ。摩耶の場合は回転斬り。竜巻のような回転で、襲い来るヒルの群れを全て切り裂き、事なきを得た。

 

『何だ、こんなもんか。意外とちょろかったな』

 

ぐぬぬぬぬ。

 

と言う訳で、いとも簡単にゴールして下さった摩耶は、ゴール地点にある宝を取って帰って行った。

 

くやしいのうくやしいのう。

 

 

 

クソ、うちの子達強過ぎない?

 

濡れ場が全くないよ!はー、つっかえ!やめたら、この仕事?

 

『ここがエロトラップダンジョン……。提督に呼ばれたから、来たけど……』

 

ぬう、朧か。

 

駆逐艦……。

 

良いのだろうか?

 

まあ、良いか。もう駆逐艦とかロリとか、どうでも良いのだー!!

 

行けぇっ!エロ触手!!!

 

『わわ、タコ?イカ?!……斬って良いのかなこれ』

 

そして斬殺されるエロ触手さん。分かってる!エロ触手さんが破壊されることなんて承知の上だ!これは格ゲーの小パンみたいなもん、取り敢えず出した牽制みたいなもん!

 

……朧の左腕にブレードの生えた盾の様な手甲が顕現する。綾波型の艤装だ。ナノマシンの集合体で出来ているらしい。

 

朧のそれの名はナイト、その名の通り騎士がモデルだ。綾波型の艤装の中でも最高の硬度を誇る。

 

兎に角、エロ触手は失敗、次の手に移る。

 

次の手……、拘束椅子だ。

 

座ったら最後、拘束されたのち、エロ拷問にかけられる。

 

因みに、この拘束椅子に座らなきゃ、次のフロアへの門は開かない。

 

さあ、どうする?

 

『この椅子に座れば、門が開くんだ。でも、罠だよねこれ。じゃあ……』

 

あっ。

 

『ミストルティンの槍!!!』

 

右手に出現させた、高速振動槍、ミストルティンの槍で門を突破した……?!

 

『えへ、ちょっと反則かも』

 

ちょっとどころじゃない、完全に反則だ。

 

ゲームだったらバグ技って感じ。ある種の壁抜けだし。

 

まあ、良い。

 

私は許そう。寛大な心でな。

 

気を取り直して次、エロミミックだ。宝だと思って開けたら最後、内側から出てきた触手でネトネトのエロエロだ。

 

『わあ、宝箱だ!開けてみよう!』

 

ふふふ、今度こそ終わりだ!!!

 

『わー?!触手だー?!』

 

そう、そして……、朧は。

 

蹴り一発でエロミミックを粉砕して、フロアを押し通ったのであった。

 

やっぱり駄目か……。

 

だが、俺には奥の手がある。

 

『あら、可愛い子ねぇ』

 

『ふふふ、遊びましょ?』

 

『な、何ですか、貴女達は』

 

淫魔だ!!!

 

こんなこともあろうかと、魔界でスカウトしてきたサキュバスの皆さん……、こうかはばつぐんだ!!!

 

『小さめのおっぱい、素敵ね❤︎』

 

『キュッと締まったお尻もキュートよ❤︎』

 

はっはっは!レズなのでNTRではないです!安心して下さい!

 

『さ、触らないで!』

 

『恥ずかしがらないで良いのよ〜?お姉さん達と気持ちよくなりましょ?』

 

『天国に連れてってア・ゲ・ル❤︎』

 

流石はサキュバス!流石は本職!堕落させるにはもってこいだぜ!

 

『触るな』

 

『がっあ、うう……?!ああああああああ!!!』

 

『いぎぃ?!ぎぃいやぁあああああああ!!!』

 

うわああああ?!サキュバスさん?!!

 

『朧に、触るな!!』

 

『わ、分かったわ!ごめんなさい!だから暴力はやめて!!』

 

『痛い……、痛いよ……』

 

容赦なく、サキュバスの手足を斬り飛ばした朧。

 

……急にキレるのやめてよ。

 

ああ、可哀想に。後でサキュバスさん達を治療しないとな。

 

『ああ、気持ち悪かった……。提督以外にベタベタ触られるなんて』

 

汚い物を触った、とでも言うように、身体を撫でる朧。そんなに?そんなにか?

 

そうして、宝の前に辿り着く朧。

 

『ふう、やっと終わり。……何の意味があったのかな、このダンジョン』

 

本当にね……。無意味だったね……。

 

 

 

結局、この一日、エロトラップに引っかかった艦娘はいなかった。

 

誰もが皆、力押しと頭脳プレイでエロトラップを回避もしくは破壊して、押し通るのだ。

 

悲しいなぁ。

 

しょうがないから俺が淫魔に抱かれて来るか。

 

艦娘のエロシーンは一切なかったが、俺が一肌脱ぐんで許してくれ。

 

 

 

さて。

 

 

 

「さあ、行くぞぉおおおおーーー!!!」

 

「ヒャッホー男よ!」

 

「新鮮な男だーーー!!」

 

「精液よこせーーー!!!」

 




朝潮
ガオ。

摩耶
ノースティリスでやっていける程度の強さ。


ナイト。仁愛がプログラムされているとかいないとか。

旅人
エロトラップ失敗にて心が折れる。
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