旅人提督の世界征服までの道程   作:ハードオン

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ハードオンの思いつき集、投稿しました。中身はこの前のゼロ魔と東方のです。よかったら見てね。

あと、今回は結構な独自設定あります。


24話 祝!大勝利!

「えー、ではー、作戦の成功を祝ってー、乾杯ー!!」

 

「「「「乾杯ー!!」」」」

 

ここ、黒井鎮守府は、先日の海域開放作戦の成功により、お祭りムードにあった。と言うことで、作戦成功ありがとうパーティを開催、食堂は大騒ぎとなっている。堅物の長門や木曾も、珍しく楽しそうにしているくらいには、皆んな喜んでるみたいだ。

 

ちなみに、あの作戦で一緒に出撃した子達は最近、俺への好感度が高くて嬉しい。皆んな呼び捨てにしてくれって言うし、金剛には愛してるって言われるし。木曾に至っては、「お前に救われたこの命、お前の為に使おう」とか言って俺にべったりだし。

 

「よう、提督!作戦成功おめでとう!!」

 

と、俺に話しかけて来たのは、眼帯のかわいい方こと、天龍ちゃん。下戸らしく、ジンジャエール片手に俺の肩を叩く。

 

「あら〜、提督?作戦成功、おめでとうございます〜。何でも、大活躍だったとか〜?」

 

最近何となく優しい、龍田さんのエントリー。何でも、辛辣勢の皆さんはほぼ解散したらしい。今でも、霞ちゃんに罵られたりするけど。

 

「いや、俺は一回出撃しただけだし、大して頑張ってないよ?天龍ちゃんと龍田さんの方が頑張ったでしょ?遠征と偵察、助かったよ、本当に」

 

そうなのだ、今回の作戦、成功の要因は俺達出撃組だけじゃない。その裏側で、あらかじめあの海域を偵察してくれた子達、資源を集める為遠征をしてくれた子達など、皆んなが頑張った結果なのだ。どうやら、俺がこの作戦を発令する前から大本営の新海域開放の動きはあったらしく、みんな気を利かせて頑張ってくれていたらしい。

 

「……ふふふ、私、提督のそう言うところ、好きよ?」

 

「えっ、マジで?俺も龍田さん大好きー!」

 

「もう、調子に乗らないの〜」

 

龍田さんに好きって言われるのは初めてだな、不覚にも堕ちそうになった。

 

「ははは、そう言ってもらえると、必死に働いた甲斐があるってもんだな!」

 

天龍ちゃん、かなり喜んでる。労いの言葉一つでここまで喜んでくれるとはなー。ボーナス、弾んであげよう。

 

とか何とか思いつつ、何故かオレンジジュースで酔った暁ちゃんに絡まれたので、介抱して天龍ちゃんに押し付けといた。すまぬ。

 

 

 

「おっ、ていとく〜?れいとくら〜!!あっはっはっはっは!!!」

 

呂律が回っていないレベルで酔っている隼鷹。俺を掴んで、無理矢理座敷の隣に座らせた。

 

「おー、隼鷹。ごくろーさん、頑張ってくれてありがとなー」

 

取り敢えず労う。実際、隼鷹は偵察を頑張ってくれた。こう見えて、やるときはやる女なのだ、隼鷹は。

 

「んも〜!良いんらよ〜!!ていとくとわたひの仲らろ〜!」

 

隼鷹は酒の匂いを漂わせながら俺に頬ずりする。うーん、俺も飲みたいな。

 

「どうぞ、提督」

 

と、現れたのは鳳翔さん。酒とツマミを沢山持って来てくれた。神降臨。

 

「わーい!酒だー!!」

 

ラッパ飲みですわもう。っあー美味い。吟醸酒だわこれ。肴はっと、おお、甘鯛の酒蒸しだ!添えられたすだちを絞って、と。ああ^〜美味すぎる〜!!良いねぇ、流石は鳳翔さんだ、分かってるね!吟醸酒には淡白な白身魚が合うんですよマジで!!でもでもー?俺はもっとパンチの効いた酒とツマミが欲しいかなー?

 

「ハラショー」

 

と、何の遠慮もなく、響が俺の膝の上に座る。

 

「司令官は辛口で強い酒が好きだと聞いたよ。はい、ウォッカ。あとサーロとペリメニを用意したよ。お肉、好きだよね?」

 

「ぃやったぁぁぁぁ!!!」

 

サーロとは、要するに塩漬けした豚の脂身だ。脂っこいじゃん?と思うかもしれないが、ウォッカとは良く合うんだよ。炙ってもいけるが、今回は生で、ニンニクと共に頂く。美味み!!凄い!凄く美味しい!!からの追いウォッカ。勿論ラッパ飲み。ゴクリ、と喉を鳴らして飲み込む。あー、もう死んでもいい。あー、美味い。ペリメニはロシアン水餃子ってとこか。サワークリームで頂こうそうしよう。ウワー!モチモチだー!美味いぞー!!

 

「あ、提督!作戦成功おめでとう!それと、お疲れ様!!」

 

「こんなに早く作戦が終わるなんて、助かりますわ!」

 

鈴熊シスターズの参上だ。こちらも、ナチュラルにテーブルの側面に座った。

 

鈴谷は、甘口のカクテルが好きらしく、カルーアミルクをゆっくりと飲みながらドライフルーツを食べてる。女の子だなぁ。

 

熊野ちゃん、居酒屋鳳翔に置いといたお高めのモエ・エ・シャンドンを飲みつつ、コンテチーズを食べる。流石はお嬢様、様になってるなあ。

 

「……て言うか、提督のそれ、お酒飲んでるんじゃなくて、殆ど食事だよね?」

 

「そ、それ、脂身ですか?そ、そんな脂っこいもの良く食べれますわね?胃もたれしませんの?」

 

いやいや、美味いんすよ、これが。でもまあ、女の子向きじゃないわなぁ。でもやめられん。

 

 

 

そうやってワイワイ騒いでいると、騒ぎを聞きつけた他の艦娘達(酒飲める奴ら)が集まって来た。ガタガタと音を立てながら、俺の目の前のテーブルに隣のテーブルを寄せた。

 

こやつら、何故か皆一品と酒を持って現れよった。何なの?

 

「…………うむ」

 

無言で酒とツマミの美味さを噛み締めている長門。焼酎とアサリの酒蒸し、きゅうりの浅漬け、あたりめ、焼き鳥……、おっさんか?!!と思ったが、何も言わない。多分俺も焼酎飲む時はあんな感じだし。

 

「あら、提督、ご一緒してよろしいかしら?」

 

一方、陸奥は白ワイン片手に、レモンを搾った生牡蠣を。美味そう。……にしても、長門とどこで差がついたのか。姉に女子力を分けてあげなさいな。

 

「……お酒、最近提督に勧められて飲むようになりましたけど、美味しいですね」

 

「そうですね、赤城さん。提督の言っていた心のゆとりというもの……、最近、何となくですが、分かるようになった気がします」

 

一航戦、赤城と加賀。ちょくちょく飲みに誘ったり、美味いもの食わせたりしたら、段々と人生の楽しみ方みたいなものが分かってきたみたいだ。赤城は大盛りのちらし寿司を、加賀は沢山の握り寿司を食べながら、純米酒をお猪口で飲む。

 

「ふふ、皆さん、楽しそうで何より、ですね……」

 

感慨深かそうにそう言う鳳翔さん。ナチュラルに俺の隣に座った。普通の吟醸酒をぬる燗で、ゆっくりと飲んでいる。あんまり酔いたくないらしい。後片付けなんて明日やりゃ良いじゃん?ツマミは残り物のきんぴらごぼう、冷奴、アジの開きに茄子の煮浸しだ。……晩御飯まだだったのね。

 

「あー、ていとくー、私とお酒、飲む?」

 

瑞鳳ちゃんが泡盛を差し出す。……え?瑞鳳ちゃん飲めるの?!意外だな……。しかも泡盛。水割りにシークァーサーを絞ってる。ツマミは、いつも差し入れしてくれる卵焼き。

 

「こんなに美味い酒は初めてだ、ありがとう、提督」

 

そう言う木曾は、お高い純米大吟醸酒をチビチビ飲みながらあん肝を食べている。渋いなぁ。

 

 

 

そんなこんなで、ぞろぞろと艦娘達が集まってきて、酒盛りは危険な領域に突入する……!

 

「はらしょー!何でしれいかんは二人いるんだい?」

 

響ちゃん、見た目は変わらないがかなり酔ってる。

 

「うへへへ〜、ていとく〜、ほら、おっぱいだぞ〜?」

 

隼鷹、その豊満な乳を押し付けてくる。モチモチだー!

 

「だんなさま❤︎お慕いもうしあげます……❤︎」

 

大胆にも俺に抱きつく鳳翔さん。そっとしておこう。

 

飲みすぎて、長門、赤城は眠ってしまった。それぞれを陸奥、加賀が面倒を見ている。

 

鈴熊シスターズは普通に帰った。もう飲めないらしい。……あの子達にとって、酒は嗜むものなんだろう。人間ができてるなぁ。ここに残っている連中は明日地獄を見るだろうな。二日酔いで。

 

俺?俺は大して酔ってねえよ?ソーマとか鬼の酒とかを一晩中飲むとかじゃないと二日酔いとかにはならないんだよね。

 

「何でだろうな、お前が俺を救ってくれたあの時から、お前の事が愛おしくて堪らないんだ……❤︎」

 

後ろから木曾にあすなろ抱きされる俺。お前が俺を口説いていくのか(困惑)。でも、普段とは真逆の艶っぽい声でそんな事言われると惚れちゃいそうだ。

 

ヤバイな、収拾がつかなくなりそうだ。もうこうなったら爆発オチしか……。そう思いながら、懐からダイナマイトを取り出そうとすると……。

 

 

 

「提督のハートを掴むのは私デース!……んっ❤︎」

 

いきなり酔っ払った金剛にキスされた。……ふむ、エール味か。英国淑女らしい。

 

 

 

あ、待って、俺は今までキスなんて数え切れないほどしてきたけど、ここ日本だよね?日本では、多数の女性と関係を持つと……。

 

 

 

「だ、だんなさま、浮気ですか?!だめですよ!……こうなったら、だんなさまをがんばってゆーわくするしか……」

 

待って鳳翔さん脱がないで。

 

「最後にお前と添い遂げるのは俺だ!」

 

首筋にキスマークを付ける木曾。

 

「ここは譲れません」

 

何故か俺の手を握っている加賀。

 

「……?、しれいかん?何だかおしりに固いものが……」

 

響ちゃん、見なかったことにしてくれない?

 

「ああ!ずるい!!私のていとくを返してくださーい!!!」

 

「嫁さんほっといてほかの女といちゃいちゃなんてさせへんでー!!」

 

「だめですー!ていとくは榛名のですー!!」

 

どうすんだよこれよぉ、この無残な姿よぉ!!マジで収拾がつかな、あっ、やめて、脱がさないで!下は駄目!ズボンは駄目でしょ!!ああ!あああああああ!!!!

 

 

 




天龍
飲めない。

龍田
天龍の面倒を見るため飲まない。でもたまにワインとか飲む。

隼鷹
なんでも飲む。特にこだわりはないが、味は分かってる。


馬鹿みたいなペースでウォッカを飲む。ウォッカに合うツマミを常備。

鈴谷
甘口ってか、甘いカクテルが好き。お洒落の一環みたいなものと考えてるので飲み過ぎない。

熊野
洋酒好き。良いことがあるとシャンパンを空ける。チーズ系のツマミが好き。

長門
おっさんみたいな酒と肴のチョイス。必ずストレートで飲む。

陸奥
生牡蠣が好き。それに合う白ワインも好き。

一航戦
純米系派。つーか米が好き。

鳳翔
あんまり高い酒は遠慮して飲まない。よくぬる燗にする。

瑞鳳
実は飲める。特にこだわりはないが、水割りに柑橘系の果実を絞る。

木曾
お高い酒をゆっくり飲む。色々と渋い。

金剛
エール、若しくはビール。

旅人
辛口のクソ強い酒と、肉類などのガッツリ系のツマミが好き。前田慶次くらい酒に強い。
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