旅人提督の世界征服までの道程   作:ハードオン

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ランキング載ったので書いた。

最近は書き溜めが溜まってるので消費していきたい。

あと、思い付き集の方で書いてるelonaとゼロ魔のクロスssをもっと書きたい気分。

十話超えたら別で連載しよう。


247話 私物回収と服

「たまには自分で書類を書いてみるか」

 

と、ペンをとったところ。

 

ぬるっと、滑った感覚が。

 

「うおっ」

 

くんくん。

 

「愛液だこれ……」

 

うわぁ。

 

 

 

俺の私物は、懐に入れておかないと、すぐに艦娘に何かされる。

 

小物は舐められたり、自慰行為に使われる。

 

服は嗅がれたり、自慰行為に使われる。

 

ベットや枕、布団は勝手に使われたり、自慰行為に使われる。

 

食器はしゃぶられたり、自慰行為に使われる。

 

全体的に愛液唾液まみれにされてしまう。

 

もうパンツは一枚も残っていない。シャツもだ。今は少ない服でやりくりしている。

 

私物の回収……。

 

そうだ、私物を回収しよう。

 

 

 

「大淀」

 

「はい」

 

「俺の私物を返してくれないか?」

 

私物窃盗の筆頭、大淀に声をかける。

 

「ええ、構いません」

 

おや、大人しく返してくれるのか。

 

「では、私の部屋へどうぞ」

 

「おう」

 

案内された部屋は、俺の部屋と全く同じ家具とその配置。ストーカー大淀による俺の部屋完全再現だ。

 

「……ですが、何故急に私物の回収を?」

 

「そろそろ服のストックが無くなってきたからな」

 

「え?そんなことはないはずですが。私はお借りした提督の私物は、同じものを買ってお返ししていますから」

 

んー?そうなのか?

 

つまり、大淀は、俺の私物のすり替えだけ……、絶対数は減らしてないと。

 

「何でパンツやシャツが減っていくんだろうか。おかしいなあ」

 

「艦娘全員がちょこちょこ盗んでいくからじゃないですか?……はい、提督のパンツです」

 

成る程なぁ。

 

くんくん。

 

「……なあ、大淀。これさ、このパンツさ、物凄くいかがわしい匂いがするんだが」

 

「それは、いかがわしいことに使いましたからね」

 

んー。邪婬はやめようね!

 

「……やっぱ、返さなくて良いよ」

 

「いえ、是非受け取って下さい。私の愛液が染み込んだパンツを提督が穿くと思うと非常に興奮します」

 

まーた訳の分からんこと言い始めたぞ。

 

「そう来ると思ったよ大淀。断るね」

 

「いえ、是非お願いします。一回だけで良いので穿いて下さい。そしたら私がまた使うんで」

 

「勘弁してくれよ……」

 

「私が使ったパンツを提督に穿いて頂けば、それはもう、間接的とは言えセッ◯スと同義では?」

 

大淀、女の子なんだからもっとこう慎みを持ってくれないだろうか。

 

「今この瞬間も、提督のことを犯したくてたまらないのです。我慢など、とてもとても……」

 

「また旅に出ようかな」

 

「死にます」

 

もー。

 

 

 

迷いなくリスカしようとした大淀を止めて、工廠へ。

 

「おーい、明石」

 

「はーい、提督」

 

「俺の私物返して」

 

「えー」

 

えー、じゃないが。

 

「そろそろ服がないんだよ」

 

「でも、大半はオ◯ニーに使いましたから、愛液まみれですよ」

 

「女の子がオ◯ニーとか言うんじゃないよ全く」

 

どれ。

 

くんくん。

 

あー、こりゃ駄目だ。

 

「返さなくて良いよ」

 

「はっ?!いや待てよっ!私が使った提督のパンツを提督が再度穿けば、間接的とは言えセック」

 

「穿かないよ」

 

思考回路が一緒なんだねー。

 

 

 

その後、服の回収を続けたが、皆んなの手元にあるやつは全部使用済みだった。

 

しょうがねーな。

 

「買うか」

 

「出かけるのは良いですけど護衛をつけて下さいね」

 

大淀にそう声をかけられる。

 

護衛?護衛か。

 

「そんなもんなくても俺の居場所なんて把握してるでしょ」

 

「何事も、万が一、と言うものがありますから」

 

んー、一人で服選びとはいかない、か。

 

取り敢えず車回そう。

 

 

 

車庫にて。

 

「ん?」

 

「あら」

 

アイオワとサラに出くわす。

 

真っ赤なキャディラック。

 

女性が乗るには随分と厳ついな。

 

「Hey、どこに行くんだアイオワ、サラ」

 

「ショッピングモールよ」

 

丁度良い。

 

「乗せてってくれ」

 

「あら、買い物?」

 

「ああ、服をな」

 

「Wow!realry?それなら、Meが選んであげるわ!任せて!」

 

「私も!」

 

「いや良いよ」

 

「さあ行きましょう!」

 

後部座席に押し込まれて……。

 

「発進!Go!」

 

あーもうめちゃくちゃだよ。

 

 

 

「Admiralにはこっちのcasualでsexyなやつの方が似合うわ!!」

 

「いいえ!こっちのformalなものの方がカッコいいです!!」

 

「あーもー」

 

着せ替えさせられる俺。

 

「このトゥモローランドのチェック柄のシャツにジャケットを合わせれば……、ほら素敵です!」

 

「Admiralはそんなイメージじゃないでしょ!おじさんじゃあるまいし、カーキーのジャケットなんて駄目駄目!こっちのワールドストリートの赤いパーカーが良いわ!これにいつものジーンズを合わせて、と。うーん、カッコいい!!」

 

「アメリカの不良少年じゃないのよ?!ストリートファッションなんて問題外!」

 

「「ぐぬぬぬぬぬぬ!!!」」

 

俺、いつものビズポロで良いんだがなぁ。

 

「あのな、俺は」

 

「こっちの方が良いわよね!」

 

「こっちですよね!」

 

うーん、アイオワが持ってくるのはイメージとして若過ぎる。逆にサラのは年寄り過ぎ。

 

「提督、ここはいっそ思い切ってスーツ買いましょう!ブリオーニのスーツなんてきっとお似合いだと思います」

 

ブリオーニて。そこまで年食ってね、いや、実年齢的にはそんなもんか?でも、精神年齢はいつだって永遠の十九歳だから。

 

「スーツ?nonsense!でも強いて言えば、そうね、この真っ赤なスーツなんてどうかしら!」

 

オイオイオイ、鉄華団団長じゃねーんだぞ。

 

「はぁ?!あり得ないわ!提督はしっかりとした大人なのよ!相応しい格好をするべきだわ!」

 

はっはっは、耳が痛いよ。

 

「いいえ!Admiralはまだまだ若いわ!それにcasualな雰囲気の人なんだから、もっとcasualな服を着せるべきよ!!」

 

まあ若くもないけどね。永遠の十九歳……、いや、二十代後半くらいだ。

 

「大体にして真っ赤って……。明らかにビジネスには適さないじゃないの!!前々から思ってたけど、アイオワ、貴女センスがおかしいわよ!!車も真っ赤なキャディラックとかあり得ないから!!」

 

「こっちの台詞よサラぁ!!いつもいつも年寄りみたいなセンスして!!Me達は現役なのよ?!」

 

「「ぐぬぬぬぬぬぬ!!!」」

 

あーもう。

 

「こらこら、喧嘩しないの」

 

「こうなったら鎮守府の皆んなに聞きましょう!提督が何が似合うか!!」

 

「望むところよ!!」

 

あーあーあーあー。

 

本当に。

 

もう。

 

 

 

「で?これはどう言う訳?」

 

「「Admiral(提督)の着せ替えです(よ)!!」」

 

会議室に集まった艦娘達に囲まれて。

 

隣には男物の服の山。

 

「はい、まずはこれ」

 

アイオワにパーカーを渡された。

 

着てみる。

 

「満足かい、honey?」

 

「あはぁん❤︎so cool!!」

 

歓声が上がる。

 

「そうじゃないんですよ、提督は何着ても似合いますけど!スーツです!」

 

サラに指示される。

 

いつも取引で使ってる白スーツに着替える。

 

「やあ、sweetheart」

 

「んんぅ❤︎my love……❤︎」

 

歓声が上がる。

 

「私からはこれを」

 

秋雲が燕尾服を持ってくる。

 

着る。

 

鳳翔が着物を持ってくる。

 

着る。

 

愛宕がチャイナ服を持ってくる。

 

着る。

 

着る。

 

着る。

 

着る。

 

「……もういい?」

 

「「「「満足です……❤︎」」」」

 

各々が写真を撮りまくり、満足した様子で帰って行った。

 

「サラ、ごめんね。Admiralはスーツでも素敵だったわ」

 

「私こそごめん。提督は何を着てもカッコよかったわ」

 

和解するアイオワとサラ。

 

えっと、つまり?

 

「俺はいつもの服装でいいって事?」

 

「まあ、はい。何着ても似合いますし」

 

「あ、でも、たまにはお洒落してね」

 

「ああ、分かった」

 

そうか、じゃあ、今日は……。

 

ジャケットでも着ておくかな。

 




大淀
ドスケベ。

明石
ピンクは淫乱。

アイオワ
感性が若い。

サラ
感性が年寄り。

旅人
服や小物のセンスは抜群。
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