旅人提督の世界征服までの道程   作:ハードオン

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そろそろ艦娘に手を出したい。(切なる願い)



どこまでなら書いても怒られないのか、運営との戦いだな!


25話 事後スパーク

……さて、この惨状をどうするか。

 

 

 

先ずは俺、全裸、キスマークだらけ。

 

そこらへんで寝ている艦娘達、半裸。

 

目の前、カメラを持った青葉。

 

周囲、朝食を摂りに来た艦娘達、顔真っ赤。

 

 

 

 

 

…………うむ、死んだな。

 

 

 

 

 

「ああああ青葉!!見ちゃいましたぁぁぁ!!!!」

 

激写。なんかもう、どうでもいいや。うん。今更ですわ。やった記憶はないが、言い逃れは不可能だもんよ。

 

「てててて提督の主砲が最大仰角っぽい?!!」

 

「ゆ、夕立、男の人は、朝はああなるらしいんだ。決して悪いことではないよ!……にしても、その、大きさが……!」

 

「こ、こここここ、こんの!!クソ提督!!!ちょっとは見直してやったのに!!!変態!変態!!ド変態ー!!!」

 

じっくり見られているが、気にしない。もう無我の境地。

 

「えー、今日の朝は、昨日の残り物を適当にあっためて食べて下さい!ご飯はジャーにあります。あと、パンはいつものところにあるから、各自好きにしてね。喧嘩しないように!」

 

と、伝えるべきことを伝える。全裸で。

 

「ま、待ちなさいよ!!何うまい具合にまとめたみたいな顔してんのよ!!人の妹をはじめとして、沢山の女と、その、し、しておいて!!最低よ!!」

 

大井ちゃんが怒鳴る。

 

「ん、……うるさいな、何だ?」

 

木曾、起床。ちなみに、服装は灰色のショーツだけだ。その色気の無さが逆にそそると俺の中で話題。

 

「助けて木曾」

 

と言うと、俺を見て、周りを見て、色々と理解してくれたのか、こう周りに呼び掛けた。

 

「……あー、良いか皆んな、よく聞け、提督は何もやってないぞ。その、アレだ、キスマークは酔った隼鷹がやったんだよ。脱がせたのも隼鷹だ。うん。ま、まあ、それで、酔っ払った俺達も前後不覚になって脱いだんだよ。……お前らが思っているようなことは一切ない!良いな!」

 

パンツ一枚だが、木曾の迫力でどうにかカバーできた。あまり納得していない様子の子もいたが、一応は許されたっぽい。

 

取り敢えず、手持ちの狩装束を装備。着替えずとも着れる服は便利だ。このままどっかに逃げよう。ほとぼりが冷めるまで。

 

……ちなみに、空母の皆さんは何故か全員サラシと褌だった。そっとしておこう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「と、言う訳で、工廠に逃げてきたんですか?」

 

「Yes.」

 

「もー、……本当に何もやってないんですよね?」

 

「of course.」

 

「うー、まだちょっと頭痛いですー」

 

逃亡先は工廠。ついてきた大淀。明石は結構飲んでいた筈だが、どうやら大丈夫みたいだ。

 

「ごめんねー、ほとぼりが冷めるまでここで匿ってー」

 

「まあ、良いですけど……」

 

まあ、そんなこんなで、工廠で暇を潰す。大淀には頭痛薬を渡しておいた。仕事も特に無いので、そこら辺に転がってる週刊ミリタリーとか言う本をめくりながら、だらだらする。すると大淀と明石は当然のように俺に寄りかかり、寛ぎ始める。童貞なら死んでた。

 

 

 

 

 

そして、昼頃。食堂で飯炊き。大井ちゃんからの厳しい視線に耐えながらも、二日酔いした連中にしじみの味噌汁と卵粥、梅干しなど、効きそうなものを出す。鳳翔さんが謝ってきたので、勿論許す。他にも、隼鷹などが謝りに来た。「酒は飲んでも飲まれるな」みたいな、月並みの言葉をかけて許す。つーかもうかわいいから許す。

 

 

 

部屋に戻ろうとすると、何故か金剛型に待ち構えられていた。

 

金剛、渾身のバーニングラブ。俺は死ぬ。つまり、キスされた。

 

榛名、「榛名は愛人でも大丈夫です!」からのキス。何のこったよ?

 

比叡ちゃん。顔を赤くして「ひえー!」と、いつも通り、面食らっている。

 

霧島さ、あっ、ヤベえ!!"不運"(ハードラック)と"踊"(ダンス)っちまったみたいな顔してる!!知り合いの不良少年達みたいな、女の子がしちゃいけない顔だ!!こ、殺される!!!に、逃げよう!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「はぁ、また、逃げて来たんですか?」

 

「ご、ごめん、怖かったからつい」

 

また来てしまった工廠。生きる為、仕方がなかった。

 

「まあ、会いに来てくれるのはとっても嬉しいので、別に良いですけど……。その、私もキスして、いいですか?」

 

「はは、構わんよ」

 

明石も冗談言うのか。かわいいもんだ。

 

「じゃ、じゃあ、屈んで下さい、その、提督は大きいですから」

 

……あれ?これは、その、マジなやつ?まあいいか、明石みたいないい女とキスできるんだ。やったれやったれ。

 

「こう?」

 

「は、はい、そうです。……で、では、失礼して…………んっ❤︎」

 

おお、唇が柔らかい。……結局、化粧とか云々以上に、健康的な子が一番良いんだよね。その点、艦娘の皆んなはとっても健康的で、元の素材がいいから、化粧なんか最低限でもめっちゃかわいいのよ。明石の唇は、特に何かでケアしている訳じゃないみたいだけど、そもそもが健康だからケアの必要がなく、ナチュラルな美しさを…………ん?

 

 

 

「…………提督?」

 

うああああああああ!!!大淀だあああああ!!!ナンデ?!大淀ナンデ?!!アバーッ!!!

 

「良いんですよ、提督……。提督は長い間海外にいたらしいですから。海外では、キスは挨拶なんですよね?」

 

「う、うん、そうだよー!提督悪くないよー!」

 

不味いな、すっごく笑ってる。

 

「じゃあ、私と挨拶できない、なんてことはありませんよね……!!」

 

そう言うと、俺の襟を引っ張り思い切り抱き寄せる大淀。どこにそんな力が?

 

「お、大淀?ちょっと待っ」

 

「問答無用!!……んっ❤︎……ちゅ❤︎れる❤︎❤︎」

 

大淀、それ挨拶ちゃう、エロや。思いっきりディープキスされる俺。いや、まあ、嬉しいけど。

 

「ちょ、待っ、待って下さい!!大淀さん、貴女分かってやっているでしょう!!」

 

明石、激おこ。大淀を俺から引き離す。

 

「さて、何のことですか?私はただ、親愛なる提督に挨拶をしたまでですよ?」

 

何故かキラキラした大淀が言う。あー、よく分からんが喧嘩はいかんな。

 

 

 

「ほらほら、キスなんてしたけりゃいつでも、好きなだけしてあげるからさ、喧嘩しないの!」

 

 

 

「……いつでも?」

 

「……好きなだけ?」

 

え?なんか不味いこと言った?

 

「ま、まあ、それなら……」

 

「私も、仲間同士で喧嘩したくありませんし……」

 

良かった、丸く収まった。流石の人徳だな、俺。すかさず話をすり替える。

 

「あっ、そうだ(唐突)、今回の作戦の報酬って、何になるのかな?」

 

「え?えっと、無難にお金と資材、あと昇進ですかね?」

 

「そっかー、じゃあ、皆んなにボーナス出すぞー」

 

「本当ですか!」

 

「まあボーナスなんてね、出そうと思えば(王者の風格)」

 

「その、提督はお給料も殆ど受け取ってないですし、無理しないで良いんですよ?」

 

「いーのいーの、男なんてね、趣味にしか金使わないんだから。女の子は何かと入り用でしょ?遠慮しなくて良いんだよ!」

 

なければ知り合いにたかるか稼げばいいし。

 

 

 

そんなこんなで大淀と明石と楽しくいちゃいちゃしながら、晩飯の支度をする時間になった。俺は、食堂へ行こうと工廠の出口へ向かう。

 

 

 

その時、工廠の扉が乱暴に開かれた。

 

「………………ここにいたのか、提督」

 

長門だ。しかも、ガチでキレてる。でも、俺にじゃない。何と言うか、行き場のない怒りを抱えているみたいな、そんな感じだ。

 

「…………これを」

 

長門は、血が滲む位に強く拳を握り締めながら、書類を差し出してきた。

 

受け取って、血の付いた書類を読む。

 

『一度の出撃で、航空戦、砲撃戦、雷撃戦を同時にこなす深海棲艦を撃滅したという黒井鎮守府の報告は極めて疑わしく、到底認められない。しかし、音成鎮守府の報告から、音成鎮守府が主導で海域の解放に貢献したという事実を確認した。よって、今回の虚偽の報告は不問とする。……大本営』

 

「…………成る程、ね」

 

まあ、認めたくなさ半分、本気で信じてない半分ってとこか?ま、罰金がなくって助かったな!

 

「あ、長門、今晩は長門の好物のカレイの煮付けとブリ大根だから楽しみにしとけよ〜!!」

 

 

 

「貴方は!!」

 

「んあ?」

 

「貴方は、悔しくないのか!!!」

 

長門が俺に掴みかかって、怒鳴る。珍しく、少し涙まで流している。

 

「貴方の働きも、私達の働きも、全て!!認められないと!!そう言われたんだぞ!!!悔しくは、悔しくはないのか!!!!」

 

絞り出すような声に静かな怒気を滲ませ、長門さんが言う。まあ、悔しいか、悔しくないかで言うと……、別にどうでも良いわな。だって……。

 

 

 

「……長門、今晩の晩飯の材料はね、地元の漁師さんと海女さんから貰ったんだ」

 

「……それがどうした」

 

「鎮守府運営の資金の一部は、知り合いの貿易商の人達から寄付して貰ったりしてるよ」

 

「……何が、言いたい!」

 

涙を流しながらこちらを睨みつける長門を抱き締める。

 

 

 

「皆んな、ありがとう、ってさ」

 

「…………何?」

 

「長門はこの前言ったよな?この国の人達を守りたいって。他でもない、この国の人達が、艦娘達皆んなに感謝してくれてるんだ。武勲やお金じゃなきゃ、不満か?」

 

 

 

そう、俺はこっそりと、食費削減のため、地元の漁業関係者などと友好関係を結んでおいたのだ。最初は皆、前提督のこともあり、警戒されていたが、今では定期的に海産物を届けてくれる仲になった。

 

「……て、提、督……、うう、ううう、うわぁぁぁぁ」

 

長門は、俺を力強く(一般的な成人男性なら脊髄が折れるレベルの強さ)抱き締めると、堰を切ったように泣き出した。

 

 

 

 

 

 

 

「……落ち着いたかい?」

 

「……ああ、その、見っともないところを見せてしまったな、すまない……」

 

「良いんだって、俺も何かと良く泣くしさ!ほら、泣くとお腹空くだろ?ご飯にしよう、な!」

 

そう言って俺が食堂に向かおうとすると、長門が背後から力強く(一般的な成人男性なら脊髄が折れ、内臓が破裂するレベル)抱きついてきた。

 

 

 

 

 

 

 

「……提督、ありがとう……。私は、貴方のことが…………」

 

 

 

 




酔いどれ艦娘達
大半が二日酔いでダウン。

非二日酔い勢
旅人の主砲(大和級)を目撃、眠れぬ夜を過ごす。

木曾
スポブラ派。

金剛型
好感度が高い。

霧島
旅人のことは好ましく思っているが、多くの艦娘を口説く軽さに腹を立てている。

明石、大淀
最近、旅人をめぐって何かと喧嘩するが、お互いに大切な仲間であり、仲は悪くない。

長門
女子力がなくても、乙女心はあるんだよ!

知り合いの不良達
昔旅人が勤めていた私立聖蘭高校のヤンキー達。怖い。

旅人
ヤンデレだろうとなんだろうと、モテモテで嬉しいくらいにしか思ってない。
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