旅人提督の世界征服までの道程   作:ハードオン

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やはりエロはない……。

健全ssか。


250話 カウンタードッキリ セカンドライド

黒井鎮守府ドッキリ計画。

 

まだだ、まだ終わらんよ!

 

まだ終わってなーい!

 

と、いう訳で、ドッキリをやります。

 

続投です。

 

ええ、続投ですとも。

 

見てろよ艦娘、二度と生意気言えないように度肝を抜いてやるぜ。

 

 

 

ターゲット5:利根

 

利根だぁい!

 

取り敢えず、利根の布団に入って、と。

 

利根が部屋に帰ってくるのを待つ!!

 

………………。

 

お、鍵が開いた。

 

この足音は利根だ。

 

よし、どうだ?!

 

「んー、んーんーんー、っと?む、布団が盛り上がっておるの?」

 

お、気付いたみたいだ。

 

「むむむ、何者じゃ!姿を現せぃ!」

 

威勢が良いねえ!

 

だが出ない。

 

「……そっちがそのつもりなら、吾輩は、こうじゃぞー!!」

 

布団を引っぺがす。

 

そこにはっ!!

 

「やあ、利根!」

 

上半身全裸の俺!!

 

「て、提督!!」

 

驚く利根。

 

ふふふ、その顔が見たかった!

 

「し、仕方ないのう❤︎こんな昼間から伽がしたいと言うのか?だ、だが、吾輩を求めてきてくれたのは、その、なんだ、う、嬉しいぞ……❤︎」

 

ん?

 

服を脱ぎ始める利根。

 

全部脱ぎ終えると、布団に入ってきた。

 

そして、俺の隣にころんと寝転ぶ利根。

 

「こう言うのはよく分からん……。任せるから、好きにしてくれぬか?」

 

そんなことされたらこっちはもう堪らない。

 

たまらなーいぜハニハニ。

 

利根はロリみある存在だということを加味しても、誘われたら反応しちゃう悲しいサガ。

 

「利根っ!」

 

利根に覆いかぶさる。

 

「ああっ❤︎」

 

「愛してる、愛してるぞ、利根!」

 

「んっ❤︎吾輩もじゃ、愛しておるぞ、提督❤︎」

 

利根の下半身を弄る。

 

「んんっー❤︎ああ、あー❤︎良いぞ、気持ちいいぃ❤︎吾輩の初めて、貰ってくれぇ❤︎❤︎❤︎」

 

「ああ、利根は初めてだもんな、優しくするぜ……」

 

と、俺がファスナーを開けたところで!

 

「あの、司令官さん、何をやっているんですか……?」

 

窓から羽黒が!!

 

「え、いや、これは」

 

「まさか、利根さんと、するつもりとかじゃないですよね」

 

「あっふん」

 

「私よりも利根さんを愛している、なんてことはないですよね」

 

「そ、そんなことは、ないぞ」

 

「じゃあ、私と、してくれますよね?」

 

「あ、後でな」

 

「何ぞ、提督、見られながらヤるのか?良いぞ❤︎もっと気持ちよくするのじゃ❤︎」

 

「利根さんは黙ってて貰えますか」

 

「はっ、何じゃ?提督は吾輩をご指名なのじゃぞ?邪魔するでないわ」

 

「……口が減らないですね」

 

おーっと、空気が悪い。

 

逃げよう。

 

逃げた。

 

 

 

ターゲット6:陸奥

 

いや、自ら死にに行ってるとかそんなんはなくて……。

 

その時その時のテンションに身を任せてるだけで……。

 

まあ、ほら、ね?

 

扱い辛い女性だって話だが、最新型が負ける訳ねーだろ!行くぞぉ!!

 

まずは長門型の部屋に潜入してと。

 

陸奥のベッドに潜り込む。

 

うわ、すんごい良い匂いするこれすごい。

 

雌の匂いだ。

 

……おっと、足音。

 

この足音は陸奥だな。

 

ふふ、陸奥を驚かせるぞー。

 

おどろけー!

 

「あら?誰かしら?」

 

布団をめくる陸奥。

 

「ワシじゃよ」

 

「まあ!」

 

感嘆符。

 

そして。

 

首輪、手錠での拘束。

 

目にも留まらぬ速さだ。

 

「嬉しいわ、私のものになってくれるのね?」

 

「ははは、俺は誰のものにもならないよ」

 

「良いでしょ?」

 

「良くないね」

 

「私の全ては貴方のもの、なのに、貴方は私のものになってくれないの?それはフェアじゃないわ」

 

フェアとかフェアじゃないとかそう言う問題じゃない。

 

「良いか、監禁は駄目だ」

 

「どうして?」

 

「鳥は空を飛ぶものだからな」

 

「風切羽を切り落とすだけよ」

 

はぁ、話が通じないな。

 

 

 

ターゲット7:古鷹

 

あの後は、拘束を外して逃げた。

 

監禁は違法だ。

 

してはいけない。

 

監禁以外にも愛を伝える方法はあるだろうと俺は思うよ。

 

さて、古鷹かぁー。

 

古鷹のびっくりした顔、見てえなぁ。

 

可愛いだろうなぁ。

 

『わっ、びっくりしました、提督!凄いですね!』

 

なんつってな!

 

褒められたい。

 

疲れた社会人である俺は古鷹のようなかわい子ちゃんに無条件で褒められたいのだ。

 

よーし。

 

「と言う訳で古鷹、良く見ておけよー!」

 

「はい!」

 

ポンと薔薇の花を出す。

 

マジックだ。

 

「わあ、凄いですね!」

 

よし、驚いたな。

 

「んー、古鷹は素直で良い子だなあ」

 

頭を撫でる。そして頬を染める古鷹。

 

ナデポは標準装備よォ、俺だってオリ主だ!!

 

「でも、何でマジックを?」

 

「ん?あー」

 

あ、そうだよ、ドッキリじゃん。

 

何普通に驚かせてんだ俺。

 

「えーと、えーと、うーん」

 

「?、どうかしました?」

 

「いや、どうやったら古鷹はびっくりするのかと思ってな」

 

良く良く考えたら古鷹は肝が座っている。

 

黒井鎮守府でも最強の一角で、切り込み隊長を務める古鷹。

 

驚かせるのは容易ではない。

 

「んー、あ、そうだ!私、提督との子供ができたら驚くと思います!」

 

「そりゃ俺も驚くなあ」

 

悪知恵を……。

 

悪い古鷹。

 

堕天使。

 

「ええと、それじゃあ、提督にいきなりおちんちんを見せられたらびっくりしますね」

 

「それ俺捕まるやつやん」

 

何だそれ。

 

誰でもびっくりするわそんなん。

 

「……見せてくれても良いんですよ?」

 

「見せないよ」

 

「じゃあ匂いを嗅がせてもらうだけでも……」

 

「じゃあってなんだじゃあって。駄目だよ」

 

「そ、そんなぁ」

 

涙目になる古鷹。

 

ああ、もう。

 

「はぁ、ちょっとだけな」

 

「良いんですか?!」

 

ちょ、待て、股間は嗅ぐな!股間は……、股間はやめろ!!

 

 

 

ターゲット8:酒匂

 

もう良いよ。

 

ほら、あれだよ。

 

ターゲットが悪かったよね、うん。

 

最初からちょろいターゲットにすれば余裕っしょ。

 

酒匂のことだ、どうせちょっと驚かせばぴゃあとかぴゅうとか言ってばたんきゅーよ。

 

さて、白い布でも被ってと。

 

「うわあああああ!!!」

 

「ぴゃあああああ!!!」

 

よーし、予想通りだ。

 

「はっはっは、驚いたか酒匂」

 

「ぴゃあ?あ、た、旅人さん?」

 

「旅人さんだよ」

 

「え、あ、も、もー!酒匂を驚かせちゃ駄目ー!」

 

「ごめんね、酒匂が可愛くてつい」

 

「か、可愛くても駄目なんです!旅人さんの意地悪!」

 

おや、嫌われてしまった。

 

「嫌われちゃったかな?」

 

「……旅人さん、もう意地悪しない?」

 

「ああ、しないしない」

 

適当に。

 

「じゃ、じゃあね、酒匂にね、お詫びの印、ちょーだい?」

 

お詫びの印……、やはり金一封だろうか。

 

いや、多分これは……。

 

「んっ……❤︎」

 

キス待ちだ。

 

もぉー、しょーがないなー。

 

これはしょーがないなー、この子はー。

 

そりゃ!!!

 

「んっ、ちゅ、れろ……」

 

「?!!!」

 

舌を思いっきり入れる。

 

まさか唇に、しかもディープキスをされるとは思ってもいなかったのか、酒匂の肩が大きくビクつく。

 

「………………んっ、あっ、れろ❤︎」

 

しかし、たっぷり十秒ほど硬直した後は、負けじと舌を入れ返してきた。

 

ほう、やるかい?

 

「んちゅ、ちゅう、れる……」

 

「んんぅ❤︎❤︎❤︎れる、ちゅ、ちゅっ❤︎」

 

……おっと、酒匂が俺の足に股を擦り付けてきた。

 

思い切ってお尻を揉んでみる。

 

「?!………………んぅ❤︎」

 

……抵抗しない。

 

なるほどねぇ、OKってことねぇ!

 

よし抱こう。

 

「駄目ーーー!!!」

 

くっ、誰だ!!

 

「酒匂ばっかりずるいよー!阿賀野もするのー!!!」

 

また邪魔が入った……。

 

 

 

黒井鎮守府ドッキリ計画、結論:やっぱり、セッ◯スできませんでした(半ギレ)。

 




利根
吾輩は利根である。名前はまだない。ロリみある重巡で従順。

陸奥
監禁狙いの危険人物。隙あらば手錠や首輪をかけてくる。

古鷹
堕天使。旅人のおちんちんに興味がある。

酒匂
ちょろい。ちょっと言い寄ればコロッと堕ちる(旅人談)。

旅人
抜群にアホ。今回もエロいことやろうとして失敗する。

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