旅人提督の世界征服までの道程   作:ハードオン

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気の狂ったオリ主三人が超技術でリリカルなのはを引っ掻き回すss書いた。楽しい。

あと、今回の未来へダイブ編は4〜8人くらいまでなら受け付けます。

ランキングに載ったので更新。


259話 未来へダイブ その1

「提督、ちょっと血を貰っても?」

 

「構わんよ」

 

「では!これを……、こうして!完成です!」

 

なんだなんだ。

 

また新しい発明か。

 

楽しみだな。

 

「明石、この、SAOみたいなサムシングはなんだ?」

 

「これはですね、VRマシンです!フルダイブ式の!」

 

ほーん。

 

「つまり、ゲームか」

 

「まあ概ねそのようなものです。ここに私の遺伝情報を、と。はい、やりましょうか、提督!」

 

「よーし、良いぞやろうか」

 

ゲームは好きだよ。

 

「では、装置を装着してプラグイン!と」

 

「なんで所々パクるかな?」

 

未来へとナビを取るのか。

 

やめようね!

 

「冗談です!フルダイブ!と宣言して下さい!」

 

OK。

 

「「フルダイブ!!」」

 

 

 

《遺伝情報認証、フルダイブ》

 

 

 

×××××××××××××××

 

ん?

 

ここは……。

 

黒井鎮守府?

 

「明石、黒井鎮守府のVRなのか?」

 

「はい!」

 

んー?

 

どう言うことだ?

 

俺はてっきり、SAOみたいな、オバロ的なアレを期待していたんだが。

 

「それに、遺伝情報がどうと、か、………………」

 

「どうしたんだ父さん」

 

んんんんんー?

 

この、ピンク色に白のメッシュが入った餓鬼は誰だー?

 

嫌な予感がするー、嫌な予感がするぞー。

 

「きゃー!可愛いです◯◯ちゃんー!!」

 

「うお、何だよ母さん」

 

「おい明石」

 

「何ですかパパ」

 

誰がパパだコラ。

 

「何しやがった?」

 

「ですから、VRですよぉ〜」

 

ヘラヘラ笑う明石。

 

まさかとは思うが……。

 

「シミュレーションしたな?」

 

「さっすが提督!賢いっ!そのとーりでーす!血液の遺伝情報から、二人の間に子供ができた場合をシミュレートする、VRマシン!名付けて、将来見える君です!」

 

っはぁー。

 

「やりやがったなぁ、明石ィ……!!」

 

そんなことしてみろ、艦娘の反応が……!!

 

「あ、予約詰まってますから、早く◯◯ちゃんとの日常を体験しましょう!」

 

畜生、俺のあずかり知らぬところで謎の予定が詰まってる……!!

 

「ほら、見てくれ父さん!髪の色がピンクになるマシンだ!」

 

ちっ、この餓鬼が俺と明石の息子だって言うのか。悪い冗談だ。

 

「はぁ、何でそんなもん作った?」

 

「若白髪は良くないと思ってな!あ、でももう若くもねーのか?」

 

あー、こりゃ俺の餓鬼ですわ。

 

クソ失礼なところとかな!

 

「もー、◯◯ちゃんったらー❤︎」

 

明石は俺の餓鬼カッコカリに抱きついている。

 

明石はサイコパスだが、自分の子供に愛情を向けることはできるみたいだな。

 

にしても、俺と明石の子供ねぇ……。

 

ピンク色の髪に白のメッシュ、長髪。瞳の色は緑。背丈は十代前半の年の頃に反して高め、少し華奢で肌が白くインドア派で軟派な印象。藍色の作業着……。

 

「お前、艤装は出せんのか」

 

「うん、出せるぜ?てか、あんたの子供は全員艤装が出せるって判明しただろ」

 

ん?

 

「待て……、全員?全員って言ったか今?」

 

「?、ああ。あんたの子供、俺を含めて百何十人。全員だ」

 

ぐ。

 

「ぐはぁ?!!」

 

「う、うおっ!血を吐いた?!」

 

一瞬で胃に穴が空いた。

 

「大丈夫かよ、父さん?」

 

「やめろォ!俺を父と呼ぶなァ!!!」

 

「えぇ……」

 

「もー、どうしたんですかパパー?」

 

パパと呼ぶな明石ィ!!

 

「そうだ、父さん!どうせあんた暇だろ?俺の警備ロボットの相手してくれよ!花凛姉さんに貰った設計図の、試してみたんだ!試験的にセンサを増設してさ、サーモグラフィーと次元観測装置の安易版を付けたんだ!」

 

はー、はー、はー。

 

「テメエこの野郎、親にあんたはねーだろ」

 

「はぁ?日頃から母さん達を口説いて回って、その辺フラフラしてるダメ人間の癖に親がどうとか言うなよなー」

 

こーんのクソ餓鬼が。

 

「やーん、反抗期ー❤︎」

 

明石 は 嬉しそう だ !

 

「ママは?ママのことは好き?」

 

「母さんか?母さんは、まあ、時々ウザいけど、色々教えてくれたし、餓鬼の頃面倒見てくれたし、嫌いじゃない、かな」

 

「んもー、照れちゃって!可愛いー!!」

 

「や、やめろよもー!!」

 

何だ?

 

何なんだこの光景は?

 

勘弁してくれ。

 

頭痛がする。

 

吐きそうだ。

 

「……まあ、父さんにも一応感謝はしてるよ。沢山の母さん達の間を取り持って、鎮守府運営のための金を稼いでくれてる訳だし。でも好感度は低めだぜー、いい歳なんだからもっとしっかりしろー」

 

何で俺は自分の餓鬼に説教されてんだ?

 

死のう。

 

「おっとあぶねえ!ライアットジャレンチ!」

 

自害しようとしたその腕を巨大レンチで掴まれる。

 

「嫌なことあると直ぐに死のうとするからなあんたは!いい加減慣れたぜ!」

 

「離せやクソ餓鬼、殺すぞ」

 

「……ひょっとして、父さんって俺のこと嫌い?」

 

「パパ!駄目ですよ!」

 

明石にも怒られる俺。

 

「まー、確かに、あんたを使って勝手に実験とか色々やってきたけどさー、クソ餓鬼ってのは酷いんじゃないのー?ジドーギャクタイってやつだぜ?」

 

ニヤニヤする餓鬼。

 

この煽りっぷりは間違いなく俺の餓鬼ですわ。

 

「子供なんて絶対に作らんぞぉぉぉ!!!」

 

「んー?でも母さんは二人目が欲しいとか言ってるぜー。あー、俺も彼女作ろうかなー。作ろうと思えば幾らでも作れるしな!俺イケメンだし!イケメンだし!」

 

うっわ、俺の血筋だ!!

 

「だ、駄目ですー!可愛い可愛い◯◯ちゃんを他所の子になんてあげませーん!」

 

明石が反対する。

 

「はっはっは、大丈夫大丈夫!ちゃーんと可愛い子連れてくるからさ!そうだな、花凛姉さんみたいな!」

 

花凛……、俺の妹だ。

 

「妹と仲が良いのか?」

 

「ああ!あの人はスゲーよ、本物の天才だ!俺の目標は母さんと花凛姉さんなんだ!」

 

そう……。

 

 

 

《ダイブ終了》

 

 

 

×××××××××××××××

 

「っぷはー!楽しかったー!可愛かった◯◯ちゃんー!!」

 

俺は何一つ楽しくなかったがね!

 

「おーっと、次の艦娘が来てしまいましたね。では、提督、もう一度フルダイブをお願いします」

 

ああ、もう。

 

どうにでも、なれ。

 

 

 

《遺伝情報認証、フルダイブ》

 

 

 

×××××××××××××××

 

「ったく、次は誰だ?」

 

「どりゃあ!!」

 

「甘い」

 

背後からの一撃を弾く。

 

「くっ、強い……!流石は父上!」

 

……歳の頃は十歳程。黒の綺麗な長髪。キリッとした相貌に、年頃の割にはかなり高い身長。道着に黒帯を締めている。

 

………………。

 

「長門だな?」

 

「◯◯よ、父親に背後から殴りかかるとは何事か!せめて正面から殴れ!」

 

「はい!母上!!」

 

やああ!と、声を上げて殴りかかってくる息子カッコカリ。

 

成る程、パワーは長門譲りか、なかなかのもんだ。

 

だが。

 

「だから甘いんだよ」

 

長門に似て素直過ぎる。

 

「う、わぁっ?!」

 

そのまま、餓鬼を地面に落とす。

 

俺、男には容赦しないからね。

 

「ぐうっ?!……流石は父上!御見逸れしましたっ!!」

 

んー、こいつは俺の餓鬼にしては態度が悪くねえな。

 

長門の血か。

 

「ところで母上!武者修行の旅についての話ですが」

 

「ならん!ならんぞー!」

 

思い切り息子に抱きつく長門。

 

「グワーッ!良い加減子離れして下さい!ってか首絞まってる絞まってる!!」

 

「◯◯を他所になどやるか!私の側にいろ!!」

 

「しかし!今の俺の年頃には、父上ならば旅に出ていたと聞きます!俺も諸国を渡り歩き、武の真髄を極めたく!」

 

「ならばこの私を倒してから行くのだ!」

 

「むっ、無理です!女性である母上に暴力を振るうなどと!」

 

「では提督を倒すのだ!」

 

「おっ、お言葉ですが、父上は『負けない、死なない』ことに特化しております!倒すことは不可能かと!」

 

「不可能なものか!お前は私と提督の子だぞ!誰よりも強くなれる筈だ!」

 

「は、はいっ!」

 

 

 

《ダイブ終了》

 

 

 

×××××××××××××××

 

長門との子供はまだマシか?

 

でもなんかアホそうな面構えだったしなー!

 

やっぱり子供とか要らねーわ。

 

「むふー!良かった!良かったぞ提督!あんな風な可愛い子供を作ろうな!」

 

「え、あ、はい」

 

長門に肩を叩かれる。

 

はー、何なんだ一体。

 




明石
本日もトップスピードの狂人。

長門
概ね狂人。

旅人
完全に狂人。
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