一押しのアニメはマジンカイザーskl、真ゲッター、ジャイアントロボ。
最近だとオーバーロードとか幼女戦記とか。
あー、分かった、俺は狂人が好きなんだ。
俺は朝食を断って、ホテル近くのパン屋でパンを買い、さらに、ホテル近くのカフェでコーヒーを飲みつつパンを食べた。
んー。
美味ー。
手持ちのジャムをたっぷりと塗ってと。
あー、やっぱり焼きたては違うなー。
ケーキも美味い。
「相席して良いかな?」
「私もー」
飛龍蒼龍ダブルドラゴンか。
「良いとも、座りたまえ」
「「わーい!」」
カフェの丸テーブル席に三人で腰掛ける。
「パン美味しいねー」
「いつもはご飯なんだけどねー」
パンを頬張るダブルドラゴン。
「マーマレードだ、使いたまえよ」
「マーマレードって何?」
「柑橘系のジャム」
「あ、本当だ、みかんだ!」
「オレンジな」
ダブルドラゴンはものを知らない……。
と、ダブルドラゴンと十人前くらいのパンとケーキを平らげて。
「さて、今日はどうするんだ?」
「これから、ノートルダム大聖堂に行くよ」
偉い偉い、自分で計画立てられたな。
成長が見られる。
「良い子だぞ二人とも。偉いな、自分で考えて行動できるのは良いことだ」
「ううん、提督がオススメって言ってた観光名所を巡っているだけだよ」
「それでも、少しは自分で考えられるようになったじゃないか。凄いぞ」
「そう、かな?」
「ああ、褒めてやる」
偉い偉い。
ノートルダム大聖堂。
パリの中心、シテ島に建てられたこの荘厳な大聖堂は、最初のゴシック様式の建物だ。
素晴らしい建築物だな。俺も彫刻や建築は一通り出来るが、ここまでのものを作る腕はない。特にデザインが苦手だ。
俺には、オリジナリティがないのだ。
所詮は他人の猿真似……、劣化コピーなのだ。
だから、創造性のある人間は実に素晴らしい生き物だと思う。
「はえー、すっごい」
と、見事な小並感の飛龍。
「多聞丸にも見せてあげたかったなぁ」
「あの人は異世界で立派に戦ったから」
「……疑うわけじゃないけど、ねえ?」
え?山口多聞さんは大破した飛龍と異世界に漂流して客員提督やってたよ?
「ま、まあ、多聞丸が元気なら私はそれで満足かな。なんの悔いもなく提督に嫁げるよ!」
「はっはっは、カッコカリな」
「でも、本当に綺麗な建物だねえ」
と、蒼龍。
「だろう?やっぱりヨーロッパは建築物が美しくて良い」
古いものは美しい。
東京に建ち並ぶ大量生産のビル群くらいなら、俺にも再現が可能だが、ことヨーロッパの古き良き街並みを再現するのは不可能だ。
俺に再現できない、即ち超一流。
芸術は素晴らしい。
まあ、街並みは結構汚いんだが。
ゴミとか落ちてる。
セーヌ川のクルージング。
「柄じゃないんだけどねぇ」
ワインの瓶を片手に船内を歩く隼鷹。
なるほど、フランス仕様か。
「でもまあ、酒の肴にはなるかねえ」
と、セーヌ川の橋を眺める隼鷹。
「……にしても、艦が船に乗るのってどうなん?」
「んあ?あー、そういや、そうだね」
何だろうか、少しおかしいのでは?
「そう考えるとおかしいねぇ、乗り物が乗り物に乗るなんてね」
はははと笑う。
「いやでも、本当、良い街並みだねえ。日本じゃ見られない光景だよ」
「そうだな」
飲み続ける。
「酒も美味いしねえ」
「日本酒じゃなくっていいのか?」
「実は、特にこだわりないんだよねえ、これが」
あ、そうなんだ。
「酔えりゃ何でもいいよぉ、何でも!あ、でも、強いて言えば焼酎が好きかも」
なるほど。
「まあ、酔っ払って地面で寝るなんてことがないように。身ぐるみ剥がれたり攫われたりするからな」
道端で寝てたら少なくとも財布はスられる。
「だいじょーぶ、だいじょーぶ!ぜーんぜん酔ってないからぁ!」
本当か?
オルセー美術館。
元々は、この建物は駅だったそうだ。
だからだろうか、所々に駅っぽい趣向が見える。これはこれで面白い造りだ。
そしてここには……、瑞鳳か。
瑞鳳が、日本語のガイドとにらめっこしつつ、美術館内を回っている。
「あれが……、ゴッホ。なるほど、これが芸術……!」
「ああ、フィンセント・ファン・ゴッホ。ポスト印象派の画家だな。有名だ、これくらいは分かるだろう」
「あ、提督!」
「他にもポスト印象派の絵画は、ここにはセザンヌとかあったっけかな。見ておくと良い」
「は、はあ」
「あ、分からないかな?」
「いえ、えっと、名前だけなら……」
まあ、いいさ。
「芸術鑑賞は良いぞ、心を豊かにする。戦うこともいいが、心にゆとりを持ち、余裕のある生活を送るんだよ」
「はい!」
うむ、いい返事。
シャンゼリゼ通り。
シャンゼリゼ通りにはなー、メルセデスの展示をしてるところがあってなー!
「見ろよあの芸術的な曲線!鋭角なフォルム!素敵やん?」
「わ、分からないでち。どれも一緒に見えるでち……」
困惑するゴーヤ。
分からんのか?
「あっちが競技用で、こっちは最新の。あれは……」
「?」
理解していない模様。
「まあ、良いさ。興味のない話を聞くのは苦痛だよな。俺に付き合わなくっても良いんだぜ?」
「そ、そんなことないでち!提督の好きなものは、ゴーヤも好きでち!」
「いやいや、無理しなくって良いから。一緒にお菓子食べに行こうなー」
「子供扱いしちゃ、嫌でち……」
んー?そうか?
「それではお嬢様、お手を」
「ん……」
手を繋いで外へ出る。
「俺とお茶してくれないかな?」
「うん……!」
ムーランルージュ!!
有名なキャバレーだ。
来たかったんだよね、久々に!
「ヒュウ!良いねえ、カンカンは!踊りの最中に見えるあの脚!綺麗だ!」
「はぁ、君なぁ……」
ため息をつく龍驤。
何だよ、何で隣にいるんだ?
俺の趣味に付き合わなくても良いぞ別に。
「あのな、そんなん見たいなら、うちらが見せるで?何で態々こないなお店に行くんよ?」
「しゅみです」
そこは譲れません。
「趣味ったってなあ。モテないおっさんやあるまいし……、風俗なんて……」
苦言を呈される俺。
「やだ、やめない」
だが、やめるつもりは一切ない。
「嫌やわー、司令官がうち以外の女に夢中になるのは嫌やー!」
駄々をこねられましても。
「見ろよ龍驤、あのお尻!引き締まっていてキュートだ、齧り付きたいくらいにね」
「何やねんもー!うちだってかわええよー?!」
「おっ、そうだな」
今はダンス見たい気分なんだけど。
おお、あの子可愛い、あとで声かけよう。
無事二日目も終了し、帰る日に。
「楽しかったか、鳳翔」
「ええ、とっても!良い経験になりました!」
そうか、なら、俺から言うことはねえな。
俺も結構楽しめた。
まあ、一人旅程じゃないがね。
良かったんじゃない?
空母
パンより米。
軽空母
楽しかった。
潜水艦
外国怖い。
旅人
キャバレー行けたので割と満足。