旅人提督の世界征服までの道程   作:ハードオン

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ウェブダイバーって覚えてる人います?あれ好きだったなー。ロボットの声杉田さんだったよね。

それはさておき人外って皆さんどこまでいけます?

俺は胸から上が人間だったら良いかなって感じです。マズル付き獣人も可。

シャムとか複数の目とかは微妙ですが単眼は可。

特に好きなのはアルケニーとドラゴニュートです。オナ禁して一週間の時路肩に現れた蛇を見て勃起した経験があります。つまり俺は溜まっている時は蛇にすら欲情するんです。こう書くと変態みたいだな、誤解を生む。違います変態じゃないです。


279話 怒って欲しいの

こんにちは!

 

私は鹿島!

 

最高にカッコいいご主人様である提督に仕える艦娘です!

 

お仕事も順調だし、提督はカッコいいし、全て上手くいってるんですけど……、一つ、不満があるんです。

 

「提督に怒られたい……!」

 

そう……、提督はとっても優しい!

 

私としては、ボコボコに殴ってもらったり、死ぬほどこき使ってもらったりしたいのに!

 

ああ、提督に腰が抜けるほどお説教されたい!

 

沢山暴力を振るってもらって、酷いこといっぱいしてもらって……、そして最期の瞬間は、提督の手で殺して欲しい❤︎

 

なのに、提督ったら!

 

……「鹿島は可愛いなあ、良い子だ」

 

……「んー?愛してるよ、一生大切にするからな」

 

……「そんな酷いことしないさ、君を傷付ける奴は許さない」

 

優し過ぎですー!

 

暴力もレイプもしないなんて、提督は男の人なのに積極性に欠けるんじゃないですか?!

 

「どう思います皆さん!!」

 

「むう、被虐趣味の鹿島にそう言われてもな」

 

「でもまあ、確かに、提督に怒られたいのは分かりますねぇ」

 

「でも提督は優しいから……」

 

そうなんですよね、滅多なことでは怒ったりしない。

 

「提督の新たな一面を見るためにも、怒らせてみませんか?」

 

「不敬では?」

 

「しかしなぁ」

 

「ええんちゃう?」

 

意見は割れましたが、概ね好意的に捉えられました!

 

では……。

 

「どうやって怒らせます?」

 

「あー、食事をぶちまけるとか?」

 

「龍驤さん、なんて恐ろしいことを……!そんなことしたら提督が泣いちゃうじゃないですか!」

 

「……まあ、怒らずに泣きそうではあるわな」

 

それは駄目です!

 

「じゃあ悪口を言うとか」

 

「……私が心苦しいんですが」

 

「やれや」

 

まあ、分かりました。

 

やってみましょう。

 

 

 

「提督ー!」

 

「はいはい、なんだい鹿島」

 

「えっと、えっと、提督の馬鹿!」

 

「んんーん、可愛い」

 

「エッチ!」

 

「そうだね」

 

「変態!」

 

「うん」

 

あ、あれー?

 

怒ってない?

 

「駄目人間!!」

 

「自覚はあるよ」

 

「うー、性欲魔人!!」

 

「そこまでじゃないさ。まあ、性欲がないことはないが」

 

「クズ!!!」

 

「改めて言われなくても分かってるよ」

 

「……これ以上酷いことが思いつきません」

 

「もっとあるだろ、女誑しとか野蛮とかギャンブル狂とか金遣いの荒さとか、歳の割に落ち着いてない、人殺し、犯罪者、盗人、人食いと責める点は多々あると思うが」

 

「提督に悪いところなんてないです……、悪口なんて言えません!」

 

「いや、悪いところの塊みたいなもんなんだがな」

 

ううー、悪口を言って怒らせるのは無理、ですね、失敗です……。

 

 

 

そうだ!悪戯をして怒られましょう!

 

よし、この箒で……。

 

「提督ー!」

 

「はいはいー」

 

扉に入る瞬間に、箒を上げる!

 

「ん?何だい鹿島」

 

あっ、跨がれた!

 

「い、いえ、何でも……」

 

次!

 

黒板消しを……。

 

「っと」

 

キャッチされた……。

 

次!

 

パイ投げを……。

 

「もぐもぐ」

 

空中で食べられた……。

 

次!

 

落とし穴を……。

 

「……」

 

迂回された……。

 

「鹿島、ブービートラップの基本はな……」

 

その上トラップの講釈までされた……。

 

くっ、失敗です……。

 

 

 

こ、こうなったら!いきなり暴力を振るえば!!

 

「えーい!」

 

「よっと」

 

避けられた!

 

「まだまだ!」

 

「はい駄目」

 

「次!」

 

「惜しいね」

 

………………

 

…………

 

……

 

「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ……」

 

「鹿島は少し視野が狭いかもなー、後ろまで目をつける感じで、気配を感じる力を養った方が良いかもな。そこら辺は妙高型が上手いから、聞きに行ってみたらどうだ?」

 

「は、はい、ありがとうございました……」

 

そうでした、防御と回避においては、鎮守府でもトップクラス……、ダメージを受けない、受けても死なない、そう言うコンセプトの人でした。

 

突発的な暴力には慣れきっていて、突然後ろから殴りかかられても、狙撃されても、無差別な範囲攻撃をされても全部対応するような人でした……。

 

暴力に訴えかける、失敗です……。

 

 

 

そうだ!無視しましょう!虐めの基本です!

 

……私が虐められたいんですけどね、おかしいですよねこれ。

 

「鹿島ー」

 

「つーん」

 

「?」

 

「無視でーす」

 

「おやおや、悲しいな」

 

「ふーんだ」

 

さあ、どうします?提督!怒りますか?怒っちゃいまああああああ?!!

 

「鹿島ー、鹿島は可愛いなー」

 

ギュってされてるううううう!!

 

「鹿島ー、俺とお話してくれるかなー」

 

「えへへへへぇ、はぁい❤︎」

 

はっ?!!

 

だ、駄目よ鹿島!欲望に負けちゃ駄目!!

 

「だ、駄目ですぅ!提督なんてもう知りません!無視しちゃいます!」

 

「そんな寂しいこと言わないでよー」

 

ほわああああああ!!

 

+撫で撫でえええええ!!!

 

「鹿島の可愛い声が聞きたいなー」

 

「駄目ですからぁ❤︎」

 

「そう言わずにさ、俺とお喋りしよう?ねっ?」

 

壁ドンんんんんん!!!

 

「は、はいっ❤︎お喋りしましゅ❤︎」

 

「ふふふ、それは良かった、それじゃあ行こうか」

 

お姫様抱っこまでえええええ!!!

 

 

 

「ふぅ」

 

駄目ですねこれ……、駄目ですね。

 

これは……、駄目ですね。

 

ああ、もう、いっそ、こうしましょう。

 

「その、提督。提督はどうしたら、私達に怒ってくれるんですか?」

 

本人に直接聞こう。

 

「んー?俺、君みたいな可愛い女の子には何されても怒らないよ?」

 

「そんなことないでしょう!感情があるなら、必ず怒るツボはあるはずです!」

 

「そんなの無いけど。美人には何されてもオールオッケーよ」

 

「例えば、例えばそう、いきなり殴りかかられたら?!」

 

「ダンスのお誘いかな、と思うよ」

 

「ポジティブですか?!」

 

「まあ、それは冗談だとしても、俺がなんか悪いことやっちゃったんだなって反省して、誠心誠意謝るよ」

 

「理由なんてない、物盗りとか、快楽殺人とかだったら?」

 

「物盗りの女の子なら、お金をあげるし、快楽殺人犯の女の子なら、殺されてあげるよ」

 

「どう言う神経してるんですか?!」

 

えーと、えーと……!

 

「じゃあ、作った料理を投げつけられたら?」

 

「俺の腕が悪いんだなって思うよ」

 

ええー……。

 

「そうだ、妹さん!妹さんに危害を加えてきたらどうです?」

 

「妹なら自力でなんとかすると思うけど……、一応止めるかな」

 

「怒らないんですか?!」

 

「妹を狙うってことは技術系の問題だろうし、妹に技術提供を依頼するよ」

 

相手が可愛い女の子なら、肉親に危害が加えられても怒らない……?!

 

「でも、怒らないってことはないですよね?感情が欠落しているとかでは……」

 

「いや俺も相手が男か不細工なら怒るよ」

 

「例えば、どんな時に?」

 

「ホモにロックオンされた時とか」

 

それは、まあ、怒るでしょうね。

 

「いきなり殴られれば殴り返すし、殺そうとしてくれば殺し返すかもしれない。極力殺さない主義だが」

 

そう、ですか……。

 

はっ、そうだ!

 

「私が男になれば……?!」

 

「その場合、ショックで自殺するね」

 

では、無理ですね……。

 

 

 

結論として、提督は怒らないことが分かりました……。

 

でも、土下座して頼み込めば、鞭で打ってもらえるのも、また分かりました!

 

将来的には、土下座している頭を上から踏みつけてもらったり、言葉責めしてもらいながら鞭でしばいてもらったりとかも予定してます!

 

ちょっとづつ、ドSへの道を歩んでもらいますからね❤︎

 




鹿島
ドMの変態。

旅人
美人に弱い。
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