仮免で道路逆走して落ちたことあります。
あ、活動報告に設定集上げました。
「さあ始まりました楽しい楽しい黒井鎮守府猛レース大会!解説はこの俺、旅人こと新台真央がやらせていただきます!よろしくどーぞ!」
『旅人の妹の新台花凛だ。アメリカから通信用ドローンで見てるぞ。このレースの技術部を提供している。よろしくどうぞ』
さて、と言う訳で。
レースだ。
レースですよ。
某動画サイトで生放送しつつ、レースなのだ。
「かーぜに、なりーたいー」
皆んなには決して諦めずにウィニングランしていただきたい。レッツエンドゴー。
いや、レッツゴーレッツゴーレッツエンドゴーの方が有名か。
「さて、トップは島風、サイバスター。次点で菊月、ホワイトグリント」
俺はウイスキーで喉を潤しつつ、実況する。
『この調子なら私が一番ね!だって速いもん!!』
甘いぞ遊戯!!
いや、島風!!
速いだけではクリアできんのがこの黒井鎮守府猛レース大会よ!!
『って、何あれぇ?!』
「はい、解説しましょう!あれは!俺が夜なべして作ったプラモデルに、某ケロン人提供の万能兵器化飲料をぶっかけたもの!つまり!」
ガンダムバエルの群れです。
草バエル。
『そんなのありー?!』
「はーっはっは、知らん知らん!簡単にはゴールさせないもんね!」
こう言う催し物は思いっきり遊ぶべきだと俺は思う。
派手に行こうか。
『ううう、もー!ディスカッター!!!』
剣を抜く島風のサイバスター。
続く菊月も。
『うおっ?!何だあれは?進行妨害か?……ならば倒す他あるまい!』
三日月のガンダムバルバトスルプスレクスも。
『……蹴散らします』
中には。
『えー?!無理無理、相手してらんないよー!と言う訳で、お先にっ!!』
タゲを他人に擦りつけて、先行する鈴谷のオーガス。
『あっ、鈴谷!!』
『待てっ!!』
そして予告通り音速で空をかっ飛ぶクラシックカー、とデモンベイン。
白露型だ。
『島風は速いからね、少しばかり妨害させてもらおうか。……マダラスの笛ッ!!!』
『きゃっ?!羽がっ?!!』
秘儀の発動により召喚された大蛇が島風のサイバスターの羽を傷つける。これで島風一強から勝負は分からなくなってきた。
『それじゃあ、お先に』
飛んでいくクラシックカーとデモンベイン。
『ぐぬぬぬぬ!後で覚えてなさい、時雨!』
『ははは、怖いな。僕はルールに従って行動しているだけなんだけどね』
さあ、第二関門。
俺が用意したのは……。
「俺が手塩にかけて育てた……!」
巨大エロ触手の群れだァーーー!!!
……しっかし、ロボにエロ触手嗾けてもなあ。
俺は別に。
特殊性癖の人は喜ぶんじゃない?
世の中にはモビルスーツで射精する人もいるらしいし。
『うへえ、気持ち悪っ!』
嫌悪感を露わにする霞。
乗機はアバレンオー。
ドリルとクローでエロ触手を千切るわ抉るわ。
名前に違わぬ暴れっぷりだ。
『こんなもの、空を飛べば……』
空中に逃げようとする菊月。
しかし。
『ぐおっ、脚を掴まれ……、うおおおお?!!』
引き摺り下ろされる。
『クソ、ならば、これだっ!アサルトアーマー!!』
アサルトアーマー……、ホワイトグリントの周囲に展開されているプライマルアーマーと言うバリアフィールドを攻勢展開、周囲を薙ぎ払う機構だ。
『ふう、行くぞ』
しかし、その代償として、一時的にプライマルアーマーが消えるのだ。
つまり。
『隙ありっ!ブロウクンファントム!!』
『ぐおっ、しまった?!!』
バリアがなくなる。
『クソっ、ブースターを……!よくも!!』
『油断したなぁ、白いの!このガングートのガオファイガー、先行させてもらうぞ!!』
ブースターを吹かすガングート。
『ヨグ=ソトースのこぶし!!!』
『ぐああ!!!』
海風にブースターを破壊されるガングート。
いやー、勝負は分からなくなってきた。本当に分からん。
ジャガーくらい分からん。
第三関門、四脚スナイパーACの群れだ。
「狙撃を回避しながら進むのじゃー」
のじゃのじゃー。ってな。
初春あたりにユーチューバーやらせるか?
リアル和風のじゃロリユーチューバー娘さんだぞ。
これは行ける。
さて、レースはどうなってるかな?
『狙撃ですか』
滅茶苦茶な機動で回避する三日月。
『効かないねっ!!!』
不規則な動きで回避、防御しつつ飛行する木曾。乗機はブラックゲッター。
『危ないですわねっ!』
華麗に回避する熊野。因みに乗機はオーガスII。
『効かないもんねー』
『流石です北上さん!』
大井と北上はガンバスター。防御力でゴリ押し。
皆んな頑張れー。
『ううー、私の前を走らないでっ!』
島風のサイバスターが剣を振り回す。
『チッ、駆逐艦はこれだから。ウザいなあ』
『北上さん、バスタートマホークです!』
『うんっ!行くよ大井っち!』
『『やああああっ!!!』』
おー、戦ってる戦ってる。
さあ、第四関門。
『な、何だ?!』
『あれ?スピードが……』
「ふはは、ここでは特別なルールがある!!」
『『『『特別なルール?』』』』
さあ、スペシャルアドバイザー、幸子カモンッ!!
「フフーン!どうもどうも!世界一可愛いボクでーす!」
『は?』
『何やこいつ』
『早く説明して』
イライラの艦娘達。
「わ、分かりました。ここはですね、カワイイものしかスピードを出せない空間なのですよ!」
『『『『は?』』』』
「世界一可愛いボクが、皆さんの機体を鑑定して、カワイイ機体だけがスピードを出せると言う設定です!」
設定とか言うなや幸子ォ!!
「とりあえずその黒いドクロのロボットはダメですね!とても女の子のチョイスとは思えません!」
『えっ?』
『うわっ、速度が?!』
古鷹アンド加古のマジンカイザーsklはスピードを失った。
幸子鑑定のお眼鏡にかなわなかったようだ。
「黒いクラシックカーはまあまあセンスありますね!カワイイかって言うと微妙なところですけど」
『よし』
『それなりですね』
『うん』
白露型のクラシックカーはまあまあの速度が出た。
「パラス・アテネ!黄緑がカワイイです!形はちょっと虫みたいで嫌ですけど」
『うん、上々ね』
サラのパラス・アテネもそれなりだ。
「ウイングガンダムゼロカスタム!!天使みたいで綺麗です!行ってよし!!」
『やったわ!』
五十鈴のウイングガンダムゼロカスタムは加速した。
「ガンダムローズ、中々にエレガントな感じですね!」
『よしっ!』
暁のガンダムローズも加速。
さあ、どうなる……?
数百キロのデッドヒート、その勝負の行方は……?!
旅人
実況。
妹
解説。
誰が一位になって、旅人に何でも言うことを聞いてもらえる券をゲットしたのか!読者の皆様に決めていただきましょう!