俺は刃牙とはたらく細胞とオーバーロード見てます。
はたらく細胞面白すぎて覇権では?とか思ってる。
血小板ちゃん可愛いレイプしたい。
「では、始めましょう。黒井鎮守府コロシアムです」
「やめよう?」
いつぞやの予告通り始まってしまった、黒井鎮守府コロシアム。
艦娘の本気の手合わせが観れる、らしい。
だが、そんなことは許されない。
仲間同士で殺し合いなどと……。
「いえ、これは私達のためでもあるんですよ」
「なんで?」
謎理論を振りかざす大淀。
「最近の深海棲艦は正直言ってヌルいですから。艦娘同士で真剣な訓練をした方が為になります」
「だからといって態々実戦形式にしなくても」
「訓練ですから。実戦形式でなければ為になりません。それに、提督の走狗達が噛み合いをするだけ……、言わば闘犬のようなものです。心配はいりません」
「俺は君達を犬と思ったことはないよ」
「ありがとうございます。では、第一試合!」
「話聞いて?」
大淀の強引なところ、好きだけど嫌いだよ?
「……それに、何もこんな見世物風にすることないじゃん、悪趣味だよ。俺は古代ローマの王様じゃないよ?」
「いえ、提督は古代ローマの王よりも尊く、偉大なお方です」
んもー。
「ぶっちゃけ暇過ぎて殺し合いくらいしかすることがなくなってます」
「もっと穏やかな選択肢をだね」
「どう取り繕っても私達は兵器ですから。戦わないとフラストレーションが溜まるのです。何卒お願いします」
はぁ、そうきたか。
確かに艦娘は戦うもの、平穏な暮らしは性に合わない、らしい。
艦娘に戦うなと言うのは鳥に泳げと言っているようなものか。
「……危ないと思ったら止めるからな」
「もちろんです」
まあ、じゃあ、やる?
やるの?
分かったよ……。
「それでは第一試合!明石対夕張!!」
「待って」
「何か?」
「俺の記憶が確かなら、その二人は親友同士だよね?よりにもよってそんな対戦カード組むか普通?」
「ほら、あれですよ、不良漫画とかでよくある、夕焼け空をバックにしての殴り合いみたいなもんです。友情を確かめ合うみたいな」
「言うねえ」
え、良いの?
そう言う感覚なの?
「因みに、この一戦は黒井鎮守府の技術力を見せるデモンストレーションでもあります!」
なるほど。
「では、開始です!!」
さて、黒井鎮守府のグラウンドの仮設コロッセオを見る。
半円形の透明なバリアフィールドがグラウンドの中心を中心に展開されており、そのバリアの外側にはそれを囲むようにして仮設された腰掛けがいくらか。規模や材料は手抜きだが、安全性はしっかりと考慮されたコロッセオもどきになっている。
むしろ一晩でよくもまあここまで形にしたな。
艦娘達全員は、コロッセオの席で応援したり野次を飛ばしたりしてる。
実にローマ的だ。
さて……。
いつもの笑顔で、いつもの調子で武器を向け合う二人。
「行きますよ明石さーん!」
「かかってきて下さい夕張ちゃーん!」
「「あははははははは!!!!」」
対戦ゲームをやるかのような気軽さで、戦いは始まった。
「ハイメガキャノン!撃てーっ!!」
先攻は夕張、ハイメガキャノンなる巨砲から極太のレーザーの奔流を放つ。
流星の煌めきのような一閃、だが、明石は身の丈以上の巨大なレンチ、ライアットジャレンチを盾にして防ぐ。
「うおおおおお!!!」
そのまま前進を始めた明石。物凄い防御力だ。
「チッ!インコム、行けえっ!」
有線の子機を飛ばして多方向からレーザーを照射する、インコムを放つ夕張。
「がっ?!効きませんねぇ!!!」
少し怯んだがそれだけ。
「行きますよ!チェインデカッター!!」
「くうっ!!」
咄嗟にハイメガキャノンを盾にするが。
「でええりゃあー!!!」
一対のチェーンソー、チェインデカッターに十文字に切り裂かれる。
「ああっ、このハイメガキャノン、良い出来だったのに!やりましたね?!」
「甘いんですよ夕張ちゃーん!」
大きく回転しながらチェインデカッターを叩きつけるように斬りかかる明石。
しかし、それを屈んで回避した夕張は、新たな武装を召喚する。
「ドリルッ!アーンド、高周波ブレード!」
大型のドリルと高周波ブレード……。
両手に持ったそれで襲いかかる夕張。
「だから甘いんですよぉ!!!」
しかし、拮抗したのはほんの数秒。
ドリルは捻れ、高周波ブレードは折られる。
「少し保たせれば、良いんですよ、何故なら!!」
「ッ?!ヤバっ?!」
「荷電粒子砲!!!」
その威力は殺す気満々では?
「ぐ、う、おおおおおお!!!」
「嘘?!押し返す気?!どんな装甲よ?!!」
「はあっ!!!ライアットジャレンチよっ!!!」
巨大なレンチ、ライアットジャレンチで荷電粒子砲の滅びの光を押し弾きながら、ブースターで前進する明石。
物凄い防御力と出力だ。
「こ、わ、れ、ろぉ!!!」
「ああっ?!」
荷電粒子砲を破壊して、ライアットジャレンチで夕張の胴体を掴む明石。
「はあああああっ!!!」
「きゃあああああ!!!」
地面に叩きつけられる夕張。
これは勝負ありだな。
「勝負あり!勝者、明石!」
歓声が上がる。
まあこの結果は分かってた。
明石は黒井鎮守府でも最強の一角。
夕張では勝てない、よな。
そもそも、夕張の得意な距離はロングレンジ。インファイターの明石に懐に踏み込まれた時点でキツイ。
あの並みの戦艦以上の出力で押さえつけられれば、大抵の艦娘はお手上げだ。
それに、明石はまだ、エネルギーの完全開放状態であるマグナモードを使用していない。夕張もえげつないほどの武装量や次元兵器を見せつけてない。全力じゃなかったってことだ。
「えーん、私の荷電粒子砲がー!」
「よしよし、ポーション飲んで、ほら」
「はい……」
回復させてと。
OK。
さて、次だ。
「第二試合、天龍対神通!!」
ほー、サムライ対サムライ。
「よっしゃ、行くぜ!」
サイボーグ、ではないが、高周波ブレードの使い手、天龍と。
「御前試合、仕ります」
天空宙心拳、天空真剣の使い手、狂気のサムライ女、神通のエントリー。
二人は前に出て、構える。
天龍は霞の構え、神通は正眼の構え。
攻撃的な性格の天龍と、型にはまった性格の神通。異なる二人の立会い。
「では、始め!!!」
「はあっ!!!」「疾ィッ!!!」
声が、交差する。
電光石火、高速の突きを放つ天龍、対する神通は突きに袈裟斬りを重ねるように放つ。
轟音。
それと共に弾かれあった二人は、またもや一足一刀の間合いに。
「やるな、神通」
「天龍さんこそ」
お互いに笑い合う二人。
「だが」「だけど」
「勝つのは俺だ!!」「勝つのは私です!!」
間合いを詰める二人。
「ガァぁあ!!!」
「チェストォ!!!」
獣のように吠える二人の影が、またもや交差する。
また、剣と剣が弾かれあった……!
「シィぁあ!!」
しかし、再起動するのは、神通の方が一瞬早い。取った好機、逃さずに、神通は攻める。
「やああああ!!!!」
それは、まるで、斬撃の嵐。
俺ですら、見るのがやっと。見切ることは難しいだろう刃の煌めき。
「はあああああああ!!!!」
「くっ」
しかし、天龍はそれをシノギ。
「そ、こぉ!!!」
そしてカウンター。
「?!、ぎ、いぃ!!」
直前で身を躱す神通。あそこからカウンターを避けるとは、達人だ。
そして間合いが離れた時、天龍は徐ろに高周波ブレードを鞘に納めて……。
「はぁあ……、シィっ!!!」
抜刀術……!!
必殺の威力を込められたそれを、どう凌ぐ……?
「天空真剣」
来た!
「ハヤブサ斬り!!!」
天空真剣の奥義で相殺した!
「ならぁぁぁ!!!」
天龍は高周波ブレードを踵部艤装に装着して、紫電を纏いながら回転斬撃を繰り出した。
「雷神光臨!!!!」
「稲妻二段斬り!!!!」
電気の渦が火花を上げる。
煙が晴れるとそこには……。
「へっ」
「……やりますね」
刀が折れた二人がいた。
「引き分け!!!」
大淀の声が響く、が。
「いや、違うね、俺の負けだ」
あら?どうした天龍?負けず嫌いの君が。
「神通は素手でも天空宙心拳がある。刀を折られた時点で俺の負けだよ」
ほーん、そうかい。
「……では、勝者は神通とします!!」
と、大淀の宣言。
成る程、素晴らしい戦いだった。
「どうでしょうか、見世物としては上等かと」
「いや、見世物とかそう言う言い方はアレだけど、中々に興味深いねこれは。君達の成長が見れて嬉しいよ」
「ありがとうございます。では、次の対戦も是非お楽しみ下さい」
「あ、ああ」
さあ、見ようか。
艦娘の力を……。
明石
艤装はMS少女とか武装神姫みたいな感じ。身の丈を超える巨大なレンチ、『ライアットジャレンチ』、両肩にマウントされる一対のチェーンソー、『チェインデカッター』、腰にワイヤで繋がれてヌンチャクになるスパナ、『ブンマースパナ』、釘打ち銃、『ギークガン』を装備。重装型、高出力。
夕張
こちらも武装神姫感。荷電粒子砲や時空湾曲兵器、相転移砲、全方位バリアシステム、高性能迎撃システムなど高性能な兵装が多い。リアルロボットタイプなので防御力は低め。
天龍
サムライ。高周波ブレード一本でどんな敵にも対応する剣豪。殺人剣のミームに目覚めており、キレると耳の非固定ユニットが赤く光る。
神通
サムライ。怪しげな拳法と剣術を使う狂気のサムライ女。訓練が趣味で、人が軽く死ねるレベルの厳しい訓練を自他に課す。