初潮少し前くらいからですよ?別に普通では?
これが乳幼児に欲情するとかならドン引き案件ですけど、9歳くらいの女の子になら誰でも欲情するでしょ。
そして言っておきますけど、三十前半くらいのお姉さんにも欲情しますからね?
極まっている時はリオレイアで抜いたこともあります。
異常性癖みたいに言われるのは心外ですよ!
あと300話ありがとうございます!
あとあと、ランキングもありがとうございます!追加更新!
さあて、日本はすっかり秋。
先日の大建造祭りから一ヶ月くらい経ったかな?
新入りも、訓練をこなしつつ鎮守府にも慣れたみたいだ。
良かった。
まあまだ一ヶ月だし、俺に惚れるとかはないだろう。
あっはは、ないない、海防艦とかロリってかペドでしょ?
そんな幼い子を口説いたりなんてしないよ!
ペドになんか絶対負けたりしない(キリッ)!
「司令❤︎占守は司令がだーい好きっす❤︎」
「司令❤︎好き❤︎好きです❤︎」
「司令、ちゅーしよ?ちゅー❤︎」
ペドには勝てなかったよ……。
いや違うんすよ……。
これは、違うんすよ……。
あるぇー?
おっかしいなー?
口説いた覚えはないんですがねー?
「え?占守、俺のこと好きなの?」
「愛してるっす!」
愛してるときたか。
「ほら、俺ペドフェリアじゃないから」
「駆逐艦にも手を出してるんで海防艦も行けると思うっす」
それを決めるのは君じゃねーよ?
「占守、まだあの日きてないっすから、やり放題っすよ?」
「あの日とか言わないの!」
めっ!
「でもその内気合いで排卵するっす」
「気合いで?!」
女の人って気合いで排卵できるもんなんだ……。
でも俺の知り合いの土方の女の人は気合いで孕まないって言ってたし、気合いでどうにかなる部分もあるのかも……、いやねーよ。
「ほら、良い男紹介するから」
「司令より良い男って存在するんすか?」
悔しいが何人もいるよ。
懐から写真を取り出す。
「ほら、この人なんてどうだ?剣獅子丸ってんだけど、俺より強いぞー」
「嫌っす、司令が良いっす」
「じゃあこっちはどうだ、東方仗助ってんだけど、優しくて良い男だぞー」
「嫌っす、司令が良いっす」
「これならどうだ、火野映司!知り合いの旅人なんだが、これまた良いやつで」
「嫌っす、司令が良いっす」
「んもー!」
何だってんだ?
俺の何が良いんだ?
ただ超イケメンなだけだろ俺なんて。
もっと他に良い男いるよ。男は顔じゃないだろ?
「占守、俺に拘る必要はないんだよ?皆んなが俺のこと好きだからって占守まで俺のことを好きになる必要はないんだ」
「皆んながどうこうとかは関係ないっす。占守は司令が好きっす」
「それはほら、あれでしょ?お父さんに好きって言うやつでしょ?」
「いえ、一人の女として愛してるっす」
んんっ。
「今すぐにでも抱いて欲しいっす」
「よ、よしよし、抱っこか、良いぞー」
「……分かってるっすよね?」
「な、何のことかな」
「なら……」
「んっ?」
ありゃ、キスされ……、待て待て、舌を入れるんじゃない!
「っぷはあ……❤︎これが占守の気持ちっす❤︎」
占守ー……!
「だ、駄目だぞ占守、俺じゃ君を幸せにできない」
「それを決めるのは占守っすよ」
「それに、ほら、酷いことされちゃうぞ!ほら、えっと、スカートをめくられたり……」
「はいっす」
スカートをめくって見せる占守。
あらおパンティのカラーは、白か、可愛い。
「司令にとっては子供に見えるかもしれないっすけど、占守はちゃんと考えてるっす。考えた上で、司令が好きなんすよ」
「そっか……。因みにどこが好きなの?」
「全部っす(即答)」
そっか……。
「まあ強いて言えば占守的には司令のその飄々とした性格が好きっすねぇ。風に揺られてどこまでも遠くに行っちゃいそうなところが素敵だと思うっす」
そうか。
「あとハンサムな見た目も好きっす」
そうか。
「それと正面から甘えても大丈夫な頑丈さとか」
そうか。
「ちょっとエッチなところも可愛いっす。それとそれと、優しくて料理上手でお話も面白くって」
「分かった、分かった」
参ったなあ、これ、本気で惚れられてるぞ。特に口説いた覚えはないんだけどなあ。
「あと、いつも占守に可愛いって言ってくれるのが凄い嬉しくって……。訓練を頑張ると撫でてくれたりとか……、えへへ」
そんなモン挨拶みたいなモンでしょ。リップサービスは基本。ああいや、本音だしリップサービスでもねえのか?
俺は基本褒めて伸ばすタイプだからね。
「あとは遊びに連れて行ってくれたりとか、色々買ってくれたりとかするし、一杯愛してくれるのが嬉しいっす❤︎」
いやそれはほら、愛情にも色々あるじゃん。家族愛みたいなモンだったんだがね。
「兎に角、大好きっす、愛してるっす、二度と離さないっす。占守も司令のお嫁さんになるんで、あとよろしくっす」
……っすかー。
「おや、香取ーヌ」
「香取です」
「俺の知り合いに秋本カトリーヌ麗子って婦警がいてな」
「はあ」
「いやあ金持ちは凄いね」
「提督も中々にお金持ちな生活をしていると思いますが……」
そう?
まあ今は金があるから使ってるだけだよ。
「ですが、男の人の価値はお金を持っているかどうかではありませんから。そんなこと関係なく、私は提督が好きですよ」
そっか。
香取は良い女だな。
美人なんだから金にがめついくらいで良いのにな。欠点がないって怖いわ。
俺なんて欠点が多いってか欠点そのものみたいなもんなのに。
「まあでも、俺は香取の守備範囲外だしな?」
「え?そんなことないですけど?」
「えっ?だって香取、ドSなんでしょ?」
あの知り合いの魔人探偵みたいに。
「ええっ?!ど、どこからそんな根も葉もない噂が?!」
「巷の方で」
「巷の方で?!」
え?違うの?
「でも鞭とか持ってるし」
「偏見ですよぉ!私は別に、他人を虐めて喜ぶ趣味はありません〜!」
「ええ〜?ほんとでござるか〜?」
「本当です〜!」
「でも眼鏡だし」
「関係ないですぅ〜!」
そうなの?
「もー!疑り深い提督なんて知らないですっ!」
「ごめんごめん」
御機嫌斜めの香取ーヌの頭を撫でてやる。
「んぅ、ぎゅってしてくれなきゃ許しません」
「はいよー、はいはい」
抱きしめてやる。
「んー❤︎許しちゃいますぅ❤︎」
可愛いやつめ。
あれ?てかこれ、
「香取も俺のこと好きなの?」
「はい、もちろんです!」
んー。
困るなあ。
これ以上嫁が増えると大変なことになる。
社会的な立場とか色々。
「姉妹共々、提督のご寵愛を受けたいな、と」
「おぉん」
ご寵愛だと?
「俺は王様じゃないんだがね」
「いずれ世界を手に入れるお方でしょう?陛下とお呼びしましょうか?」
「柄じゃねえよ」
世界、世界ねぇ……。
確かに世界征服はするが、武力を以ってではない。
知り合いの世界征服目指してる軍曹殿も武力での侵略は時代遅れと言っていた。
それに、征服と言う意味ならほぼ達成している。
膨大な海に関する利権を手にしているからな。
海を制しているから、法外な利益を上げることができるし、世界征服は成ったとして良いだろう。
今の政権に文句もないしね。
なんか知らないけどうちの子達が色々工作して軍部に食い込んでるし……、事実上、黒井鎮守府は独立した武装勢力になりつつある。
即ち、俺が昔ちょっと関わった……、そう、アウターヘイブン化しつつあるってことだ。
ああ、アウターヘイブンってのはまあ、昔ちょっと色々あった、とある傭兵が作った傭兵の国、みたいなもんで。
各国に武力と兵器を輸出する、と言う形で成り立っていた国だ。
それを言えば黒井鎮守府は……、百人を超える多彩な兵員、艦娘と、各種機動兵器多数、核兵器まで保有している。
そして領土は移動要塞黒井鎮守府。
その気になればアウターヘイブンと同じことができる。
……深海棲艦がいなくなれば、経済的に海を支配するのは俺達だ。
そして、圧倒的な武力を輸出する傭兵会社に……。
うーん、あり得そうで怖いな。
「なあ香取」
「はい?」
「黒井鎮守府がPMCになったらどう思う?」
「え?最初からPMCで、副業で貿易業やってるもんだと思ってました」
マジで?
「だって、政府からの支援、一切ありませんし。最早軍隊じゃないですよね、私達」
「そ、そうだけどほら、日本への帰属意識とかは?」
「多少はありますけど、私からすれば、私の知る日本はもうありませんから」
確かに、艦娘が知る日本は戦時の日本だ。
「ですから、私達からすれば、この黒井鎮守府での生活が全てなんですよね」
成る程な……。
「まあ、皆んな一緒に気ままな傭兵稼業ってのも悪くねえ、か」
「そもそも、提督と一緒にいられるなら何だってやりますよ」
俺達の行き着く先はPMC、か。
それもまたアイカツ、悪くねえ。
……悪くねえな。
海防艦
気合いで排卵した。
香取
鹿島ールの姉。別にSではない。