やっぱあれですね、確実に弱く愚かな存在を苦しめて殺すのは気分が良いですね。
でも、俺はどちらかと言うと、何の罪もない女の子をイジメる方が好きです。
明らかに知能が低い存在ではなく、知恵も力もある存在が、プライドを捨てて命乞いするのって最高に無様で良いと思いませんかね?
最初っからゴキブリレベルの生命体がいたとしても、それをいじめようとは思わないかなあ。
ああ、でも、高評価の作品とかは凄かったです、文章力とか。サイコパス描写、多数の拷問描写、心理描写とかは真似していきたいなと思いました。
隠密戦のスペシャリスト同士が対決をする。
「あ、ドロロ兵長いたんだ」
「酷いでござる、旅人殿?!」
「ジョーダンよ、ジョーダン。……んー、うち、直接戦闘なら、兵長に匹敵するレベルの子何人かいるけど、今回は隠密戦ってことなんで」
「そちら側にもアサシンと呼ばれる艦娘がいる、とか?」
「いるけど……」
兵長は馬鹿みたいに強いからなぁ。
まあ、ウチの子なら……、足柄、か?
直接戦闘も暗殺もバランスよくできるし。どちらかと言えば直接戦闘の方が得意か。あと、小手先の技術。
暗殺という一点なら羽黒、バランス型なのが妙高、フリーランが一番得意で技量が高いのが那智。
「じゃあ、足柄、頑張ってな。見た目に反して宇宙規模レベルで強いから、胸を借りるくらいの気持ちでikea」
「ええ、分かったわ」
「それでは、始め!」
はい、フィールドは裏山。
十分に離れた距離から開始。
「そいやっ!」
木々の間を駆け巡る兵長。あー、やっぱ速え、素の俺よりいくらか速いってとこか?相当だな。
一方、フリーランで森の中を飛ぶように駆ける足柄。
妙高型のフリーラン……、パルクールの腕は凄まじく、ほんの1センチに満たない小さな出っ張りさえあれば、キロメートル単位で登れるし、平地で走らせても人類よりずっと速いスピードで動く。
まあしかし、スピード的には兵長の方が速いな。
だが、相手を捕捉したのは足柄の方が早かった。
足柄の鷹の目が兵長を捉えたのだ。
奇襲をかける足柄。
「むっ?!殺気?!!」
兵長は辺りを見回す。
「……成る程。殺気というものは、中々に隠しきれないものでござる。敢えて殺気を振りまくことで、位置を悟らせないとは」
と、感心した様に呟く。
「死ね」
兵長の頭上から舞い降り、アサシンブレードと呼ばれる手首の隠し剣で脳天を狙う。
「甘い!」
だが、超反応でこれを完璧に防ぐ兵長。おお、スゲー、俺なら掠ってるぞあれ。
「奇襲の前に、場の殺気が揺らいだでござる……。流石に気付くでござるよ」
「あら、残念」
失敗と悟るや否や、即座に離脱し、更なる奇襲を狙う足柄に、兵長は追いつく。
「御免!」
「フン……」
兵長の小太刀の一撃を手甲で弾くと、その場に置く様に爆弾を投げる足柄。
「くっ!」
爆弾を弾き飛ばす兵長は、それで一手失う。
その隙に、大円月刀を大きく振りかぶる足柄。
足柄は暗殺者の割には強いパワー、腕力を持ち、重量武器で力を溜めて振り抜く一撃はガードや防具ごと敵を叩き潰す。
「はあっ!!!」
「ぐ、うっ!」
軽く吹っ飛ばされる兵長。
小太刀で上手く受けたが、力の全てを受け流すことはできなかったようだ。
「がああああァ!!!」
猛烈に攻める足柄。
基本的に脳筋。防具を着込んでいる相手も、死ぬまで殴れば死ぬでしょと言わんばかりにパワーでゴリ押すので怖い。
人間は愚か、異星人であるケロン人やその他知的生命体を遥かに超えた膂力から放たれる連撃は、一撃一撃が致死。
「くっ、はっ!やっ、とっ!」
しかし、兵長とてプロ。更に、このような、人外の存在との戦いの経験も十分。自らの腕力を大きく超えた一撃を避け、いなす技量がある。
「そこっ!」
隙を見つけて連撃の合間に一撃を入れるが、
「駄目ね」
それはもちろん、罠だ。
足柄のスタイルは丁重なゴリ押し。
豪胆かつ、狡猾。
足柄がその気になれば、数分間は無酸素運動が可能だ。つまり、何を意味するかというと、数分間の間、一撃で戦車の装甲板を引き裂くような攻撃を、途切れさせることなく続けられるのだ。
足柄を、艦娘を相手にする場合、人の形をした戦略兵器だと念頭に置く必要がある。
しかし、初見の兵長にそんなことが分かる訳もなく、まんまと腕を掴まれ……。
「爆ぜろ」
「投げッ……?!」
地面に叩きつけられた。
「ぐっ、危なかったでござる、ギリギリで受け身がとれたでござるよ……」
「あら、やるじゃない」
あー、その、ね。
兵長も、ただの兵隊さんじゃない。
ケロン軍の特殊部隊、「アサシン」のトップだった男だ。
この兵長も、並ではないということだ。
「ドロロ忍法!流星斬り!」
兵長は、投げられて離れた分、遠距離攻撃をしようと斬撃波を飛ばす。
「脆いわね」
しかし、その斬撃波を素手で砕く足柄。ッヒュー、怖ーい。
「な、なんと!ならばっ!!」
分身して多方向から攻める兵長。
「あー……、これはちょっと、アレね」
「覚悟!!!」
「切り札を切らなきゃねえ?」
「な、何っ?!!」
艤装召喚。
剣を抜くと、稲光が迸る。
エデンの剣……、超古代文明の遺産。
雷が轟き、空間を焼く。
足柄ほどの使い手に、電撃を放つ剣。
正に、鬼に金棒である。
「何でござるか、それは!!」
「さあ?提督からの貰い物よ」
「くっ、アサシンマジック!鑑定眼力!……古代文明の秘宝、群衆の支配?!そ、それは、人の持つべきものでは」
「五月蝿いわね……、所詮道具よ。どう使おうが私の勝手じゃない」
足柄は基本的に難しいことは最低限しか考えない。
「ならば!!変異抜刀!ドロロ斬りっ!!!」
「なっ?!突っ込んで来る?!!くっ、お、あああ!!!」
さて、勝負の行方は……?!
「……はぁ。負けたわ。降参よ」
「ふぅ……、いや、拙者も危なかったでござるよ」
軽く肩に火傷をした兵長と、首元に刃を突きつけられた足柄。
うーん、流石に。
勝てなかったか。
……しかしまあ、足柄も手を抜いていたところはある。
もちろん、兵長も奥の手である鬼式などは使っていない。
双方、「アサシン」故に、力の底は見せない、ということかね。
最後に競うのは。
「俺?」
「我輩でありますか?」
地球侵略シミュレーターによる、侵略速度の競い合い、だそうだ。
「まあ、良いけど。じゃあ、やる?」
「負けないでありますよー、旅人殿!」
「フゥン、大淀、デュエル開始の宣言をしろ」
「デュエル開始ィッ!!!」
さて、始まりました、地球侵略シミュレーション。
俺は、初期に用意された資金で、テロ組織に資金を横流ししつつも、PMCを結成し、テロの鎮圧を図る。
「むむむ……、まずはこう!」
軍曹は何故かバン◯イに投資してガンプラ工場を作らせた。
何やってんの?
「ケロロ……!貴様というやつは!!」
伍長がブチ切れる。
「ケーロケロケロ!見ておくでありますよ赤ダルマ君!」
俺はテロ組織を裏から操り、ついには核ミサイルの発射までやらせた。
「あ、あるぇー?お、おかしいでありますな?ガンプラで世界征服するはずが?!」
軍曹が苦戦しているうちに、マッチポンプにより、自ら組織運営した核ミサイル所有の最悪のテロ組織を滅ぼし、治安維持の名目で各国に兵を展開。
核ミサイルで荒廃した各国は、うちの兵士を借りる他選択肢はなかった。
そのまま、各国の主要部に食い込んで行き……。
「征服完了、と」
「ゲ、ゲーロー?!ば、馬鹿なっ!我輩のガンプラで世界を盛り上げよう作戦が敗れた、だと……?!」
俺は征服完了。三年と少しかかった。
軍曹は五年かけたが全く侵略できなかった。
最後は火力演習やったんだが、これは、まあ、良いだろう。
お互いに機動兵器出し合ってデータとった、とだけ。
スパロボ感。
終わりに、宴会。
その後、次の日に反省会という流れ。
宴会では、普通に飲みまくって、反省会では、戦った子達がこれからも精進すると約束した。
「軍曹、うちの子に上には上がいると良い経験を積ませることができたよ。ありがとう」
「なんのなんの!我輩達も色々とデータがとれたでありますし!感謝感激であります!」
と、お互いに握手して。
「「では、また!」」
また会おう、軍曹。
兵長
宇宙レベルの強さ。心優しいところくらいしか付け入る隙がない化け物の一人。足柄もかなり強いが、兵長は、足柄が全力でも殺しきれないくらいには強い。
軍曹
貫禄の侵略失敗。スペックは高い筈だが、趣味に生きているので、その能力が侵略に活きることはほぼない。